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障害者への差別・・、正直難しい問題です・・

2016 - 07/31 [Sun] - 14:26

先日相模原市で起きた状況を読むのすらおぞましい大量殺人事件が起きてしまいましたね。犯人も精神障害があるのか、薬物の影響があるのか、かなり精神的に支障をきたしていた人のようなので事件の背景などがいまいちよく把握しきれなかったのでブログに書くのは控えてきました。

でも、やっぱり19人もの罪のない方たちを一度に刺し殺すという残虐きわまりない大量殺人事件でしたので、的外れかも知れませんが私なりのコメントを書いてみようと思います。

報道に寄れば、犯人は少し前までこの事件の舞台となった障害者施設で職員として働いていた人なのだとか。だから内部事情には詳しかったのでしょうね、当然。で、事件後のいろんな情報を見ていますとこの事件がかなり特異なものであることがわかってきます。

まず犯人は学生の頃に背中から胸にかけて入れ墨を入れていたのだとか。私の考えが古いのかも知れませんが、もうこれだけで私自身はかなり引きます。学生で体の広い部分に入れ墨するだなんて、もうその後の人生を捨てているのと一緒じゃないですか。はっきり言ってその後の人生ではヤクザか、怪しい自営業をやるしかなく、とてもまっとうな勤め人ができるような心持ちをした人だとは思えません。

そして事件が起きる少し前に、この障害者施設などを対象として大量殺人を行うと予告した手紙を衆議院議長に宛てて送っていて、それを受けて措置入院の手続きが取られ、強制的に病院に収容されたらしいですね。しかしそれも程なくして退院し、そして結局は例の手紙に書いたとおりの大量殺人事件を起こしたわけです。

さらには障害者は世の中に不要、として抹殺をしようとしたヒトラーの思想が自分に降りてきた、とこの犯人が話していたことも明らかになっています。

いえ、一言で言えば、この犯人が「キチガイ」なんです。それは誰がどう考えてもそういうことで、もうこの犯人を弁解する余地など何一つありません。きっと裁判になれば弁護士が「精神状態に問題があったので精神鑑定を行ったうえで無罪に」と主張するのは見えていますが、以前何度もこのブログに書きましたように、そもそもキチガイでなければ自分の欲望のために他人を殺したりはしませんから、精神状態がどうだったかどうかなんて今回のような大量殺人事件に関していえば争点にすべきものではないと個人的に思っています。

しかし、それとはまったく別の視点から、本当に障害者に対する差別、というか人々の偏見というものがなくなりうるのか、あるいはなくさなければならないのか、ということを考えてみた場合、やっぱりむつかしい問題があるのではないかと思うんですよね。今の時代は障害者の働く権利というものがかなり重視されてきているわけですが、法律でいかなる規定があろうがなかろうが、やはりそれだけで解決できる問題ではないのではないかと思うところも少なくないのです。

先日大変流行っているセルフうどん店に行ったわけですが、そこの行列に並んで待ちながら中にいる店員さんたちの作業を見ていましたらとても忙しそうにしているとともに、その作業の様子がお客にすべて見えるんですよね。うどんの生地をストックから出して麺棒で延ばし、それを製麺機にかけてうどんを作り、すぐさま茹でる作業を行う女性、そしてお客の注文を受けてうどんをもう一度茹でてどんぶりに入れる人、天ぷらを揚げる人、レジを打つ人、すべての店員の一挙手一投足をお客は見ることができます。

で、その時申し訳ないのですが、ふと考えてしまったのです。そうやってうどんを作ったり、うどんをどんぶりに取り分ける係の人たちが指や腕の一部がなく、動きも不自由そうで、お客との会話も大変そうな人だったとしたら、と。そういったことは想像すべきことではないのかもしれませんが、しかし、もし障害者ご本人がそういった担当を行いたいと希望した場合に、企業としてそれを断ることができるのだろうか?それは障害者の自由な職業選択の機会を奪い、障害者を差別していると批判されないのだろうか?と。

申し訳ありません、理由はあえて書きませんが、きっとそのような障害者の方たちの希望を聞いていたら、このうどん屋さんはすぐにお客さんがいなくなってしまうでしょうね。きっと多くの方も「そりゃ、そうなるだろうな」と心の中で思ったはずです。

残念ですが、世の中そんなキレイごとで回っているわけではありません。人間というのは実に残酷なもので、人間は結構見た目の好き嫌いで相手を選別しているものなのです。誰だって美人やイケメンは好きですし、彼らと仲良くしたいと思いますが、そうでない場合には扱いが明らかに違ったりします。世の中「美人」「イケメン」というだけでお金を稼ぐことができる人がいるのも事実で、芸能界はそんな人たちばかりが集まってファンからお金を集めて稼いでいるわけです。

でもそれは差別なのでしょうか?いえ、違いますよね。それを差別なんて言ったら、世の中に恋愛なんて成り立たなくなってしまいます。人間の好き嫌いの感情というのはそれほど強いものだし、理性でコントロールできる類のものではないと思っています。

だから、障害者に対する差別や偏見をなくすということは、正直言ってとてもむつかしいものだと思うのです。「いやそんなことはない」と思っておられる方に質問をしますが、ではあなたはそんな障害者の方と恋愛し、結婚し、子供を残したいと思いますか?正直に本心からお答えになってみてください。

第三者の立場に立てば誰だってキレイごとはなんとでも言えるんです。でも人間の本心というのは偽ることができないのです。だって人間はサイボーグやアンドロイドではない生身の生き物なのですから、有史以来連綿と世代を超えて受け継がれてきた「生きることに対する価値観」というものは、近年の「正しい考え方」「好ましい考え方」だけで説明できるものではないのです。

しかし、だからといって今回のような大量殺人事件を起こしてよい、なんてことは100%ありません。今回の犯人の思考がどこでどう狂ってしまったのか、そこは他人である我々には窺い知ることなどできません。ただ、障害者の方たちの権利というものをどうやって社会として実現させていってあげるのか、という問題については、正直かなりむつかしい課題が人の心の中には横たわっているのではないかと懸念もするわけです。

こういったことを書くことを「差別だ」とご批判される向きがあることは重々承知しています。しかし何でもかんでも「差別」という表現で非難したり問題解決を図ろうとすることはあまりにも乱暴ではないかと感じますし、社会は結局人の心の集まりによって成り立っているわけですから、人々の感情までをも無理やりに「権利という理性」で支配してしまうのは難しいのではないかと正直感じますね・・。

不愉快にお感じになられた方に対してはお詫びを申し上げます・・。

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