税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





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「第6回税理士実態調査結果の報告」~その6 成年後見業務への関与

2015 - 05/28 [Thu] - 20:15

それから成年後見業務に関する回答結果についてですが、ここにおいて「後見人等・監督人のいずれも受任していない」と答えた税理士は全体の94%。ほとんどの方が成年後見業務にたずさわったことが無いという実態がわかります。しかし、以前からこのブログで書いておりますように、民法などの法律・実務jに疎く、ただ税務しか知らない税理士がこういった成年後見業務にかかわることは法的知識不足から要らぬトラブルに巻き込まれる恐れが強く、個人的には税理士がたずさわるべき業務だと思いません。

実際に税理士会が主催する研修会に参加してみても、説明を行う講師が「まずはとにかく成年後見人になってみましょう。もしやっていてわからないことに出会ってしまったら、本会に遠慮無く質問して下さい!」と言っているわけですが、「まあ、なんと無責任なこと。『トラブルに巻き込まれたら、本会に問い合わせて!』って、本人がその程度の法的知識・実務知識しかもっていないのなら、そもそも成年後見業務なんてやるべきじゃないだろ?」と思ってしまいましたねぇ(笑)。

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「第6回税理士実態調査結果の報告」~その5 電子申告と会計専門家としての意識

2015 - 05/28 [Thu] - 20:13

そして地方税の電子申告に目を向けてみますと、平均実施率はほぼ50%。千葉会はやはり全国最低レベルです(笑)。ただ地方税の電子申告に関しては、今後も「行う予定はない」と答えた税理士さんが全国平均で26%、ほぼ4人に1人もおられるのは私にとってはちょっとした驚きでした。私の感覚で言えば、地方税を電子申告するメリットのほうが下手をすれば国税を電子申告するより遙かにメリットがある気もするのですが、世の中の税理士さんの感覚では一概にそうではないようです。

なぜ地方税の電子申告がこれほどまでに普及していないのか、その理由については謎です。もしかすると国税については当局から税理士会が強く協力を要請されたことや、国税OB税理士が多いという立場上の兼ね合いから電子申告の実施率が高いのかも知れません。一方で地方税は、当局になんの義理立てもする必要もないし、当局から強く要請されているわけでもないので、ただ単に保守的見地から行っていない、ということなのかも知れません。

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「第6回税理士実態調査結果の報告」~その4 報酬と関与件数の実態

2015 - 05/28 [Thu] - 20:11

続きまして、「平成25年中の税目別関与件数」に関するアンケートです。

これによりますと、税理士1人(たぶん、本当は1事務所あたり、だと思われますが)の平均関与件数は、国税で134件。まあ、これは到底税理士一人で処理できる件数ではないので、補助者が一人か二人程度いるのが想定される処理体制だと思います。

これも面白い傾向があって、都市部ほど関与件数は少なく、東京会や近畿会、千葉会あたりでは100件程度なのに、地方に行けば行くほど関与件数は多くなります。北海道では195件、南九州も186件、沖縄に至っては219件!おしなべて地方では大体160件を越える関与先を持っていることがわかり、このことからも地方の税理士さんの方が市場においては競争相手も少なく寡占状態で、従って十分な利益も得ていることが容易に推察されます。

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「第6回税理士実態調査結果の報告」~その3 利用ソフトのシェアが初めて分かった!

2015 - 05/28 [Thu] - 12:14

「第6回税理士実態調査結果の報告」から。

そして続いては事務所で使用している税務・会計ソフトメーカーについてのアンケート結果に移りましょう。このアンケート項目は今回からの新設項目なのでとても興味深いです。まず会計ソフトに関して言えば、全体的に見れば弥生が市場のほぼ30%を押さえていてトップです。しかし、時々面白いシェア傾向を示す地方会があって、ある地方会ではエプソンが、また別のところではICSが、はたまた違うところではMJSやJDL、TKCが強かったり、といった傾向があります。

おしなべて言えば、試験組が多くて若い先生が比較的多そうに思える都市部の会では弥生が強く、そうでない地方の会ではそれぞれのメーカーがうまいことOB税理士さんに取り入って自社製品を継続利用してもらっている、というところが見て取れますね。大体専業メーカーのソフトのほうが弥生より料金が高い傾向がありましたから、そういう意味でも田舎のほうが儲かっているOB税理士さんが多い、ということが言えるのかも知れません。

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「第6回税理士実態調査結果の報告」~その2 地方ではOB税理士が当たり前

2015 - 05/28 [Thu] - 12:07

続きまして「第6回税理士実態調査結果の報告」より。

それから「税理士となった資格」を見ていますと、全体としては試験合格者がほぼ46%を占めていて最多なのですが、これも地方によって大きく状況は異なります。試験組が多いのは主に都市部に限定され、東京会、東京地方会、千葉会などでは50%を軽く越える割合である一方、こちらも田舎に行けば行くほど試験組の割合は下がり、試験免除組、すなわちOB組が多数を占めることになります。

南九州会や沖縄会では50%を越えるOB税理士で占められていますし東北、東海、北陸、中国、四国の各会もOB税理士が40%を軽く越えて最多です。面白いのは名古屋会で、名古屋は都会であるにもかかわらずOB税理士が49.4%とほぼ半数を占めて試験組より多いです。

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「第6回税理士実態調査結果の報告」~その1 税理士の驚くべき高齢化

2015 - 05/28 [Thu] - 12:04

先日送られてきた税理士の会報「税理士界」に「第6回税理士実態調査結果の報告」という記事が出ており、とても興味深く読むことができました。以下、この報告の内容で興味が惹かれたものについて、何回かに分けながら触れてみたいと思います。

まず一つめ、税理士の年齢構成についてですが、全体として最も多い年代は60歳代で、平均して約30%だそうです。続いて50歳代、40歳代、70歳代、80歳代以上と続き、30歳代は10%ほど、20歳代に至っては、なんと0.6%しかいないのだとか。60歳代以上を合計すれば53.8%にもなり、税理士業界では世間の少子高齢化どころの話などどこ吹く風である実態がよくわかります(笑)。ヒドイですね。

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税理士にタックスプランニングの報告義務を課す

2015 - 05/28 [Thu] - 10:13

昨日でしたか、一昨日でしたか、新聞を見ていますと「税理士・コンサルタントに報告義務を!」とのタイトルが踊る記事が出ていました。内容をよく読みますと「税理士などが節税スキームを使って企業に大掛かりな租税回避行為を提案した場合には、その内容を報告させるようにする」といったものだったと思います。

記事を読んでいますと、そういうタックスプランニングを行った税理士に対して3千万円もの報酬を支払うケースもあるようで、世の中の大企業の中にはこういった多額の報酬を払ってでも国際的な租税回避行為を行いたいと考えているところもたくさんあるんでしょうね。もちろん武富士のように、相続税対策として大掛かりな国際的租税回避行為を企てるオーナーもいるでしょう。

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丸投げ仕事はやるもんじゃない

2015 - 05/01 [Fri] - 12:55

残念ながら最近関与がはずれてしまったお客さんがいくつかありました。それまでは関与をやめるお客さんはゼロだったので少なからずショックを受けましたが、ほっとしている部分もあります。

その理由は、それらの関与先が現金出納すらまともに記帳できていない、いわゆる「丸投げ」のお客さんだったからです。多くの税理士さんもご承知の通り、丸投げってものすごく手間と時間と神経を使うんですよね。だから、今までかけていた手間ひまがなくなる、と思うと、ほっとする部分もあるわけです。

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こんな税理士いるの?というお話

2015 - 03/22 [Sun] - 23:41

このお彼岸に地元に帰って昔の友だちと飲んでいますと、凄い税理士さんの話を耳にすることが出来ました。

友人は法人を作って事業をしており、決算までは自分でやってしまうのだとか。で、法人税の申告をその地元の税理士さんにお願いしているのだとか。報酬は申告書作成だけですから、割とお手頃なお値段です。しかし、この税理士さんが凄い!「ホントにその人税理士?資格持ってるの?」と耳を疑いたくなるほどのすさまじいエピソードの数々(笑)。

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税理士ならではの租税教育??

2015 - 03/19 [Thu] - 15:20

今日手元に届いた税理士界を読んでいますと、「税理士ならではの租税教育を」というタイトルのコラムが書いてありました。内容をかいつまんで書きますと、「自分自身で講師をしてみて、租税教育の社会的意義はよく理解できたが、講師が税理士でなくてもできる内容や、通常授業の内容と重複するものもあって疑問を感じた。お上が用意する教材で租税教室の講師を行うだけでなく、税理士独自の租税教育が充実することを願う」といったもの。

なるほど、確かに実際に行われている租税教室の内容って大体は管轄の税務署が用意してくれる教材、資料、ビデオなどを利用して、その内容に沿って進められているものでしょう。確かにそれであれば、別に講師は税理士でなくてもよいかも知れませんし、もっと税理士ならではの視点から授業の内容を用意した方が税理士としての存在感をアピールすることができるかも知れませんね。

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リモートによるサポートが圧巻、って・・

2015 - 03/19 [Thu] - 11:56

いま私が一生懸命探している、というか解決策を見つけようとしているのが、顧問先さんとの会計処理の同時化。クラウドでデータ共有することは、まあどこの税理士事務所でもやっていると思うのですが、それだとデータが一つなので顧問先さんが入力処理を行っている場合には税理士事務所側では処理ができない、あるいはその逆になってしまう、なんてことに少なからず困っちゃうわけです。特にそこそこの会社で四六時中会計処理を行っているような場合には。

時間を決めてそれぞれが処理すればいいじゃないか、という話になるのでしょうが、そういうちょっとした縛りがあるのも結構ストレスのもとになってしまうもの。なのでベストなのは「同時に双方が処理を行えること」なんですよね。ま、そんなソフトがあるのかどうかわかりませんが、あれば嬉しいですねぇ。

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お疲れさまでございました

2015 - 03/17 [Tue] - 11:39

ああ、平成26年分の個人確定申告も昨日で終わりましたね。皆様お疲れさまでした!

うちの事務所は例年になく忙しく、昨日の夜11時五十何分なんてギリギリの時間で電子申告するような始末…。私自身この仕事を始めて初めての徹夜を二度ほどしました。

それでも自分の申告とお客さんの申告が一つだけ残ってしまったので、それは事務所近くの税務署にポスト投函しました。

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うーん、農協の税務代理って…

2015 - 03/04 [Wed] - 21:21

ちょっとしたお仕事の関係で、昨年まで農協で申告をなさっておられた方の申告書を作成することに。昨年の申告書を見ますと税理士欄にJAのとある支店の方の個人名が書いてあります。ふむふむ、確かに税理士法か何かで農協の方が税理士と同じように申告書を代理で書いてよい、というのは見たことがある気がします。

きちんと税務ソフトを使って作成しており、今どきは農協での税務代理も私たち税理士が行っている内容と遜色ないもののように見受けました。しかし…

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仕事は美しく行おう!

2015 - 02/10 [Tue] - 22:18

普段の会計処理や決算の処理を行っている時に私が心がけていること、というか常に目標としていることがあります。それは「美しく仕事を行うこと」です。

抽象的な表現でわかりにくい話かも知れませんが、お仕事をされておられればどんな仕事でも、そしてどなたでも、必ず「美しい仕事の出来映え」というものを感じることがあると思います。私たちのような会計にかかわる仕事であれば、「美しい仕事」とは「誰にでもわかりやすくシンプルであること」「数字に間違いや、辻褄合わせのようなやっつけ仕事がないこと」「ゼロになるべきところは、きっちりとゼロになっていること」…、などでしょうか(笑)。

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ヤバい、もう焦ってきている(笑)

2015 - 02/09 [Mon] - 11:19

二月も二週目に入りましたね。ああ、マズい、もう時間がなくなってきてる…と書くと気が早すぎるでしょうか?(笑)

いえ、なんの話かと言えば、そりゃ、当然確定申告の話です。まだまだこれから、と思っている税理士さんもたくさんおられると思いますが、私の場合はかなり焦ってきています。

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今年の個人確定申告もいよいよ本番へ!

2015 - 02/01 [Sun] - 18:05

さあ、今日から二月ですね。税務ソフトのアップデートを見ておりますと、平成26年分用の所得税のソフトが公開されていました。これで本格的な申告事務処理がスタートしますね。

今年はどれだけ早く確定申告を終わらせることができるか、そこに全身全霊を傾けたいですね。この時期の税務支援業務も例年よりもできる限り抑えて、とにかくお客さんの仕事を最優先で処理していきたいです。

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餅は餅屋だと最近思います・・。

2015 - 01/22 [Thu] - 17:18

ここだけの話ですが、私の基本的な仕事に対する姿勢というのは「できる限り自分で完結させたい」という感じです。どういうことかといえば、ちょっとした登記くらいなら司法書士さんに頼まないで自分で勉強しながらやりたい、ということです。

もちろん各士業法の問題があることは承知しているのですが、あまりに他士業に依頼する時の報酬が高いものですから、お客さんに不必要な費用負担をさせたくないためにそうしています。そう書きますと「いや、そうやってお前が手数料を稼ぐためにやっているんだろう?」と穿ってものごとを捉える方もおられると思いますが(笑)、マジで違いますよ。だって不慣れな登記の手続きを法務局までノコノコ出かけて、役人さんにいろいろ教えてもらいながら行うのって、ものすごく手間かかるし精神的にも疲れますもん。そんなのできればやりたくないですよ。

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世の中いい加減な情報が満載(笑)

2015 - 01/20 [Tue] - 15:23

先日、無料相談で相談員をしていた時のこと。相続税と所得税に関する相談でお見えになった方が、相続で取得した賃貸物件の申告についてと、併せて相続で取得した不動産に関する相続税について質問をしておられました。

無料相談なので今ひとつしっかりと理解しきれない部分もあったのですが、その話の中ではその方が「ある知り合い」の方に相続について相談をすると「税務署に行ったって、あいつら税金のことなんかなにも知らないから、ロクなことにならない」「戦前にお父さんが取得した土地だから3つくらい評価方法がある」「税理士に相続税の申告をお願いしようとしても、そんなの百万円もらったって手間がかかるだけで割があわないからやってくれない」だの、まあ、ホントか嘘かわからないような話のオンパレードでした(笑)。

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当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

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