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ハードディスクのお引っ越し

2023 - 03/19 [Sun] - 13:13

先日自宅のパソコンでハードディスクに保存したデータを見ようとすると、そのうちのごく一部に「ファイルが壊れています」というメッセージが表示されました。

「これはハードディスクが壊れかかっている兆候!」と危機感を感じた私は急いで新しいハードディスクを買うことにしました。

まだほとんどのファイルはそのようなメッセージが出てきていないようですので(全部を確認したわけではないですが)、この状態を放置しておくと読めないファイルが日々増えていってとんでもないことになってしまうのが予想できましたので、思い立ったが吉日とばかりにハードディスク更新を実行に移したわけです。

今使っているハードディスクは容量が2T。新しいハードディスクは容量が4Tのものにしました。もっと大きな6Tとかのものもありますが、恐らく私が6Tの容量を使い切る前にハードディスクの寿命が来そうに思えましたので(笑)、とりあえず今回は従来のものの倍の容量の4Tを選択しました。

SSDはまだこのクラスの容量になるといい値段しますが、昔ながらのハードディスクなら安いですね。今回買った4Tの外付けディスクも、メーカーはロジテックで、メーカー直販品が一番安く、送料込みで1万円弱でした。

よく知られているように、ハードディスクの技術革新に伴う価格低下は驚くほどで、私が初めてパソコンを買った約30年前だと、確かそのパソコンに取り付けられていたハードディスクは500Mだったと思いますからね。それでも当時においてはかなりの「大容量」を売りにした商品でした。

それが今では4T、6Tの時代ですから、隔世の感がありますね・・。当時と比べればハードディスクの容量は数千倍ですものね、しかも書き込み・読み出しや転送スピードは相当速いわけですから。

そう考えると、HDDもSSD(メモリー)も、メガ(M)単位の商品が千倍のギガ(G)の商品に進化していくには結構時間がかかったように思いますが、ひとたびギガ(G)単位の製品が世に出始めると、それがさらに千倍のテラ(T)単位に進んでいくにはそれほど時間を要していない気がしますね。これも「なんとかの法則」に則っているんでしょうか?よくわかりませんけれども。

ただ、容量がそれくらい大きくなってくると引っ越しにかかる時間もすごいです。もちろんハードディスクが取り付けられているパソコンが古いものであるということも影響しているとは思いますが、すでに1時間以上経過していますが、まだたった5%が転送できただけ(笑)。こりゃあ相当時間がかかりそうです。一日がかりかな?

今後個人や世の中で扱うデータ量というのはどんどん増えていくと思いますが、同時に保存すべきデータ量というのも劇的に増えていきます。今回の記事でも書いていますように、デジタル機器やその部品は永遠に壊れないものは一つもありませんから、一定期間が経てば必ず新しいものにデータを移し替えて更新していく必要があります。

そうなってくると何が大変か?といえばそのデータの移し替えにかかる時間が長くなって大変なんですよね。まあその作業は放っておけば勝手にやってくれるし、機器の進化に伴い処理スピードも上がっていくはずですから、そこはあまり気にしなくていいと言えばいいのですが、もっと将来になれば何百T、さらにその先のP(ペタ)の単位のデータを移し替えることになるわけですから、気が遠くなるほど膨大なデータを移し替えながら保存していく時代になるんでしょうね。

書類にしても、紙で保存していた時代と比べればびっくりするほどコンパクトな部品にすごい情報量が収まることになりますよね。うちの事務所ではもう新規に紙ファイルを保存することはありませんが、もし紙ファイルで保存していたら今頃それを保存するキャビネットを事務所に何個置いておかないといけないんだろう?と想像しただけでゾッとします。

でもそれがスキャンして電子ファイルにしてしまえばそんな膨大な量の紙ファイルがほんのスマホサイズくらいしかない1TのSSDに余裕で全部入っちゃうんですからね。そりゃあコストの面から見ても、保管・保存にかかる手間や面倒から考えても、電子ファイルを利用しない理由なんてどこにもないです。電子ファイルにしたらファイルを探すのもラクですしね。

すべての紙ファイルを電子化させるかどうかは作業の効率化との兼ね合いもあって毎年の作業の影響を見る必要があったので、うちの事務所では数年かけながら割とのんびりと紙ファイルを電子化移行してきましたが、今まで唯一紙で残していた年末調整に関する保険料控除申告書やそれに関する証明書の類いも昨年あたりから電子保存することにしました。

これで事務所の仕事に関する紙ファイル保存は実質ゼロになりましたので、今後うちの事務所で紙ファイルが増えていくことはありません。ようやく事務所の電子化が一段落したというところで、後は念のため保管してた紙ファイルを捨てていくだけ。実にすっきりすることができます。

こうやって電子化したことで、従来ならば保管スペースの関係でどれほど頑張っても過去7年分くらいの資料しか保存できなかった各顧客の申告書や資料を、恐らく何十年前のものも含めてすべて残していくことが可能になります。それでも必要なスペースはたったスマホ1個分くらい(笑)。

しかもこれだけの膨大な資料や情報が事務所のパソコンにネットを通じてアクセスすれば、いつどこにいても自由に見ることができるのですから仕事の効率化・利便性への貢献度はすごいです。書類を持ち歩く必要もないわけですから紛失や忘れる恐れもないですしね。

でも先ほども書きましたように、今後はこの電子化された情報のデータを壊さないように安全に保管し続けていくための更新作業がとても大切になってきますので、ここに定期的に注意を払って電子書庫(=ハードディスク、SSD)の更新を行っていく必要がありますね。

ここさえ注意していけば、自宅でも、職場でもずいぶんと保管スペースは不要になってミニマムに生活できるようになってくるかもしれないですね。

あと事務所でスペースをとっているのが本(専門書籍など)なんだよなぁ・・・(笑) これがなんとかなれば本当に事務所のスペースって相当広く使えるようになるんですけどね・・。

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