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不要不急な新築はやめましょう

2011 - 03/12 [Sat] - 12:56

 今回東北で大地震があって大変なことになっていますが、阪神大震災を経験した者として日本中の皆さんにちょっとしたアドバイスを。

 とりあえず今回被災した地域以外の方で、家を新築しよう、或いは新築の一戸建てを買おうと思っているのであれば、あと1-2年待った方がいいです。阪神の時もそうでしたが、こういった大災害が起きて少し状況が落ち着き始めますと今回被災した地域で家屋の修繕、新築工事がものすごい規模で始まります。そうなると当然柱などの木材が不足しがちになります。

 そうすると特に木造建築の場合、質の悪い木材や、乾燥をきちっとしていなくて狂いの出やすい木材が市場に出回り、家を建ててしまうことになりかねません。そうなるとその後の木材の収縮などで家の床が歪んだり、部屋の扉が閉まりにくいといった弊害が出やすいのです。

 またもの凄い規模で建築需要が高まるため、地元のハウスメーカーや工務店のプロパーの手数だけでは足りなくなり、単なるアルバイトでなんの技術も知識もない素人が金目当てだけで日本全国から被災地に集まってきて建築現場で働くことにもなります。しかも納期がないので突貫工事で家を建てることになるので、平静時には考えられないほど仕上がりが悪い家を平気で造ってしまうことがあります。

 実は、何を隠そう我が家がそうなのでこのような話をしているのです(笑)。季節ごとに柱の収縮加減が違うので、毎年ある扉は春になると閉まりが悪くなり、別の扉は冬になると閉まらなくなり、そして更に別の扉は夏になると閉まらない、と困ったことが起きたりするのです。

 部材の切断具合、組合せなども荒いですし、材料の乾燥が悪いせいで床も若干歪んでしまっています。しかしこれは我が家だけの話ではなく、聞けば日本全国で平成7年~8年前半頃に建てられた木造家屋ではよく見られるトラブルなのだそうです。

 ですから悪いことは言いません、もしこれから家を建てよう、新築の建て売りを買おうと思っている方がおられたら1-2年現状で我慢してください。特に今回の被災地地域以外の方は少しの間我慢して、せめて今回の被災地によい材料が回るように協力してあげて下さい。

 ただでも近いうちに一時的な需要急増によって日本全国の建築材料は必ず不足がちになります。被災地以外の方が新築を控えることによって少しは被災地で復旧工事を行うための材料の質が良くなりますし、また人足達の質も多少は良くなります。そうやって購入を控えることで被災地以外の方も質の悪い住宅を買わなくてすみます。

 しかも一時的に建築需要が高まって材料費も人件費も高くなりますから、復興工事が一段落するまで建物の値段は日本全国で必ず高くなります。ですからこの不況の中、何も急いで住宅ローンを組んで高い建物を買わなくても、1-2年待てばどうせ反動で安くなるのですから、それまでちょっと待ってみてはどうでしょうか。

 家は高い買い物で、一生に一つか二つくらいしか買わないものなのですから、どうせなら良いものを安く買ったほうがいいですよ、と阪神大震災直後建築のハズレ住宅を購入してしまった者としては強く世間の皆さんにお伝えしたいですね(笑)。

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