FC2ブログ
税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





  税理士もりりのひとりごとのナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 税務・会計 > 鳩山首相が贈与税脱税?  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鳩山首相が贈与税脱税?

2009 - 11/27 [Fri] - 03:04

 また鳩山首相の話。凄いですね、9億円もお母さんから「借りていた」んですって?毎月1,500万円、年間1億8千万円ですって?にもかかわらず、首相本人は「これは自分の金」と言っているようで訳が分かりません。で、記者に問われると「自分の知らない話が出てきて驚いている。司法に全てを任せている。」とのこと。


 なんかおかしくありません?起訴されている会計責任者も事情聴取に対して「知らない」と答えているのだとか。そもそも鳩山首相からすれば、自分と母親との金の話でしょう?何で分からないの?「分からない」と言えば周りが許してくれると思ってるの?お母さんに確認すればすぐに答えが出る話なんじゃないですか?


 借入金であるのならお互いが「分からない」はずがないし、当然これだけの資金の貸借ですから金銭消費貸借契約書や利息の定めをしているでしょう。返還の期日も定めてあるでしょう。それについて首相が承知していないのであれば貸借ではありませんよね?普通に考えれば贈与でしょうね。贈与であれば当然贈与税を脱税していたことになるわけで、ほぼ半分が税金ですよね。先日の茂木の話を上回る額の申告漏れ(脱税)額ですよね。


 今回の鳩山首相の対応は明らかに間違ってますよ。この母親からの資金の話については、資産管理会社がどうのとか、資金管理団体の会計責任者がどうの、という話じゃなくて、鳩山首相自らが自分の口から自分の言葉で説明しなければならない話です。司法に委ねる話でもありません。首相自身が答えなければならないプライベートな話です。


 最近の鳩山首相、ちょっと対応が悪いですね。というか5年間で9億円も実の母親から資金が動いてきているわけですから、わかってやっていたとしたら大犯罪ですよね。元々脇の甘い人なんでしょうね。先日の株式譲渡に関する申告漏れといい、どうも遵法意識があまり高くない人なんですかね。


 きっと鳩山首相の頭にある落としどころは、母親と自分以外の「誰か」が勝手に資金を動かした、つまり「騙して」母親からお金を自分の政治資金管理団体に動かした、という筋書きで収めたいのでしょうね。そうすれば母親はその「誰か」から頼まれて息子にお金をあげたつもりだったが、鳩山首相本人はその話を「知らなかった」わけですから贈与契約は成立しません。じゃあこの場合どこに問題があるのか、といえばその「誰か」が首相の母親に「虚偽の説明」をして政治資金規正法に抵触すると知りながら母親のポケットマネーを鳩山首相の政治資金管理団体に入金するように「騙した」ということでしょうか。


 こうなった場合にその「第三者」の行為がどういう法律に抵触して、どういう処罰が下るのかは私には分かりません。ただ鳩山首相本人の贈与税脱税を晴らすためには鳩山首相は「知らなかった」を通し、母親も「騙された」ということにするしかないわけです。もちろんそれでも政治資金規正法には抵触するのでしょうが、「誰か」が母親を「騙して」お金を引き出してきたわけですから、悪いのはその「誰か」ということにすることができれば鳩山首相自身の身の潔白は示すことができます。母親も「騙されて」息子に資金を提供したわけですから被害者扱いにできます。


 でもそれにしても自分の母親が行った行為なのですから、鳩山首相が母親にどういう経緯でお金を自分の資金管理団体宛に支払ったのかを直接確認してそれを説明すればいいだけの話。ぜんぜん難しい話じゃありません。にもかかわらずそのあたりのストーリーを今明かせないのは、先ほどの贈与税脱税嫌疑を晴らすための筋書きを一生懸命関係者と調整しているからなんでしょうね。だって事実は既に発生しているわけですから、対策としては後付けの理由を作るしかないのです。誰をその「誰か」に仕立て上げるのか、その犯人作りを一生懸命行っているのでしょう。


 昔の政治家周辺でこんなことが起きれば、誰かが自殺するものなんですけどね。そしてその死んだ人を犯人扱いにして終わってしまう、そういうパターンですよね。今回任意の事情聴取をされている会計担当者を犯人にするのが一番手っ取り早いのですが、その会計担当者も今は「知らない」と言っているわけですね。どうやってその会計担当者に「私が首相のお母さんを騙してお金を受け取りました。政治資金規正法に抵触することは分かっていました」と言わせるか、或いはそのまま闇に葬ってしまうのか。或いはこの会計担当者以外の別の誰かを犯人に仕立てるのか。今ドロドロした駆け引きが水面下では行われているでしょう。


 まあ何にしても胡散臭い話ですよ。日本国の首相にしてこんな即答できない問題を抱えているわけですから、他の政治家も推してはかるべし。だから私は政治家を信用しないんです。政治家は基本的に遵法精神が低い、というか政治家だけに「裏技」に頼ろうとしすぎなんです。それが嫌いなんです。

関連記事

トラックバック

http://moriri12345.blog13.fc2.com/tb.php/403-b45fd7d4

 | HOME | 






プロフィール

もりり

Author:もりり
当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。