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放射性物質って遠くまで飛ぶんです・・。

2011 - 03/24 [Thu] - 20:06

 昨日東京都の水道水から基準を越える放射性物質が検出され、大変なことになっています。きっとこの話を聞いた東京都民などはかなりショックを受けて戸惑ったことでしょう。

 原発から20キロ、30キロの地点でこのようなことがおきるのであればまだしも、原発から200キロ以上離れた東京でこのようなことが起きたことには日本中の誰もが大きな衝撃を受けたでしょう。私もこのニュースを聞いて、「ああ、とうとうこんな事になってきたのか」と愕然としてしまいました。

 実はつい先日、まだ確定申告の期間内でしたが、申告の依頼をいただいていた旧知の方と話をしていたときのこと。「東北の地震で大変なことになったなぁ」とお話をしながら「福島の原発も爆発して心配ですね」ということを話していました。するとその方がご自身の体験談を話してくれました。

 その方は昔フランスに駐在員として長く住んでおられたのですが、ある時ゴルフに出かけたときに奇妙なことに気がついたのだそうです。普段であれば木々に葉が生い茂っているはずの季節であるにもかかわらず、その年に限って木の葉っぱが全部落ちていたのだそうです。「変だな。」と思って自宅に帰ってよくよく考えてみると、旧ソ連のチェルノブイリで原発事故が起きていたことを思い出したのだそうです。

 ソ連から遠く離れたフランスでも木々の葉が全部落ちてしまうような放射能の影響があるわけなんですね。ソ連とフランスの間には当時の東西ドイツもあったはずなのに、それを軽く飛び越えて放射能はフランスまで運ばれてきたのです。

 もちろんあの時のチェルノブイリ事故は福島の事故とは全く規模が違うので一概に比較するのはどうかと思います。地理や季節風などの影響も違うと思います。しかし放射能の影響というのは普通の人が思っている以上に広範囲にわたるのだということは知っておくべきだと思います。

 ですから原発から200キロ以上離れた東京の水道水から放射能汚染が検出されたことは大変な驚きでしたが、先日依頼者とそういう話をしていただけに「とうとう心配していた事が起きてしまったか」という事を感じてしまったわけです。

 この狭い国土の日本においては、日本のどこに放射能の影響が出てきても不思議ではありません。韓国などが日本からの放射能汚染を心配しているというニュースを見ても、最初は「そんなバカな」と思ってましたが、今では「それもある意味当然だな・・」と感じるようになりました。きっと世界中が今回の原発事故による放射能汚染に大きな関心を寄せているでしょうが、それも当然です。

 福島の原発事故現場では東電と協力会社の社員、消防、自衛隊の方々が文字通り命がけで事態を悪化させないために懸命に働いてくださっています。本当にどれほどお礼を言ってよいか分からないほど感謝していますし、彼らにはいかなる賞賛も惜しみません。彼らがいるからこそ福島がチェルノブイリにならないで済んでいるのは間違いのない事実です。

 しかし彼らの懸命な働きにもかかわらず、無情にも放射能の汚染は少しずつ広範囲に広がり始めています。我々にはこの汚染から能動的に逃れることはできないかもしれませんが、あらゆる汚染の可能性を排除することなく影響を最小限に抑えるようにそれぞれが心の準備をしておくことも必要だと思います。

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