税理士もりりのひとりごと

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世界を見て仕事をしろ

2011 - 05/12 [Thu] - 11:00

 以前勤めていた会社の上司たちと時々お酒を飲むことがあるのですが、その席で必ず私に絡んでくる元上司がいます。絡むといっても、別に私に対して文句を言ってきたりするのではなく、逆にその元上司は私のことをとても気に入ってくれていることは彼の言動からよく伝わってきます。

 それでも事あるごとに私に絡んでくるのは、世界経済や日本経済についての彼の持論を「税理士」である私に伝え理解させたいということ、そして私に対して「もっと世界を見据えた大きな視点から仕事を行え」と諭すことがその意図のようです。

 とはいえ、この元上司、昔から酒癖が悪いことは社内でもつとに有名で、同じ部署だったときは上司であったこともあってなるべく関わらないようにしていたものです。何しろシラフの時ですら同じことを3度質問したり、3度説明させたりすると瞬間湯沸器のように突然激怒し始めるのです。酒を飲んで冷静な議論ができない状態であれば一体何がキッカケで激怒し始めるか分からないから困ったものだったのです。

 でも今は私も退職していますし、この元上司もとっくの昔に定年を迎えています。長幼を重んじるのは私の主義ですが、会社の上下関係をお互いに退職してしまった後でまで引きずるつもりはありません。もちろんそこは元上司もよく分かっているので、彼も会社にいたときのように酒の席で激怒することはなくなりました。

 「税理士もいいけど、もっと世界を見据えて大きな仕事をしろ」というアドバイスは確かにもっともだといえばもっともなのですが、でもこの話にはそうですかと承知できないんですよね。彼の愛情から私にそう伝えたいのだろうとは思いますが、しかし今の私は世界を見据えて仕事を行おうなどという気は99%ありません。

 例えば小学校の先生が世界を見据えて仕事を行うべきでしょうか?或いは世間でも名が売れているカリスマ美容師やカリスマパティシエが世界を見据えて仕事をしているでしょうか?そんなコトは全然してないと思いますね。

 この元上司に言わせれば「そんな自分の目先のこと、日本国内のことだけを考えて仕事をするなんて視野が狭すぎる」ということになるのでしょうが、しかし仕事においてそれぞれの人が見るべき場所というのはそれぞれの人の置かれる立場によって違うとおもうんですよね。

 小学校の先生は目の前にいる小学生に勉強を教え、社会道徳を教えていくのが仕事です。その先生が目の前の小学生のことよりも世界経済や日本の政治にばかり目を向けていい先生になれるでしょうか?カリスマ美容師が新しい技術や新しいヘアスタイルの研究を行わず、世界情勢ばかりに関心を寄せていて大丈夫でしょうか?

 私は自分に与えられた分野で一生懸命邁進していくことはとても素晴らしいことだと思っているんですね。小学校の先生は、子供を教育するという素晴らしい仕事を行っているし、カリスマ美容師はお客さんを素敵に見せるという素晴らしい仕事を行っていると思います。我々税理士だって、所詮国内の仕事だと言われればそれまでですが、税務面で依頼者の要望に応えて社会的に重要な仕事を行っていると思います。

 確かに世界的なビジネスを行うことはスケールが大きな事だと思います。しかしそれだけが仕事じゃないとも思うんですね。目の前の小さなことを一生懸命行って依頼者に喜んでもらうというのも立派な仕事だと思うのです。医者の世界で言えば町医者のような存在だと思います。

 確かに世界的な権威と呼ばれる凄い医者もいるでしょう。でもだからといってそれと較べて町医者は他人から軽蔑されるような職業かといえば決してそんなコトはありません。確かに町医者は世界最先端の医療技術などは持っていないかもしれません。しかし地域住民の健康を守ってあげているということで十分すぎるほど社会に貢献していますし、その事自体には心から敬意を払うべきだと思うのです。

 だから税理士である私は別に世界経済や世界的ビジネスの動きに一喜一憂しながら仕事を行う必要性をほとんど感じていませんし、逆にそちらはその方面のプロフェッショナルや政治家に任せたいと思います。だから彼らに対して文句は言いますけどね(笑)。

 親切心で言っているのか、それとも持論を押し付けたいためだけに私に対して元上司が「世界を見ろ」と言っているのかは分かりませんが、今の私にとっては世界を見るよりももっと大切なこと、やらなければならないことが目の前に山積していますから世界を見て仕事を行うつもりはありません。

 確かに社員数千人、数万人の会社に勤めて世界を視野に入れたビジネスを行うことはスケールが大きなことでしょう。でもじゃあ自分一人で事業を行ったり、社員数人の会社を作って仕事を行うことに意味が無いかといえばそれはぜんぜん違うと思うのです。それぞれの人にはそれぞれの立場に応じて大切な仕事を行っていると思います。

 むしろ他人の置かれている立場も考えず何でもかんでも「世界を見ろ」と押し付けてくる元上司のような考えのほうが柔軟性がなく、正直辟易してしまいます。まあ彼に言わせれば自分の意見を理解しようとしない人間は「バカ」だそうですので、やがて私も「バカ」の仲間入りをしてしまうんだろうと思います(笑)。その日も近そうです(笑)。

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