税理士もりりのひとりごと

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シェアの話

2011 - 06/28 [Tue] - 23:03

 今日のNHKクローズアップ現代を見ていますとシェアの話を放送していました。ええ、いわゆるカーシェアとかのはなしですね。で、今では個人が所有している車を見も知らずの他人にレンタルするという形のシェアもあるのだとか。

 通常のシェアの場合であれば車をみんなで共同購入するかリース会社から借りてきて、それを複数の人間で使い回す、というパターンだと思います。しかし今回テレビで放送していたのは、元々個人で所有している車を、自分が使わない間だけ他人に貸すというシェア方式。

 で、そのシェアを取り持つようなサービスを展開している会社の人が「たくさん消費して高いものを持つことが以前はカッコいいとかステータスだった部分もあるが、今はダサイ。」と言っていました。そうなの?私は全然そうは思わないなぁ。やっぱりより良いものを所有したい、っていう欲望が人間を高みに駆り立ててくれる原動力になるんじゃないですか?

 他人となんでも共有して、使いたいときだけ使えればいい、無駄なものは持たない、それがエコにもなる、といえば聞こえはいいですが、だったらその究極の姿はホームレスですやんか。家も持たない、家にも住まない、食事は必要最低限、収入も資源リサイクルなどで得た必要最低限のものだけ、贅沢品は何も持たない、必要なものは他人が要らなくなったものを拾ってきて使う、そして自分の人生自体にこだわりがなく誰にも迷惑もかけず誰からも気にもされない・・・。まるで神のような生き方なんですかね、今風に言えば。

 いやですよ、そんな人生。自分が持っている車を他人に貸すのも絶対イヤ。そんなんトラブルの元ですよ、間違いなく。共同所有するってことは必ずリスクを背負い込む、ってことですよ。「他人との軋轢」というリスクを。それが起こらない,と思っているのも世間を甘く見すぎだし、そういうトラブルが嫌だから自分のものは自分が稼いだお金で買うんですよ、所有するんですよ。それに乞食やルンペンじゃあるまいに、服でも靴でも何でもかんでも他人と共有なんて、それこそ貧乏くさくて仕方ないですよ、私から見れば。

 またこういったケースも放送されていました。自分が使わなくなったものを捨てたりオークションに出したりするのではなく他人にただであげるサービスもあるのだとか。それももらってくれる人と直接会って手渡しするのだとか。それをきっかけに友達作りにも役立つのだとか。

 ・・・それもちょっと違うでしょ?よくそんな見も知らない人とホイホイ会うもんですねぇ?いい人か悪い人かも分からないのに、直接会うことで友達にまでなろうだなんて・・・。私は単純にコワイですね。友達になったら、時々会って自分がただであげたものを今どう使ってるか、なんて話も相手として盛り上がりたいと思ってるんでしょ?

 そんなの、ただでもらったものをどう使おうが貰った側の勝手じゃないですか。なんか軽そうに見えて重い関係ですよね。ただでものをあげます、貰います、ってことだけでつながった関係なのに、将来にわたってそのつながりが続くとか、続いていくことがあげた側から期待されているとか・・・。そんなもん貰った人がそれを捨てようが、別の人にあげようが、オークションで売ろうが、自由じゃないですか。なんかものすごく縛られているようでイヤ。会うたびに「あの前にあげたもの、あれどうしてます?」って訊かれるわけで、ウザイし、気持ち悪すぎ。

 そして最後の話は、田舎で美味しいお米を自分達で作ろうと思っている若者が、一人でも多くの人に自分が作る美味しいお米を食べてもらおうと思ってカンパ(資金援助)を募っている話。「こんな美味しいお米を作っているのになかなか思うようにみんなに買ってもらえないので、その趣旨に賛同してもらえる人達にぜひ実際に味わって体験してもらってもらいたい」のだとか。

 でもテレビに出てきている若者はいかにも今風の兄ちゃんで、元々農家をやっている人ではなさそう。明らかにファッション、或いはビジネスとして米作りをしようとしているのがありあり。場合によってはそこで知り合ったおねーちゃんと懇ろになれればハッピー、という雰囲気すらあります。

 ・・舐めてますよね、世の中を。昨日今日田んぼで米作ったくらいの連中が「こんな旨い米をぜひもっと多くの人に知って欲しい」だってぇ・・?おまえ農家をナメすぎやろ。おまえらが作るような米より、本物のプロの農家が作る米の方が数段旨いよ。農家をバカにするのもいい加減にしろよ、おまえらみたいなお遊びで米を作っているようなヤツに負けるようなまずい米をプロは作ってないんだよ!だから誰もお前が作った米を買ってくれないんだよ!単純にお前の米が旨くねぇんだよ。

 もう結局今の若い方々って自意識過剰なんですかね?なんでそこまで他人とつながっていたいとか、話の合う友達を何とかして探したいとか、そんなことばかり考えるんでしょう?あるいはすぐに自分がやっていることが素晴らしいとか世界最高とか、そんなふうになんの疑いもなく思い込めるんでしょうか?そんなこと私は考えたことないなぁ。裏返して考えると、そこまでしないと友達を見つけることができないってことなんですかね?そして世間と世の中を知らなすぎるってことなんでしょうかね。

 ケータイやツイッター、フェイスブックなどで顔を合わせないで軽くつながっている知り合いはたくさんいるけど、直接顔を見て話をするような友達はあんまりいないんでそういうつながりを求めている、ってことなんでしょうか。自意識過剰な自分の思いを誰かにわかって欲しいんでしょうか。だとすると何とも殺伐で寂しい話ですね。

 軽い友達はたくさんいるのに、ちゃんとした友達は誰もいないという・・。だから内向きで自意識過剰になるのかな。なんか凄く見栄っ張りで浅い人間関係ですね。私から見ればそういう若い人達の人間関係の方が、大切なものが何か欠けていてよほどダサイものに見えます。

 なんか今回のシェアに始まる様々な「共有」を通じて展開された話を見ていると、今どきの若者気質の持つ危うさ、本質と気骨の無さ、そして思考の軽さと甘さがものすごく気になりましたね。

 仲良くやってるだけじゃダメだぞ、ホントに。もっとなんでも本気でやってみなきゃ。本気でやるから他人とケンカも起きる、けれどもそうやってケンカと仲直りを繰り返して付き合っているうちに「信頼」という最も大切なものが相手との間に生まれるんです。

 カッコばかりつけてないで、傷つくことを恐れるないで、負けることを恐れちゃだめです。自分の力の無さや世間の大きさを若いうちにはっきりと認識しておかなきゃ。年取って負けたら本当に立ち直ることができなくなるんだから、若いうちにさんざん打たれて悔しがる経験をしておかないと将来本当に困りますよ。

 ・・・といいたくなるような番組の内容でしたね。なんか日本の将来が心配。もっと欲を持て、その欲を叶えるために一生懸命に頑張るんですよ。ラクすることばかり、逃げることばかり考えてちゃだめですよ。欲は絶対に持たなきゃダメ、正しい欲は自分を高めてくれるんです。何もトライしてないクセに宗教家みたいに達観したことばかり考えてちゃダメですよ。

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