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税理士もりりのひとりごと

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恐ろしい「お金持ちになる本」

2010 - 12/04 [Sat] - 00:20

 今日本屋にふらりと寄って本を立ち読みしていました。そこで最近興味がある「金運が良くなる」関係の本を数冊ペラペラとめくってみました。

 中には税理士さんが書いている本もありまして、まあ書いていることは良くある金運本と大した違いはないのですが、面白かったのは「サイフの値段の200倍がその人の年収」という持論。なんでもその税理士さんがお客さんなどに聞き回った結果得たある種の法則のようですが、なかなか興味深いですね。

 つまり2万円の財布を持つ人は年収400万円、5万円の財布を持つ人は1,000万円、10万円のサイフであれば2,000万円、という感じなのだそう。まあそんな相関関係もあるかも知れませんね。で、その税理士さんはヴィトンの財布を持っているそうです。

 ふーん、と読みながら、次回財布を買うときには参考にしたいですね。眉唾物の話かも知れませんが、ほんの数万円の話で本当にお金持ちになれるのならやってみる価値はあるかも知れませんね。

 それと他に読んでいた本で「えっ」と思ったのが、「金持ちは税金の支払にも気を遣う」といった内容の話。要するに同じ1,000万円の収入があってもサラリーマンと自営業者では税負担額が全然違うので手元に残るキャッシュが大きく差が出る、といった内容の話です。

 まあ確かにそのような側面がないこともありませんが、この著者が書いているその理由は「自営業者であれば個人的に使った費用も税務上経費に落とせるから」。さらには「確定申告をしても『事業で使った』と主張すればなかなか税務署もそれを否定することはできない」といったことが続けて書いてありました。

 おいおい、この本の著者、むちゃくちゃ言うなぁ(笑)。お前は脱税指南者かよ。いくら好きなことを本に書いてイイと言っても、書いてイイことと悪いことがあるでしょうに。この著者の考え方によれば、「ジャンジャン個人的な費用を事業用経費に計上して脱税すりゃイイ!」ってことですもんね。

 それ、ホントに税務署員の目の前で言ってみろよ(笑)。他人の税務申告の際にそんなアドバイスをしたら、脱税指南ですわね。税理士法違反とかそんな易しい話と違いますよ。所得税法違反とか法人税法違反で逮捕されたり、起訴されたりしますよ。怖いですよね、こんなこと本に書いちゃうんだから。

 書いた本人は何気なく誰でもやってそうなこととして書いているんでしょうけど、やはり本に書いてイイことと悪いことがあるじゃないですか。そこはやっぱりわきまえて書いた方がいいんじゃないでしょうかねぇ。特に税金にかかる話は税理士法とか各税法とかに抵触する微妙な話ですからね。

 まあ「金運本」も玉石混合ってことで・・。

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