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日本の現状がわかってよかったのでは。

2010 - 11/15 [Mon] - 11:15

 普天間移設問題の失敗、尖閣沖での事件、ロシア大統領の国後訪問、尖閣ビデオ流出事件、APECでの胡錦涛の芝居がかった無愛想、そしてオバマと菅とのニコニコ外交・・。この1年は日本を取り巻く外交問題が一気に噴出しました。

 ある意味なんの戦略ない民主党政権の外交がもたらした最悪の流れのように見えますが、これをもの凄くポジティブに楽観的に捉えるならば、今までオブラートに包まれてよく見えなかった日本の外交が抱えているリスクを全て我々国民にさらけ出してくれてよかったとも言えます。

 自民党時代はそれなりにアメリカに気を遣いながらやってきたおかげで、対中国・対ロシアの外交問題はある意味膠着状況で止まっていました。尖閣問題も例のガス田開発以外はこれと言って大きな問題もなく、北方4島も2島返す、いや4島一括で、といったところで押し引きはありましたが、これも大きく表面化することはありませんでした。

 ところが民主党になってアメリカと在日米軍を軽視した結果、中国もロシアもしたい放題やってきました。しかも例のビデオが流出したことで、日本の領海・領土の防衛というものが中国の一民間漁船にあそこまで舐められている状況であることが白日の下に晒されました。ロシア大統領の国後訪問は、このまま尖閣問題で緩い対応をしていると尖閣地域が国後と同じ状況になることを予見させるものでした。

 そしてようやく菅と民主党はアメリカとアメリカ軍の存在がどれほど日本の外交上の平和維持に役立っていたのかという事実に気がつき、APECで大きく関係修繕をはかることを印象づけようとしました。

 結局いままでアメリカ軍によってあまりに長い間日本の平和が維持されてきたおかげで、私たちは完全に平和ボケしていたのです。その結果憲法9条のおかげで日本の平和が維持できていると信じて疑わない、とんでもなく勘違いをした人を多数生む結果にまで至ってしまったのです。

 しかし今回の一連の流れで、日本の平和は憲法9条によってもたらされていたのではなく、ただ単に米軍の軍事力とアメリカの外交上のバックアップに支えられてきたのだという事実に多くの国民はあらためて気付かされたと思います。

 はっきり言えば日本にとって最もラクな平和維持は今まで通り米軍の傘の下にいることです。自前で軍隊を用意することもないし、軍事費を必要以上に増やす必要もありません。徴兵制を設けることも必要ありません。ただアメリカ軍に基地用地と費用を差し出しておけばよいだけだからです。

 またこうしておけばアジアの近隣諸国から日本の再軍備化に対する非難をかわしていくこともできます。ただ国民の多くが薄々無意識に感じているように、アメリカに頼った防衛というものがいつまでも続けることができないことも事実だと思います。

 いつかは日本は自前の軍事力によって国を防衛していかなければならないし、アメリカ軍はいずれ日本にある基地の規模を縮小していかなければならないでしょう。それは3年後なのか、はたまた50年後なのかわかりません。あるいは日本がアメリカの一部になれば永久にアメリカが日本を守ってくれるでしょう。ただし日本がアメリカの一部になれば当然徴兵制によって若者は強制的に軍隊に入らされます。

 どう判断していくかはしっかりとした外交情報を元にして将来の人々が賢明に判断してくれることを望むしかありません。正直言って第二次世界大戦を経験した日本人とアジア周辺国の人達が存命しているうちは日本国内で意見がまとまることはないでしょう。

 あと数十年して第二次世界大戦を経験した人が世界中から完全にいなくなってしまってから、日本はもう一度自分達の国の防衛についてどのようにすべきか考えてみてはどうでしょうか。そのときまではアメリカ軍に守ってもらうのが日本にとっては最も賢明なやり方ではないかと最近は思っています。

 そのように国民が選択するのなら、日本の外交においては対米関係を最も重視していく姿勢から絶対にぶれてはいけません。

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