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ストーカーって本当にコワい

2016 - 05/30 [Mon] - 15:34

先日も東京で個人で芸能活動を行っていた女性が元ファンのストーカーにナイフで刺されて重傷を負った、という事件が起こったばかりですよね。だいぶ前には、同じく芸能活動をしていた女性が自宅に潜んでいた元交際相手だったストーカーに殺されるという事件も起き、こちらも社会に大きな衝撃を与えましたよね。

ストーカー行為を行うということは、それは表現を変えれば「大好きの裏返し」になるわけですが、「相手が大好きすぎて、自分の思い通りにならない相手を殺したいくらい憎く感じる」という感情を持ってしまうところがストーカーに見られる思考の特徴だと思います。何しろこういうタイプの人は思い込みが激しくて、問題が生じても多面的に解決をはかろうとするのではなく、とても単純に、自分にとって都合がよいように片付けようとする傾向があるのでしょう。

だから好きな人に振られたりすると、「何が問題だったのか」ということを冷静かつ客観的に分析して見つめるのではなく、「自分は正しかったのになぜなんだろう?」とか「自分の思いは一途で嘘偽りはない。だからそれを相手に一生懸命伝えればきっとこの気持ちは相手にも伝わり、必ずよりを戻せるはず」とかそんなことばかり考えているのだろうと思います。ええ、視点が常に一人称で自分のことしか考えておらず、相手や第三者の視点に立つことができないのです。

正直言って、私にはストーカーになる人の気持ちは理解できません。いや、理解できないというか、確かに人間誰しも相手を憎みたく思うほど好きになることはあると思いますが、しかし基本的に自分のことを嫌がっている相手を無理矢理こちらに向かせよう、などという感情が私にはないんですよね。嫌がっている相手に好きになってもらえるほど自分が魅力的だという自信をそもそも持っていないし、「あ、この人は僕のことが嫌いなんだな。じゃあ、これ以上嫌われる必要もないし、近くに居るとこっちも不愉快だから、今後はかかわらないでおこう」と思ってしまうので、今までの経験から言ってもたぶんこれからストーカーになることはないだろうと自分では思っています。

でもストーカーになる人は違うんですよね。先ほども書きましたように、彼らの感情は全て一人称、「自分」が全てですから、「自分が好きなら何をしても許される」「相手のことをこれほど思っている自分を嫌おうとしている相手のほうがおかしい」「なぜこんなにも真剣な自分の気持ちを相手は受け入れてくれない」とかそんなことばかり考えているわけです。

ですからストーカーってコワいんですよ、ある意味自分の世界にはまり込んでしまってそれ以外の物事が全く見えなくなっている状況ですからね。ハッキリ言って法律もモラルも関係なくただ自分の世界だけしか見えていないキチガイなので、彼らの行動を理屈や力で止めようとすることなんて無理なんです。だって正しいのは自分だけ、周りはみんな考え方が間違っている、もちろん相手も考えが間違ってる、と思っているわけですからね。

しかも、更にタチが悪いのはストーカーは独占欲が人一倍強いので、「自分の思い通りにならないくらいなら、いっそ自分のこの手で相手を殺してしまえば相手が自分の思いに背くことは二度とない。これで自分ももう心乱されることはない」と思っているところなんですよね。この思考が本当にコワい。だから相手のことが大好きだけど、好きの感情の裏返していとも簡単にその好きな相手を殺せちゃうのです。

そう、ただ単に自分のことしか考えていない、と言うことだけではなくて、殺してでも相手の存在を永久に独占しようと考えているところも恐ろしいんです。でも意外と身の回りにもいるんですよ、こういうストーカー的な思考をしている人って。みんなが迷惑をかけられて眉をひそめているのに、全く意に介さずに自分のやりたいことを相変わらずマイペースでやっている人などはストーカー気質がかなりある方ではないでしょうか。

そういう人、誰でもフェイスブックで友達になった人の中に一人や二人はいるんじゃないでしょうか。ひとたびストーカー気質の人に好かれるとなかなかその思いから逃れられるのは難しい気もするんですが、でもとにかく「あ、この人ヤバイかも」と思ったら、とにかく少しずつでもよいので距離を置くのが大切だと思います。メッセージやメールにはすぐ応対しない、応対するときには極力相手を喜ばせないように気をつけながら書く、しつこく何度も繰り返されるメッセージのやり取りは早めに打ち切る。そして一対一で直接会う機会をなるべく作らない、といったところでしょうか。

とにかくストーカーは相手の気持ちは全くと言ってよいほど無視しますから、こちらがストーカーに気をつかってメッセージやデートの誘いなどに乗ってしまうと、向こうは完全に「気がある」としか受け取りません。だから、とにかく接触の機会を減らすのが一番大切です。バーチャルでもリアルでも、一対一になる状況を極力作らないことです。

でも今回の事件などのように芸能活動をしている人達に対するストーカー行為というのは防ぐのがなかなか難しいですよね。だってストーカーされる方もファンを増やしていきたいと思っているので、ストーカーかどうかにかかわらずファンには愛想を振りまかざるを得ませんものね。

でも、こういうストーカー行為って芸能人などに関しては昔からあったはずなんです。だから芸能人などはそういったストーカー行為を未然に防ぐ仕組みを作っているんだと思うんですよね。事務所やマネージャーがストーカーのようなファンからタレントを守る役割を果たしていたはずなのです。

だから芸能活動をして人気者になりたいと思っている人は、ある程度ファンが増えてきたら決してその人1人だけで活動しないことです。友達でも誰でもいいので必ずマネージャーのような人を雇って個人事務所を作り、ファンからの連絡や出演予約などの交渉ごとを自分一人が矢面に立たなくてもできるようにするべきです。望ましいのはやはりそれなりの事務所にタレントとして所属する方がベターですよね。

今回被害を受けた女子は個人で活動してたんですよね?事務所にも属さずマネージャーもいないといった感じで。確かに今はネットなどが普及したおかげでタレント一人である程度の芸能活動は可能になったと思いますけど、でも裏を返せば今回の事件の犯人のようにワケの分からない連中につきまといの機会を与えやすくなったとも言えるわけです。しかもタレントとストーカー的ファンが直接連絡を取り合える状況だったというのは、ストーカーを勘違いさせて増長させる大きな要因になってしまいます。

AKBが売れ出してからというもの、「ファンとの距離が近い」という点を売り物にしたアイドルやタレントが増えてきていますが、正直言ってとても危険な傾向だと思います。タレントは全てのファンに対して愛想を振りまきますが、愛想を振りまかれたファンは「自分一人に対して愛想を振りまいてくれた」「あのタレントはオレのことが好きなんじゃないか?」と思い込みますからね。そんなわけないんですけどね、実生活で彼女や嫁のいない気持ち悪くて不細工な中年男なんてタレントが好きになるわけないじゃないですか(笑)。

でもそう思い込めるのがストーカー連中なんですよ。全く自分のことや状況を客観視することができず、全てを自分にとって都合の良いように解釈して、それをその通りに思い込める人たちなんです、彼らは。もちろん男だけじゃなく、女性にもそんな人はいますよ。福山雅治のマンションに侵入したコンシェルジュなんかもそうでしょうね。

まあ、とにかくストーカーっていうのはコワい存在です。自分が相手に思っている以上になにかをしてくれる異性が身の回りにいるとしたら「アレ?」っと思って少しだけ疑ってみるべきです。そして少し距離を置いてみて相手がどんな反応を示してくるのか様子を見るべきです。

「最近連絡くれないけどどうかしたの?寂しいよ」といったあたりのメッセージに始まって、「もっと連絡ちょうだいよ!寂しいからこっちから連絡するからね!」といった調子になってくると、もはやストーカーの素質が十分あります(笑)。そんな人がいたらとにかく距離を置き、そして「ゴメンね、最近忙しくて連絡できないの」とか「あなたのご希望通りにはなかなかできません。ごめんなさいね」とハッキリその気のない意志を表示すべきです。

それをいきなり断って嫌われるのがイヤだと気をつかって「いまは忙しいけど、また今度一緒に◯◯しようねー」とか「今度時間ができたら会おうね~」なんて愛想よく書くのはストーカーの心の火に油を注ぐだけで逆効果です。ストーカーには相手のそんな心の機微なんてわかりません。

普通の人ならこんなメッセージを書いてきても相手がいつまで経っても実際に会ってくれなかったり、あるいはこちらが誘っても「都合があるからまたね」と断られることが重なってくると、「ああ、相手は自分に気がないんだな。お世辞で『また会おうね』と言ってくれてただけか。信じたオレもバカだったな」と相手の気持ちを察して諦めるものですが、ストーカーは約束を守ってくれない相手に対して次第に怒りを募らせますからね。「なんだ、『会おうね』って書いてたのに、その約束を守ろうとしないじゃないか。ヒドイ女だな!」といった具合にです。

そう、ストーカーは物事の受取りかたが普通の人と逆なんです。普通の人は相手から愛想のよい言葉やメッセージを受けても、実際に相手の行動を見て相手の気持ちを判断するのですが、ストーカーは相手から愛想のよい言葉やメッセージをもらうとそれを100%信じてしまい、実際の行動が「偽り」だと思い込んでしまうのです。だから「早くメッセージ通りの約束を実行しろ!」と相手を責めるようになってしまうのです。

だからストーカー気質を持ってそうな人が身の回りにいたら、とにかくかかわらないこと、そして相手が喜びそうな愛想のよい言葉をかけないこと、ですね。相手が喜ばせるようなメッセージを送ってしまうともうストーカーから逃げられなくなってしまいますので、本当に注意です。もし相手がストーカー気質を持っていなければ、あなたが少し距離を取り始めたら相手もそれに合わせて距離を開けてくれるはずです。ストーカーなら追いかけ回してきますのですぐわかります。

今回の女子大生刺傷事件などを見ていても、本当にストーカーという連中は怖い存在だと思います。例え警察に相談したとしても、彼らはほとんどの場合諦めたりはしませんし、逆に警察に相談したことによって更に憎しみの感情を爆発させる恐れだってあります。とにかくストーカー気質を持った人があなたの周りにいたら、とにかく距離を置いてかかわらないようにすることがなにより大事です。

またストーカー気質の人というのは、第一印象においては一見根暗な人ではなく、実は意外と愛想がよくて明るく、面白い人であることが少なくありません。なのでそういう人から話しかけられたりメッセージが来るとこちらもつい愛想よく楽しく返したりするのですが、その人がタダの楽しい人かストーカーかの違いはそこからあとの対応で分かれます。

タダの楽しい人はあなたに粘着的につきまとってきたりしません。あなたの都合に合わせてさりげなく対応してくれますし、無理強いや無理めなことは言ってきません。でもストーカーは自分の都合と感情に合わせてあなたを振り回そうとします。そしてあなたが一度でもストーカーの要望に応えることがあれば、相手の中であなたは「この人は私の要求に応えてくれる人」として認識され、あなたに対する要望は次第にエスカレートしていき、あなたがその要望に応えられなくなってくると相手のあなたに対する好意は突然憎悪に転化されてしまうのです。

とにかく皆さん気をつけて下さい、ストーカー気質を持った人は世の中にたくさん潜んでいます。特に仕事柄、あるいは性格上誰にでも愛想よく振る舞う人は要注意です。繰り返しますが、ストーカーでない人は諦めますが、ストーカーは諦めません。どうかどうか、これ以上ストーカーによる被害を増やさないためにも、ストーカーに付け入る隙を与えないようにご自身でご自身の身は守るようにして下さい。

警察もあなたをストーカーから守ることはなかなかできません。ストーカーからあなたを守ることができるのは、極論すればあなた自身です。まずはストーカーから好意を持たれないように気をつけて日々過ごして下さい。

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