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予算制度導入のススメ

2005 - 11/26 [Sat] - 05:07

 予算制度などとっくの昔に導入しているよ!という会社は多いと思う。大手企業であれば当然、中小企業においても予算制度を取り入れているところは多いだろう。

 しかし私が関わっている会社ではほとんどこの予算制度を導入していない。まあその理由を単純にいえば、予算など設定しても達成できる可能性が低く、単なる絵に書いた餅に終わってしまうので意味がない、というところだろう。

 しかし予算というものはそういうものではないのだ。そこのところを小規模事業者は勘違いしている。何のために予算を設定するのかといえば、それまでのその会社の経営データを元にして、よりよい経営を目指すための目標設定と意識統一をすることが第一の目的なのだ。

 つまり例年の会社の決算内容を基礎としてそこから得られるキャッシュフローデータ、損益分岐点分析などを加味して売上目標やコスト管理を徹底させることに大きな意味があるのだ。それと具体的な数値目標を設定することによって経営者と社員が達成すべきゴールと進度を確認できる点も大きい。さらには「成功哲学」にあるように、目標を具体的に目で見ることができる姿に表現することによって、実際に実現される可能性が高まることも見逃すことができない。

 予算制度を、その目標を達成できなかったときの単なる人事懲罰の基準として、或いは単なる経営者の自己満足として導入するのでは全くその意味を成さない。そうではなくて、予算制度を経営者や社員に目標を持ってより積極的に行動するための精神的指針として捉えることが大切ではないかと思う。もしこれが達成できたらこれだけ資金的に余裕ができる、これだけ経営にゆとりができる、という夢を与えるところに意味があるのだ。

 もし万が一売上予算が達成されなくても、経費予算を達成させることで前期よりも経営状態が良くなることもあるだろう。翌年はまた売上予算を達成させるために全社一丸となって頑張ればよいのだ。結局予算設定の意味はそういうことであって、そういう企業行動を繰り返すことによって会社の規模や経営状態を良くすることが本当の目的なのだ。

 だからまだ予算制度を導入していない会社はすぐにでも予算制度を導入して欲しい。予算制度は経営の基本中の基本といっても良いので、まだのところは予算制度の目的を十分理解している税理士などに早急に相談することをお勧めしたい。

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