税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





  税理士もりりのひとりごとのナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 日記・エッセイ・コラム > ジャーナリストの驕り  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ジャーナリストの驕り

2010 - 04/14 [Wed] - 02:11

 先日日本人カメラマンがタイの動乱の中で射殺されるという痛ましい事件が起きました。ちょっと前にもフリージャーナリストの日本人がミャンマーでの動乱の中同じく射殺されるという事件も起きました。

 で、今回の日本人ロイターカメラマンが死ぬ直前まで撮影していたという映像の一部がテレビで公開されましたが、あれを見ているとこの方が射殺されるのも致し方ないなぁという状況だったことがよくわかりました。

 映像を見ていると治安側もデモ側も相当激しくやり合っています。しかもこのカメラマンはその小競り合いの当事者双方のすぐ目の前でカメラを回しています。このような殺気だっていて、生きるか死ぬかといった状況もあって相当神経も高ぶっているであろう当事者達のすぐ横にいることが大変危険であったことは明らかです。

 実は以前から私はあまりカメラマンだとかジャーナリストという人達の行動については好意的ではありません。彼らはある種の特権意識を持っているように感じられ、ジャーナリスト・報道関係者であればある意味何を行っても許されるべきという驕りを持っているのではないかと感じられるのです。

 「真実を世間に知らしめ、市民の知る権利を追求する」といえばよい響きなのですが、報道するためであれば何をしても自分達の行動が許される、自分達の行動は何人からも邪魔されるはずがないと考えるのはちょっと勘違いしすぎではないかなぁと思うのですね。

 今回の事件だって攻撃を受けたり、攻撃を行ったりしている当事者のすぐそばで撮影をしていても、ご本人には「自分はジャーナリストだから彼らから攻撃を受けるはずがない。いやいくら興奮状態にある彼らとてジャーナリストを攻撃することなど許されない。」と思い込んでいるフシがあったような気がするのです。

 でも普通に考えれば、そのような生死をかけて争っている人達の目の前でカメラを持ってうろちょろされれば邪魔に決まっているわけで、そんな邪魔をしているカメラマンをうっとうしく思う人がいてもおかしくありません。ジャーナリストだからといって何をしても許されるわけがなく、事件のまっただ中にいる当事者からすればただ邪魔な存在にしか思えないことだってあるのです。

 この殺害事件をテレビや新聞で報道する人達も同じジャーナリスト側にいるわけですから、今回の事件について当然大きく報道し、ジャーナリストが殺害されたことについて批判を行います。しかし一般市民の目から見ればテロや動乱のさなかにあって、ちょろちょろとカメラを持って目の前を横切ったり、話したくもない話を嗅ぎ回っているような連中が本当にうっとうしく思うことだって当然あるのです。別にジャーナリストだからといって特権があるとか、全ての身の危険から逃れることができると思っているのはやや傲慢に感じます。

 これは阪神大震災の時に私たち一般市民も身をもって感じたことです。ジャーナリストだかなんだか知りませんが、連中は震災で人々が右往左往したり、身内が崩れた家の中で生き埋めになっていようと手を貸して人助けをすることなど決してしません。彼らが行うことはそういう風に震災で困っている人達の困っている様子を撮影し、インタビューすることだけなのです。目の前で人が死のうが、身内が死んで泣き叫んでいる人がいようが助けることなどする人種ではありません。

 彼らはその悲惨な状況を世間に知らしめることこそが自分達の使命だと思っています。しかしこれは大きな勘違いだと思いますね。人として取るべき行動の優先順位が完全に間違っています。突き詰めて言うなれば、彼らの価値基準では死にかけている人が目の前にいてもその命を助けることが大切なのではなく、その死にゆく様子を世間に知らしめて自分達がお金を稼ぐことだけを最優先しているのです。こんな人でなしな職業はそうそうあるものではありません。

 よく災害の現場などでは被災者や警察、消防や救急隊員などとマスコミが争っている様子を見ますが、不思議とそのような様子はテレビで放送することがありません。なぜならマスコミは自分達が災害救出などの現場で邪魔をして疎んじられている様子を放送しないからです。そういう意味では自分達の悪い面は決して報道しないで、「知る権利を伝える英雄」というイメージだけを報道しているのでとても卑怯なのです。

 まあ、ですから別にジャーナリストなどは偉い人でも、凄い人でも何でもないと思っています。彼らはただ自分達の金儲けのために日常と違う他人の様子を探し回っているだけの連中です。そんな人達なのですから危険を冒して自分の金儲けのために撮影していたカメラマンが射殺されてしまうのもある意味仕方がない話に思えますし、殺されたご本人もいつかそういう目に会うことがある覚悟は持っていたはずだと思います。

 確かに殺されてしまったことは痛ましい事件ではありますが、ジャーナリストであればそういう目にあっても仕方ないのかな、と感じざるを得ないことも事実です。被害者の身内の方などにとっては至極不愉快な意見を書いてしまったかも知れませんが、そういう目でジャーナリストを見ている一般市民も決して少なくないことは知っておいていただきたいとも思います。

関連記事

トラックバック

http://moriri12345.blog13.fc2.com/tb.php/492-4e8dca5b

 | HOME | 






プロフィール

もりり

Author:もりり
当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。