税理士もりりのひとりごと

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税理士の仕事って・・。

2011 - 05/18 [Wed] - 14:01

 つい先日お客さんとお話しをしていてふと思ったんですが、税理士がお客さんから何かを尋ねられたときにその答えを出すための判断基準って何だと思います。

 私はそのとき「お金」だと思ったんですね。私たち税理士はお客さんからいろんな相談を持ちかけられます。新しい会社を設立する話、新たに事業を始める話、新たにお店を出す話、融資を受けるべきか返済すべきかの話、新たに従業員を採用する話や逆に首を切る話だったり・・・。

 そういった場合に良い悪いを判断する際にはもちろんいろんな判断基準があって一概に正解がない場合も多いのですが、私たち税理士の立場としてお答えするには単純に「お金の損得」で判断するしかないと思ったのです。

 確かに新しく投資を行う場合や、新しく人を採用したり首を切ったりする場合にはものすごく複雑な要素が絡んできて結果がどの方向に転がるかということは簡単には言えません。だからこそお客さんは私たちに相談してくるわけですが、私たちがアドバイスするべき点は様々な影響が起きることが予想されることを説明するのは当然のことですが、それらを全てひっくるめて「どうするのが金銭的に得か」という答えを提示してあげるのが私たちの役割だと思うのです。

 だって「お店はどうレイアウトすれば効率いいだろうか」とか「申請にはどんな手続が必要だろうか」などとお金に絡まない部分の話に関しては税理士じゃなくても誰に相談してもらってもよいわけです。社員同士で相談しても、経営者仲間で相談しても、或いは奥さんと相談してもらっても役所に相談してもらっておよいわけです。一方で私たち税理士の仕事は事業の経営の損得を判断し、アドバイスし、そして決算を行って納める税金も得になるように計算してあげるのが仕事です。だから私たちが税理士の立場としてお客さんの相談事に判断を行うとすれば全て合理的な「カネの話」「損得勘定」に基づいておこなうべきだと思います。

 今採用している社員が思うように仕事をしてくれないので辞めさせようか、どうしようかというご相談を受けたとしましょう。社長は金を生んでくれない社員を抱えていてもこっちだって余裕はないし、この先大化けすることもなかなか想像できないし、この社員を辞めさせて新しい社員を雇いたいとすら思っています。

 その際様々な影響が予想されますよね。その社員を辞めさせることによって残った社員に対してどのような影響があるか。志気が高まるのか弱まるのか。首にするためには予告解雇手当を払わなければなりませんが本当にそれだけ支払えば首にできるのか。未払いの残業代請求を受ける恐れはないのか?ユニオンなどが乗り込んできたら大変なことになりますからね。

 話を続けていけばきりがないほど様々なことが予想されますし、やらなければならないことも出てきます。しかしそんなこんなの話を全てひっくるめて私たちがアドバイスしなければならないことは、お客さんである社長の本心はどこにあって、その本心の通りにことを運ぶことが会社と社長にとって金銭的に損なのか得なのか、そこなんですよね。それ以外の話を延々したって意味ないんですね。だって社長の心の中では「こうしたい」というのはある程度固まっているわけですから。

 その上で我々税理士に相談してきているわけですから、我々はその方針が正しいか正しくないかということよりも、金銭的に損であるか得であるかということです。それも当然短期的な話ではなく、長い目で見た上で会社に取って損か得かということです。その「カネ」の判断を第三者的に冷静に行ってあげるのが我々の役目であって、社長のお悩み相談や人生相談にお付き合いして「そうですねぇ、大変ですねぇ」と相づちを打ちながらお話しを聞いているだけではないんですよね。

 確かに「カネ」だけの話をお客さんに対して行うのはイヤらしいと思う税理士さんもおられるでしょう。けれども私達が税理士という立場からお客さんの行動を適切に判断してあげられることは「カネ」の話しかないと思うのです。それが私たちの仕事だと思うのです。

 だから私もご相談をいただいた際には「いろいろな影響が考えられますのでいろんな選択肢があるとは思いますが、私は税理士ですし、税理士という立場からご相談を受けた内容を判断するなら○○する方が金銭面だけから見れば一番トクだという結論になりますね。」とお答えすることにしています。時には冷徹に「カネ」だけでお客さんの行動に判断を下すという役割も私たちには求められると思います。

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