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麻生総理、頑張れ。

2009 - 03/30 [Mon] - 02:12

 麻生総理、確かに漢字も読めないし、ややKYなところはあるのですが、個人的に彼の施策については意外と悪くないなと思うこともあります。特に「高速道路の料金引き下げ」と「贈与税減免検討」については私も昔から望んでいたこともあって個人的な評価は高いです。


 高速道路の料金引き下げについては、「休日だけでは効果が少ない」とか「渋滞を加速するだけ」と批判する方達もいますが、私はそんなこと無いと思いますよ。道路が多少渋滞したってイイじゃないですか、大した問題ではないですよ。実際私も今日高速道路に乗って遠出をしましたが心配するほど渋滞はしませんでしたよ。しかも片道料金はきっちり千円。これはホントに有り難いことです。だって経済的に見ても、今まで高い道路代に支払っていた金額が浮くわけで、当然その浮いたお金を旅先で消費してくれる人が増えるでしょうから地域経済の活性化には必ず効果があるはずです。だって考えても見て下さい。あなたが消費者だとしたら高速道路会社にお金を支払いたいですか?それとも旅先の旅館、ごちそう、おみやげや観光にお金を遣いたいですか?私なら絶対的に後者ですね。高速道路会社に金払ったって仕方ないですよ。不必要に大儲けして天下りの温床になっている会社に無駄な金を払って天下り役人の給料に消えていくのなど嫌ですもの。どうせ金を払うなら自分の楽しみのために遣いたいですよね。通行料なんてインフラ料金に高い金など使いたくないですよ、誰だって。


 瀬戸大橋なんかできた当初から疑問に思っていましたが、あんな高い料金でだれが渡るっていうんですかね?借金があるから高い料金設定にしなければならないなんて正に役人の考え方。高い料金設定のために利用者が少なくなりなおさら借金が返せない、という悪循環に陥ることなど誰だって分かる話ですよね。需要があってこその料金設定なのですから、みんなが「この料金なら瀬戸大橋を使ってもいい」と思う料金設定でないと話になりませんよね。いくらお金をかけて橋を作ってるかどうかなんて利用者の知ったことじゃないですからね。で、今土日の通行料は千円ですよ。これが妥当な値段じゃないでしょうかね。だって向こう岸が見えている距離を渡る橋なんですからね、所詮。通行距離からしたら千円程度が妥当ですよ。それが消費者から見た「値段」ですよ。


 さっきの話じゃないですけれど、高速料金が千円になったおかげで多くの人が四国に渡ってうどんを食べに行っているじゃないですか。そして四国の地域経済は大きく潤っているんじゃないですかねぇ。これこそが高速料金引き下げの最大の効果ですよ。多少の渋滞が起きたとしても、そんなこと経済の活性化に比べれば大した問題じゃありません。なぜ今まで高速道路料金を引き下げようとしなかったのか不思議としかいいようがありません。今回の価格引き下げをモデルケースとして、それがどのような経済効果があるのか、どのような問題があるのか、それを検証して将来さらにこのサービスが平日にまで広がってくれることを期待しています。高速料金の値下げって、本当に一般国民への心理的な影響がすごく大きいんですよ。


 さてそして贈与税減免の話。これも以前からブログに書いておりましたように、経済活性化のためには高齢者が持っているお金を消費させる必要がありますから、相続税贈与税の課税を強化して強制的に高齢者の金銭を国が召し上げて再配分するか、或いは大胆に課税を減免させて家庭内でお金を若い世代へ流動化させて若い世代の消費を刺激するか、のいずれかになるわけです。課税を強化するのは利益集中と権力集中につながりますから国家としては一番やりたい方法なんですが、国民としては最も嫌な方法ですよね。で、逆に課税を減免する方法は自分達自身で自由にお金を使ってよいわけですから、国としてはノーコントロールで嫌でしょうが、国民としては最も嬉しいやり方ですよね。


 国民ウケのよい施策を行えば政府・与党の支持率がアップしますから、麻生政府及び自民党は減免措置の方を選択しようとしているんでしょうね。まあ考え方としては高速道路料金と全く同じですね。同じ金額を遣うにしても、嬉しくないことにお金を遣うのか(=高速道路料金や税金)、それとも嬉しいことにお金を遣うのか(旅先の楽しみのためにお金を遣う、自分の子や孫の為にお金を遣う)、そのどちらを政府が後押しするのか、ということですよね。


 そういう意味では麻生政権は国民が喜んでお金を遣いたくなるような施策を行おうとしているところに好感を感じますね。それは今までの政府ではほとんど見られなかった傾向ですが、麻生総理は矢継ぎ早に国民が喜びそうな施策を打ち出しています。もちろん支持率低迷というのが背景にあるのは確実なんですが、それでも大胆にこれだけのことをしてくれるのは決して悪くないと思いますね。


 私の個人的な考えは、国家が税収を増やしたいのであれば、税率を上げたり課税対象を広げるやり方ではなく、経済を活性化させてお金を動かしてその結果法人税なり消費税で税収を増やす方法のほうが望ましいというものです。そうするのであれば国家は税収を増やすためには税制をいじるのではなく、経済を活性化させることに尽力する必要があるわけで、今回の高速料金引き下げや贈与税減免などは正に経済活性化の大きな施策になりうると思います。


 頑張れ、麻生首相。この調子で国民が喜ぶ方法で経済活性化策を進める限り私はあなたの政策を支持しますよ。

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