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国家資格って何のためにあるのか?

2011 - 08/02 [Tue] - 00:40

 先般日本の社会保険制度に対する疑問・不満をこのブログに書いたわけですが、もう一つの私の疑問は「こういったメチャクチャな社会保険制度について、専門家である社会保険労務士はどう思っているのか?」という事ですね。

 だって社労士さんは社会保険のプロですからね。もちろん私がブログに書いたような制度の抜け穴は承知でしょうし、依頼者に対してそういった抜け穴を利用するように積極的に勧めている社労士さんだっているでしょう。しかしそんな「社会保険抜け穴指南役」を行うことが社労士さんのお仕事なんでしょうか?

 社労士さんは社会保険制度のプロなんですから、制度上に大きな欠陥や問題があればそれを声を大にして世間に問いかけるべきだと思うんです。だって本当に知れば知るほど日本の社会保険制度はメチャクチャですからね。

 「こんな社会保険制度ではダメだ。将来絶対維持できない。」と社労士さんがプロとして感じたのであれば、それは広く社会に働きかけて問いかけるべきだと思うのです。そうでなかったら国家資格としてその道のプロという立場を与えられた意味がないんじゃないでしょうか。

 私が知らないだけかも知れませんが、社労士さんのホームページやブログを拝見していても日本の社会保険制度のメチャクチャさに言及しているものにほとんど出会ったことはありません。プロなんだから制度の欠陥を一番知っているはずなのに黙りを決め込むのはおかしいと思います。それとも表向きに批判しないで、依頼者にコソッと裏技として教えて金儲けしてるのかな(笑)。

 社労士さんは社会保険事務所の手先?なら社会保険制度について口出しは御法度なんでしょうけど、手先でないのであればプロとして社会に問うべき事は問わなきゃいけないんじゃないでしょうか?

 それとも既に社労士さんはあきらめちゃってるのかな・・、もう日本の社会保険制度なんてとっくの昔に破綻していていまさらどうしようもないことが・・・。自分達が声を大きくして訴えたって更に年金未納問題を拡大させるだけだと・・。

 先日大問題になった元サラリーマンの妻の年金切替忘れの問題。あのときに当初社保庁か厚労省の課長が出した通達、メチャクチャでしたやんか。あれが日本の社会保険制度のメチャクチャさを象徴していますよね。

 サラリーマンが転職して自営業者などになって、その妻が3号被保険者から普通の1号被保険者に切り替える手続を忘れてずっと未納になっていたケースについて、たった2年間の保険料を納めれば保険料が未納になっていた全期間の年金を払うって言うのですからねぇ。

 それやったら真面目に1号被保険者に切り替えて保険料を全額納めていた人があまりにバカを見ますやんか。真面目な人がバカを見て、不真面目でいい加減なヤツが得をする制度なんて考えられませんからね。でもこの事件が日本の社会保険制度の実態を的確に世間に見せつけたと思いますね。

 きっと社労士さんはこの課長通達がでたときには関与先に対して「何と!2年間保険料納めれば全期間の年金がもらえる特例が!ぜひすぐに手続を!」ってけしかけて一生懸命手続代行して、そしてちょっと儲けた人もいるのかも知れません。でもそれは考え方が間違ってますよ。

 関与先にけしかけるんじゃなくて、「こんなメチャクチャな課長通達で問題を処理するな!」って社労士が一致団結して厚労省に文句言って通達を即時停止させるように働きかけるのがプロとして在るべき姿だったのではないでしょうか。もしかしたら社労士の団体がそのような抗議を行ってくれたのかも知れませんが、もしそうであれば私の不勉強で申し訳ありません。

 とにかくこんないい加減な社会保険制度を正すために世の中に問いかける役割も社労士さんにはあると思いますよ。ぜひもっと声を大きくしてより良い日本の社会保険制度のためにプロとしての知識と経験を世の中の多くの人に伝えて欲しいと思いますね。

 でないと「社会保険のプロ」としての国家資格が泣いちゃいます。ぜひよりよい社会保険制度のために持てる力をもっともっと発揮して下さい。お願いします。

 
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