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高校の授業で政治について教える必要などない

2016 - 07/01 [Fri] - 22:31

この参議院選挙から選挙権が18歳まで引き下げられることに伴って、高校の授業でどのように政治や選挙に関して啓発・啓蒙を行うべきか、という話題を見かけます。実際に選挙権が高校生に与えられることになるので、高校の授業で参政権についてもっと意識を高める必要があるというのがその理由なのでしょうね。

高校の先生たちが「どうやって授業で教えるべきか?」と悩んでおられるという話も記事で目にしますけれども、いやいや、高校の先生が授業で生徒に選挙について教えたりなんかしたらダメですよ。そんなことしたら、まず間違いなく授業を行うその先生個人の政治的思想が生徒に教えられることになります。

ただでも左翼的、反国家主義的な思想を持っている人が多い教師が政治について授業を行う、なんて恐ろしすぎます。一部の先生は「自分たちの思想・信条を生徒に伝えることができる!」と喜々としているかもしれませんが、これはとんでもないことです。授業で政治について教えるのであれば、まず何よりも「偏りのないフェア」であることが求められますが、そんな授業ができる高校教師などたぶん一人もいないでしょう。

で、私はちょっと考えてみたのです。「そもそも、選挙権が18歳に引き下げられたからと言って、そのことについて授業を行う必要などないじゃないか」と。だって16歳から法律的にはバイクに乗ることが可能であるにもかかわらず、現実的にはバイクに乗ることを認めている高校は事実上皆無でしょう。免許を取ることすら禁止している学校だってあるかもしれません。

それは言い換えれば「生徒は16歳からバイクの免許を取得して、バイクに乗る権利が法律で認められているにもかかわらず、学校はその権利を制限して認めていない」ということですよね?だったら選挙権についても同じじゃないかと思うんですよね。もちろんバイクに乗る話と根本的に違うことなので、もちろん18歳になった高校生に与えられた選挙権を何人であっても制限することは認められるべきではないと思います。

ただ、バイクと同じである点は、選挙権も所詮「権利」である、ということです。そう、選挙権はあくまで「権利」であって「義務」ではないので、18歳になって選挙権が与えられたからといっても、その権利を行使して実際に選挙に行って投票するかどうかはあくまで個人の判断に委ねられるべきではないかと思うのです。

だから高校で政治や選挙に関する授業など行う必要などないと思うのです。そしてバイクのケースと同じように、学校として生徒に対して政治的な活動を校内で行うことを制限したければ、それは高校の裁量で制限が加えられるべきだと思います。だって会社においても会社内で個人の政治活動を行うことを認めている会社なんてないでしょうからね。そういう点で高校だって一緒だと思います。

ええ、ですからもちろん18歳になって自分の選挙権を行使したい、と思う高校生がいれば、それはご自分の意思と判断に基づいて選挙に行って投票すればいいと思うのです。しかし、政治や選挙のことについて学校で授業を行ったり、ましてや高校生が高校内で政治的な活動を行うことを認める必要などないと思うのです。

そもそも普通の18歳の高校生は大学受験勉強に忙しいわけで、選挙や政治についてエネルギーを注ぐ生徒はそれほど多くないと正直思うんですよね。だから選挙権は大学に入ってから、あるいは高校を卒業してから自分で時間をかけてじっくりと考えてから行使すれば良いのではないかと思うのです。

選挙権はあくまで「権利」ですからね。権利なんですから、投票したい人は投票すればいいし、投票したくない人はする必要はないんじゃないかと思うんですよね。その「権利」の行使について高校で授業で教える必要などないし、ましてや政治的な考え方を授業を通じて生徒に教える、なんて絶対にやるべきじゃないと個人的には考えています。

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