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柔道は金メダルを取らないといけない競技なの??

2016 - 08/09 [Tue] - 14:48

いまリオオリンピックが開催中で、様々な競技で世界最高峰の勝負が繰り広げられていますね。日本もなかなか好調な成績を収めており、体操、水泳、柔道でしっかりと金メダルも取りました。本当に素晴らしいですね。

で、ただ、先日テレビを見ていてとても違和感を感じたシーンがあったものですから一つだけ苦言を。

このオリンピックで最初にメダルを取ったのは柔道の男女代表だったわけですが、そのうちの男子代表がフジテレビのスポーツ番組でインタビューを受けている際、日本のスタジオにいる元柔道オリンピック代表で銀メダリスト、そして元日本代表監督でもあった篠原が、その銅メダリストに対して「おい、おまえ金メダルを取ると言っていたよな?どうなんだよ、そのあたりは?金メダルはどうしたんだよ?」みたいな罵声とも思える質問を投げかけていたんですよね。

それをテレビで見ていて、正直「そりゃないだろ?」と思いましたねぇ。たとえ日本柔道界において金メダルを取ることが至上命令だったとしても、大会が終わったばかりの選手に対して「なんで金メダル取らなかったんだ?」という質問は、そりゃ公共の電波を使って話すべき内容じゃないでしょう。せめてテレビの画面の前くらいでは「銅メダルおめでとう。お疲れさま、よく頑張ったな」くらいのねぎらいの言葉はかけてあげてもいいでしょう。どうしても金メダルに対する叱責をしたいのなら、カメラのないところでやればいいじゃないですか。

こんなの、あまりにメダリストに対して失礼ですよ。篠原は柔道界にいた人ですから、柔道における「金メダルは当然」の感覚において檄を飛ばしたつもりなんでしょうけれども、テレビで銅メダリストがまるで悪いことでもしたかのように責められているやりとりを見せられるのは正直たいへん不愉快でしたし、ほかの競技の金メダリスト以外のメダリストに対してあまりに失礼でしょう。

そもそも未だに「柔道は日本のお家芸。金メダルは取って当たり前」と思っている感覚がどうなのかな?と思いますね。確かに柔道は日本発祥のスポーツだと思いますが、もうオリンピック競技として採用されてから半世紀が経ち、世界中に日本人選手よりも強い選手がたくさんいる競技です。

それを相も変わらず「金メダルを取って当たり前」だなんて、傲りすぎじゃないでしょうかね??もっと謙虚に海外勢の戦略や戦い方を分析してそれに対応すれば、それこそもっと金メダルが取れるんじゃないですか?「一本にこだわった綺麗な柔道」なんて言っていますが、いまや柔道はポイント制のスポーツなんですから、一本にこだわったって負けちゃったら意味ないんじゃないですか?

近年の柔道のオリンピックでの試合を見ていて、一番国際柔道に対応していたのは石井慧選手だったと思いますよ。必ずしも一本にはこだわらず、ひたすらに「負けない柔道」徹し、そしてしっかりと最後まで負けないで金メダルを取る。これでいいと思うし、逆にこういう戦い方をしないと、いまの世界柔道の中では一本にこだわる日本人選手が泣きを見るばかり。そんな無駄な戦いをするために何年間も厳しいトレーニングをしてきたわけではないでしょうに。どうせ厳しいトレーニングをするのなら、結果がついてくるような戦略に基づいてトレーニングすべきですよ。

日本人は変なところで変な精神論的こだわりが顔を見せることがあるんですよね。全然勝負とは関係ないところで、変なプライドにこだわるというか。もちろんそういう姿勢を高く評価する人が日本にはたくさんいるから、相変わらず勝負とは関係ないところにこだわりを持ってトレーニングや試合に臨む選手が多いのでしょうが、そこまでスポーツに精神論が必要ですかねぇ・・?

もちろん精神論の必要性、気持ちの強さが何よりも大切なことは承知していますよ。承知していますけれども、ただ、勝負と関係のないところでこだわっても全然意味がないと思うんですよね、正直。綺麗な一本柔道にこだわっていても、泥臭くポイント狙いの選手に負けてしまったら何の意味もないでしょう?だったらポイント狙いに来る選手と戦う際には、こっちもポイントで負けないような柔道で応戦する必要もあるんじゃないでしょうか?

私個人としては、柔道の銅メダル、ものすごく立派だと思いますね。これだけ世界スポーツとして広がりを見せてきた時代において世界3位の戦績を残すことは大変な偉業です。それは素直に賞賛したいと思います。間違っても銅メダリストに責め立てるような罵声を浴びせるべきではないと思うし、そのような失礼がまかり通っている現在の日本柔道界の考え方は何か間違っているような気がしてしかたないですね。

その誤った独善、井の中の蛙感覚を捨てない限り、日本柔道はさらに世界の中で地位低下していくように懸念しますね。

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