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BBCが二重被爆者を笑う

2011 - 01/22 [Sat] - 14:37

 BBCが二重被爆者を笑いものにする番組を放送し、これに対して抗議した日本大使館に謝罪があったのだとか。

 なんでも番組では二重被爆者を「世界一運が悪い男」と紹介してスタジオの芸能人や観客が大爆笑したのだとか。日本人から見れば原爆をアメリカに落とされただけでも怒り心頭なのに、それを笑いの種にされて「世界一運が悪い」とまで言われるのは許せないですよね。

 ただ・・、正直なところ、私も原爆を落としたアメリカに対してはもの凄い憎しみと嫌悪感をもっているのでこのブログでもその点でアメリカをしばしば非難することがありますが、しかしだからといって原爆投下のことを第三者である英国国民が笑ったとしてもまあそりゃしゃーねぇかなという気もするんですよね。

 だって我々日本人だって他人の不幸をさんざん物笑いの種にするじゃないですか。他国で起きた不幸や大事件を笑う番組なんて山ほどあるじゃないですか。なのにもし仮に百年経っても世界中の誰も二重被爆者を「運が悪い男」だったと笑っちゃいけない、というのもそれはちょっと違う気がしますし・・、ねぇ。

 もちろん二重被爆者なんて許せませんよ、日本国民からすれば。特にご本人の親族などから見ればとんでもないことでしょうし、もし仮にアメリカがそのことをネタに笑っているのだとすれば私だって猛烈に文句を言うでしょう。でも英国で笑われたのだとしたら、それはどうなのかなぁ、それくらいでカリカリしてたらしょうがないんじゃないかと思う気もしますねぇ。

 ある意味ニュースになる話題でありますけど、ごくごく冷静に考えてみればこの話はごくごく限られた当事者間だけに関わることで、日本人全体が「BBC許せん!」「笑った英国民に死を!」というものではない気がしますねぇ。

 日経新聞の記事でも「被爆者愚弄は許し難い」とか「BBCは日本人に正式に謝罪すべき」といった強い調子で非難し、はたまた英国の教育についてまで言及しています。しかし、そこまで言うべきことでしょうか?

 確かに原爆は日本人にとっては笑い事にして欲しくないタブーだと思いますが、それを世界中の人々に強要することが果たして望ましいことなのかどうかは別問題だと思いますね。「核を戦争に使うとこんな悲惨なことになる。だから核を戦争で使っちゃいけない」ということを世界に知らしめるのは良い事なのですが、だからといって日本とアメリカ以外の国、例えばアフリカの辺境国で原爆や被爆者について仮に面白可笑しい話をテレビで放送したからといって、それにいちいち文句をいうのはちょっと違うと思うのです。

 世の中にはそれぞれの立場によって一つの物事に対しても見方が変わるのは当然です。それを「この見方しかしちゃいけない。他にはありえない。違う見方をする人は何人たりとも謝罪すべき。」というのは思想の自由を否定する考え方です。それは第三者的にみれば中国や北朝鮮の指導者達とやっていることは全く同じなのです。

 だから残念なことですが、世界の人々の中には原爆を落とされた日本のことを「マヌケ」と思っている人も当然いるでしょうし、「そりゃおまえらが原爆落とされるようなことしたから落とされたんじゃねーの」とか「原爆の実証実験に使われてかわいそー」くらいにしか思わない人がいても、それは当然なのです。

 そこは日本人として冷静にそのような現実と世界の様々な意見を理解しなければ、逆に今後日本から反核運動を展開する際の障害になりかねません。そう思う人達を批判し、謝罪を求めるだけではただケンカになるだけで、その人達に日本の反核メッセージを受け入れてもらうことはできません。

 今回の騒動をみていますと、そのような感想を持ちましたね。

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