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税金の使い道をもっと厳しく見つめないといけない

2016 - 05/26 [Thu] - 19:42

最近はネットが普及して誰もが自分の意見を自由に、そして即座に伝えることができたからでしょうか、国や組織がお金を使ってなにかをすることに対して一般市民がかなり厳しい目を持つようになってきましたよね。例えばオリンピックの競技場問題にしても、一昔前なら建設を決めた人たちが自分達にも利益が回ってくるように高め高めの予算見積でなあなあにやっていても誰も何も言わなかったのに、今回の東京オリンピックに関してはエンブレムの選定に始まって、競技場のデザイン代、総工費など市民の目が厳しく注がれ、結果的に全てが白紙からやり直すところにきています。

それもこれも、オリンピックの開催にかかる費用が結局は私たちの税金から拠出されていることをみんなが知るようになってきたからですよね。自分達の税金を使ってオリンピックの開催を行うのなら、ムダな出費はビタ一文許したくないし、一部の関係者たちだけが甘い汁を吸うようなことがないように厳しく監視したいわけです。

舛添東京都知事の政治資金の使い方についても、尋常じゃないほど厳しい目が注がれていますよね。それもこれも、政治資金の原資は結局のところ私たちの税金なんですから、その税金の使い道が正しいのかどうか、正しくないのなら不正に使い込んでいる政治家を徹底的に批判し追求するという姿勢ですよね。

オリンピックにしても舛添知事の件に関しても、少々厳しすぎる気がしないこともないですが、しかし普通に考えればそれが当たり前なんですよね。だって私たちが税金として支払ったお金が誰かの懐を潤わせることになっているなんて許されることじゃないですもんね。そんなに税金を無駄遣いするくらいなら、税金を減らしてくれよ、って文句のひとつも言いたくなるのは当然です。

そういう意味では近年ようやく日本人は自分達が納めた税金の使い方について厳しい目を向けるようになってきたのかも知れません。長引く不況のせいで、自分が渋々払った税金の使い方に強い興味と批判を感じるようになってきたんでしょうね。またネットによってそういう自分の気持ちをストレートに表現できる手段ができたので、余計に多くの人の厳しい目を集めることにつながっているのでしょうね。

でも、私自身はこういう動きはとてもいいことだと思いますね。自分達が納めている税金が無駄遣いされていることがないか、しっかりと納税者自身が監視をし、なにか不正な使われ方がされていることに気がついたら大きな声で非難できることは、国民主権の面からも大変意義があることだと感じます。そして「納税者」というものが日本の国家にとってどういう位置づけにあるのか、ということを1人1人が考えるきっかけにつながるのではないかと思うのです。

で、以前からの私の持論ですが、これで世界でも希有な年末調整制度がなくなって、サラリーマンが全員確定申告を行うようになれば、より多くの人が税金の使われ方に厳しい目を向けることになると思いますね。多くのサラリーマンは自分達が一体どういうカラクリで税金を取られ、そして一体どれほどの税額を納めているのか、たぶんほとんど興味をもっていないと思うんですよね。なぜなら毎月の給料からいつの間にか天引きされ、そして年末には保険の証明書を会社に提出してその結果自動的に還付される金額を見て「うわぁ、こんなにお金が返ってきた!」と喜んでいるだけだからです。

税理士から見れば当たり前の話ですが、「還付される」ということは「多めに税金を取られていた」ってことですからね。年末調整を行って還付されたからといって喜ぶような話でもなんでもないんですよね、ホントは。納め過ぎてた税金が返ってくるだけの話なんですから、本来なら利子をつけて返して欲しいくらいの話なんですよね。あるいは「なんで高めの税金を天引きされる必要があるんだ?」といったあたりから疑問を持つべきでもあるんです。

でもほとんどのサラリーマンはそんなこと思ったりしないです。それは、自分で確定申告をしないからそういった税制が抱えている理不尽さや、税金の高さについて鈍感になっているからです。でももしサラリーマンが自分で確定申告を行って自分の税金の計算を行い、そして税金の還付手続きを行うようになれば、きっと税制や税金の使途全般に対して今よりもずっと厳しい目をもつようになるはずです。

そうやって日本の国民がもっと税制や税金の使い道について意識を高めることが、結局は税金を使って仕事を行っている政治家や公務員たちに対して厳しい目を向けることにもつながり、より日本における国民主権の意識を強めることになるのではないかと思っています。

なのでできるだけ近い将来に年末調整制度が日本から撤廃されることを個人的には強く願っていますね。

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