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外交に善意はない

2010 - 09/15 [Wed] - 19:08

 今日テレビを見ていると評論家の青山さんという人が「外交に善意はない」と話していました。今中国が日本に対して尖閣諸島の領有権絡みで文句を言ってきていることもそうですし、国連についても他国への善意でそのようなことが行われているのではなく、各国の強烈なエゴが最も醜く出てくるのが外交というものである、という話でした。

 正にそうだと思います。ここには1%の間違いもないと思います。日本人は第二次大戦後のアメリカによいイメージを持ちすぎで、ともすればアメリカは戦争で戦ってやっつけた日本という国に対してまで優しい手をさしのべて助けてくれていると思っている人が多いと思います。

 そう思っているからこそ、アメリカ以外の国に対しても善意をもって対すれば必ず意は通じる、相手にも善意があって必ず悪いようにはしない、と本気で信じている向きがあるようにしばしば感じます。北朝鮮問題や核廃絶に関するスタンスについても「善意」が何とかしてくれると考えている人が多いのではないかと思います。

 しかし、冒頭にありましたように「外交に善意」なんてありません。あるはずがありません。あるのはただ一つ「自国にとって利益があるかどうか」それだけです。キリスト教国の連中は口が上手いので、いつもことあるごとにホロリとさせるような言い回しを使い、その真意が分かっていない日本人は「ああ、この人達、この国は本当にいい国だ」と心から感動していますが、はっきり言ってそんな海外政治家の美辞麗句に感動するなんてバカです。

 第二次世界大戦で日本に原爆を落とした際のアメリカ側の理屈 - 「原爆を投下して戦争を早く終わらせたことによって日本とアメリカの多くの命を救った」 - という美辞麗句が本当だと思いますか?んなわけないですよ、絶対。

 アメリカは日本に原爆でとどめを刺したかっただけなんですよ。そして新しく開発した原爆の威力を実際に試したかったのと、日本のイエローモンキー達を大量に殺すことでアメリカの強さ・怖さを見せつけたかっただけなんです。戦争で数十万人もたった二発で殺しておいて、他に理由があるはずないでしょう?

 確かに長い戦争もめんどくさいから早く終わらせたかったのは事実でしょうが、「日本人の命を救いたかった」という言葉は100%ウソです。救いたかったのは米兵だけですよ。原爆落とすくらいなんですから、日本人があと何百万人死のうと、全滅しようと、そんなことアメリカ人が気にする訳ありません。日本が降伏しなけりゃ、同じ事を何度でもしてますよ。

 ちょっと前のイラク戦争だって、戦争したかったからイラクに侵略しただけじゃないですか。イラクがアメリカに何をしましたか?フセインは確かにアメリカに文句を言ってはいましたが、それだけじゃないですか。戦争を仕掛けるまでのヒドいことなど何一つやっていませんよ。

 それなのに「大量破壊兵器がある」だの「アルカイダとイラクはつながっていて、アメリカで同時多発テロを起こした」などという勝手な理由をでっち上げてあれほどヒドい戦争をわざわざあんな遠くに出向いてまでやるわけです。戦争を行うのに「善意の理由」は100%ありません。あるのは自国と自国企業の利益確保のためにやってるだけです。

 外交って全てそういうことなんです。「自国の領土を拡大したい、侵略されるのは許せない」「自国の利益を妨害する国は許さない」「自国の国民の命を危険にさらす連中は許せない」「自分の国の企業の利益が不当に減っていることが許せない」「自国の税収が不当に少ないことは許せない」・・等々、全ての外交の起点は「自国の利益確保」なんです。だってそれ以外に外国に対して文句を言う必要なんてないでしょ?

 何で「善意」だけでよその国と交渉する必要がありますか?アメリカはよく「どこそこの国の国民の人権と自由を守るために派兵する」なんてことをやってますが、アメリカの利益にならない派兵などするわけないじゃないですか。

 北朝鮮問題なんかアメリカの利益にも何にもならないから消極的でしょ。中国が絡んでいるので影響力をちらつかせるためにかかわっているフリをしていますけど、実際には日本と北朝鮮の問題は日本が解決しろよ、アメリカに頼るな、ってスタンスじゃないですか。

 戦後日本を面倒見てきたのだって、アメリカの世界戦略上日本がちょうどよい位置にあったのと、日本を上手いこと手懐けておかないといつまたアメリカに対して神風攻撃してくるかわかんないという恐怖があったからここまで徹底して日本をアメリカ化させたわけじゃないですか。

 つまりアメリカにとってメリットがあるから日本を助けた「フリ」をしているだけなんです。それにもかかわらず、そのアメリカの軍事防衛の傘の下にいてとりあえずの平和が保たれていることを「憲法9条による平和」と信じてやまない、まことにおめでたい人達。完全にアメリカの教育の賜です。日本人の「外交意識」は戦後完全に骨抜きにされました。

 言っときますけど、中国や北朝鮮が日本に侵略してきたってアメリカは助けてくれませんよ。現に北朝鮮がミサイルを三陸沖までぶっ放したときだって、今中国が尖閣諸島を占領しようとしていたって、韓国が竹島を自分の領土だと主張して派兵してきてもアメリカは何もしてくれないじゃないですか。するわけないんですよ、だって他国の話だもの。外交に善意などありませんもの。

 アメリカが動くのはアメリカに対する侵略行為や危機が起きたときだけですよ。日本に危機が起きたって助けてくれないんです。でも、沖縄の在日米軍にミサイルが一発でも届いたら手のひら返して総攻撃しますよ、絶対。相手国が「参りました」と言うまで攻撃するでしょうね。在日米軍の目的はそういうことですよ。

 まあ長々と書いちゃいましたけど、外交ってエゴのぶつかり合いなんです。相手国を思いやる気持ちなど100%ありませんし、不要なんです。それが「外交」なんです。外交とはすなわち「ケンカ」と同じ意味なんですよ。60年アメリカに守ってもらい、アメリカの属国であったことによって、戦前は政治家も多くの国民も当たり前に感じていた「外交」という言葉の意味をすっかり忘れちゃっているんですね。

 菅さんにこの「外交」の意味が分かっているでしょうか?労働組合と市民活動などという低いレベルの話しか考えていなかったら、こんなえげつない力と力のぶつかり合いのような世界の話など分かろうともしていないかも知れません。

 日本の国益を守るのなら、1にも外交、2にも外交ですよ。だからこそ日本で一番難しい試験を通った超エリート達だけを上級外交官にする必要があったんです。それくらい外交は重要なんです。外交の本質を理解して真に日本の国益のための外交を展開していかないと、本当に日本は沈んでしまいますよ。あぁ、もう半分くらい沈んじゃってるかな・・(笑)。

 そして外交を裏打ちさせるのは軍事力と経済力なんですよね。今の日本にはどれもないですね(笑)。10年ほど前までは経済力だけはありましたけど。

 いっそのこと日本はアメリカ領になっちゃいますか(笑)?そうすりゃ世界最大の経済国、軍事国の一部になれるわけですから世界的プレゼンスは高くなりますもんね。英語も母国語になるから世界中どこにいっても困ることがそれほどないし、ビザもパスポートも要らないでアメリカ大陸まで自由に行けます。日本が外交を捨てるのならその選択も「日本国民の利益」のためならアリかも知れません。

 もしかしたらこれが将来の日本にとってベストな「外交的判断」かも知れませんね。

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