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手書きの手紙

2011 - 07/01 [Fri] - 12:33

 私はとても字が汚いのでとにかく筆無精でした。「でした」というか今でも筆無精ですが(笑)。それがパソコンで印刷が可能になってから年賀状でもすぐに綺麗に作れるようになったので、この十数年は筆無精な私にとってとても有り難い状況が続いていました。

 年賀状のように大量に発送しなければならない場合は印刷でもいいかなと思っていますが、しかし最近はちょっとした御礼や挨拶のハガキを数通出すくらいであれば、印刷するよりもむしろ手書きの方がよいのかな、と考えるようになってきました。

 そもそも私が手書きのハガキなどを書きたくなかったのは、私のような下手くそな字で書かれて読みにくいハガキなんかもらっても、もらう方もちっとも嬉しくないだろうと思っていたのです(笑)。まあそれくらい字が汚いのなら、まずきちんと字を練習する方が先だろ、という声もよくわかるのですが、それができれば誰も苦労しませんて(笑)。

 しかし人間中年を迎えるようになってくると、受け取る手紙やハガキも字が綺麗なだけが価値じゃないな、と思うようになってくるんですね、不思議と。そりゃ字は綺麗な方が良いのは良いんですが、かといってあまり達筆なのも受け取る側には結構プレッシャーをかけるもんなんですよね(笑)。

 相手があまり達筆だと返事を出すこちらは萎縮しちゃうんですよね。まあそれが今まで私が手書きのハガキや手紙を書きたくなかった理由なんですが、しかしこの歳になってくるとそれも別にどーでもいいかな、って気になってきます。

 私の悪筆を笑いたければ笑ってもらえば結構ですが、それよりも最近は手書きで書かれたハガキなどをもらうと、私自身がなんとなく嬉しい気分になるんですよね。特にご高齢の方や私と同様に字があまり上手でない方が不自由ながらも一生懸命に字を書いてくださっている文面を見ていると、字が上手い下手じゃなくてきちんと自分の手で、ご自分らしい字で書いてくれていることにお気持ちを感じるのです。

 ですから私も「字が下手」を理由に手書きのハガキを書くのを避けるのではなく、「字が下手」でもいいから自分が自分自身の手を使って私なりの字で気持ちを書くことが大切なんじゃないかと思うようになってきました。

 ということでとりあえず今年のお中元のお礼状は手書きで書いてみようと思い立って書いてみたところです。うーん、相変わらず字は下手だし、もう少し何とかならんもんかな、と思うのは事実なんですが(笑)、それを気にしないで私自身の御礼の気持ちをハガキにできる限り伝えることが大切かな、と思っているところですね。

 人間歳をとれば取るほど字もフニャフニャになってくるものです。私がまだ二十歳くらいだった頃、当時まだ元気だった母方の祖父が母に宛てて送ったハガキが実家に帰れば残っています。いかにも90歳を迎えたじいさんが書いているようなフニャフニャな字で書かれたハガキで、母に私の下宿先の住所を問い合わせる追記をしたためにハガキの端に本文の周りをぐるーっと回るように文字を書いているのがとても愛嬌があって笑ってしまいますが、しかしいつ見てもじいさんの気持ちがよく伝わってきます。

 私も中年になったのですからそろそろフニャフニャな字を書いても許される年代ではないかと勝手に言い訳して、これからは手書きのハガキや手紙も時々に応じて増やしていこうかな、などと思っています。それも「年相応」というものなのかも知れません。大切なのは見栄えじゃなくて気持ちですもんね。

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