税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





  税理士もりりのひとりごとのナビゲーター   トップページ > 社会・経済 > たこフェリー廃止。  

たこフェリー廃止。

2010 - 11/14 [Sun] - 02:57

 明石の通称たこフェリーが航路を廃止するだのしないだのと関西ではニュースになっています。

 地元の方ならよくご存じだと思いますが、明石と淡路島を結ぶフェリーの話なんですが、明石海峡大橋が土日1000円で渡れるようになった影響から利用客がピーク時の3分の1に減少し、運行ができない状況になってしまったのだとか。

 報道番組などを見ていると、たこフェリーという永らく市民に親しまれたサービスがなくなることを寂しがる声と、土日千円で渡れるようになった明石海峡大橋に対する恨み節まで聞こえているようです。でも、正直いってこれって筋違いも甚だしいというか、たこフェリーがいつかなくなってしまうことなんて最初っから当たり前だったと思いませんか?

 だってそもそもなんのために明石海峡大橋を本州と淡路島に架けたんですか?淡路島と本州の間を自由に行き来できるようにするために橋を架けたんじゃないんですか?淡路の住民は橋が架かって本州に自由に出かけるようになれることを望んでいたんじゃないんですか?フェリーの出発時間などに縛られないで自由に往来できることを望んでいたんじゃないんですか?

 じゃあ明石海峡大橋ができればフェリーの利用が激減するなんて誰が考えたってわかる話でしょう?それに1000円の通行料が打撃を与えた、なんて言う人もいますが、じゃあ明石海峡大橋の通行料は以前のようにバカ高い通行料のままだったら良かったと思うのですか?

 せっかく待望の橋を架けたのに高い通行料を払わないとそこを通ることができないなんて、意味ないじゃないですか。すぐ側に便利な橋があるのに、そこを通るためにはもの凄い料金を払わなきゃいけないなんて、それって関所みたいなもんじゃないですか。金持ちは橋をバンバン利用できるけど、お金ない人は不自由を我慢してフェリーに乗らなきゃいけないなんておかしくないですか?

 それに時代が変わって便利になれば衰退する産業があるのは当然です。今どき駕籠屋なんて商売がありますか?電車やバス、タクシーができてくれば、駕籠屋が世の中から消えるのなんて当たり前ですやんか。目の前に橋があれば渡り船が需要なくなるのは当たり前の話でしょう?

 だからたこフェリーがなくなることや高速道路千円政策に文句や恨み節を言うなんて全く間違ってます。高速道路千円政策だって、こんなもん当然だと思いますし、もっと言えば通行料は0円でいいと私は思っています。

 それは先ほども言いましたように、高速道路を造っているのに高い通行料を取ることは結局日本全国に関所を設けているのと一緒なのです。関所を通るためには高いお金を払わないとならず、人々の自由な国内移動を阻害する要因になっています。

 でもそもそも高速道路なんて日本全国を自由に早く往来できるためのインフラじゃないですか。言ってみれば一般道路の一部だと考えてもいいわけです。つまり大阪市内の心斎橋に行きたい人は下道を走るし、大阪から名古屋に行きたい人は信号の多い下道ではなく高速道路で名古屋まで行けばいい、ということです。料金所という関所を設けずにこれらを全てつながった1つの道路網にしちゃえばいいだけの話なのです。

 そうなると必ず出てくる反対意見は「受益者負担」と「渋滞」と「環境問題」です。まず受益者負担については、そもそも一般道路だって車を使わない人達にとってはあれだけ整備された道路の恩恵を受けていません。だから高速道路の受益者負担云々なんて言い始めるのなら、一般道路だって利用者から通行料を取らなきゃいけなくなります。

 そもそも関西に住んでいる我々からすれば、北海道の端っこの方にめったに車が通らない国道をなぜ我々の税金を使って整備しているのか理解できないという話になっちゃいます。私たちが北海道の国道を走るわけでもないのですから、だったらそんな国道は北海道の地元の方が通行料を負担すればいいじゃないか、という話になっちゃいます。

 だから、高速道路を受益者負担という理屈なんて所詮屁理屈にすぎないのです。一般道も高速道路も誰でも使いたい人が自由にただで使えるのが当然なのです。それに車の所有者は毎年自動車税を払ってますから、受益者負担を云々するならそれで十分だって話になりませんか?

 それから渋滞について。高速道路が無料開放されて渋滞が増えるのは当然です。それが嫌なら下道をちまちま走るか電車、飛行機を使うべきですね。以上です。「それじゃ高速道路の意味がない」と言う人もいるでしょうが、下道通るより早ければそれだけで十分高速道路の意味はあるんじゃないでしょうか。

 或いはもっと高速道路を整備していきゃいい話じゃないでしょうか。渋滞するのなら道を増やせば良いんじゃないですか?当然建設は国の税金です。

 それから「環境問題」について。高速道路を利用する車が増えればCO2を増やすことにつながり、環境破壊になるという話ですね。じゃあ訊きますが、それだったら車を日本で販売することをなぜ制限しないのですか?車を自由に売買していいのに、それを使うときには環境に気をつかって使わないようにするなんておかしくないですか?

 誰だって自動車を買ったら自動車でいろんなところに移動したいと思いませんか?環境問題云々なんて言うのなら、車を買わなきゃいいんじゃないですか?或いは車の製造メーカーや販売会社にペナルティとして環境破壊税をかければいいんじゃないですか?たばこ税を増税するのと同じ理屈です。

 それにね、もっと言えば政策的に電気自動車や燃料電池車の開発、購入を促進させるようなことを行って、いくらみんなが車を使っても環境破壊にならないようにすればいいじゃないですか。そうすりゃ高速道路を走る車が増えたって環境破壊になる、なんて言い出す人は誰一人いなくなるでしょう?

 そうやって世界一の自動車環境国に日本がなればいいじゃないですか。それだけのことですよ。

 まあそんなこんなで、たこフェリー運航廃止云々の話は、しょうがない話だ、ということが結論です。残念ですが遅かれ早かれこうなるのは当然だったというだけのことです。それを文句言うのなら、今まで技術革新などによって消えていった産業はどうなんだ、という話になっちゃいますので、全く意味ありません。

 ただ単に「時代の流れ」です。厳しいですが、変化と時代に対応できない事業は淘汰されてしまうのです。市場に合わない事業を続けておいて、しかも今までだって明石海峡大橋の通行料が政策的に高止まりしているのをいいことに、実質的にはフェリー事業の存続をお上に助けてもらっていたわけでしょう?それなのに今度は1000円高速政策によって受けた打撃を政府に文句言うだなんて、ちょっと図々しいんじゃないでしょうか。

 またたこフェリーに郷愁を感じて保存して欲しいと願っている人達がいるのなら、その人達が高い料金を払ってでもフェリーを積極的に利用して支援してあげればいいじゃないですか。利用もしていないクセに「なくなると寂しい」なんてコメントする市民もちょっと自分勝手すぎですわね(笑)。

 それにたこフェリーを存続させるために我々が明石海峡大橋を不当に高い料金で利用しなければならないなんて、そもそもおかしな話だと思いませんか?たこフェリーの経営維持と一般市民の利便性を秤にかけた場合、一般市民の利便性を優先させるのは政策的にも当然だと思います。

関連記事

トラックバック

http://moriri12345.blog13.fc2.com/tb.php/709-fa91554d

 | HOME | 






プロフィール

もりり

Author:もりり
当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード