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商売には図々しさや厚かましさも必要

2016 - 04/12 [Tue] - 12:13

私自身そうなのですが、きっとお商売をしている方の中にはジレンマを感じながら日々お仕事をしている方も決して少なくないのではないかと感じます。どんなジレンマかと言えば、それは「みんなに好かれる商売」をするか「儲かる商売」をしたいか、ということですね。

「みんなに好かれる商売」をしたければ、価格は安く、サービスを良くしていけばほとんどの場合その目的は達成できます。常に「こんなに請求したら悪いかな」「これくらいはもらっても怒られないだろう」などと考えながら相手の反応や気持ちに応じて請求額を計算したりするので、お客さんからは「えっ!こんなに安いの!嬉しいわ、次もお願いね!」と喜ばれます。

一方で逆に儲かる商売をしたければ、ある程度お客さんのことも考えてあげますが、基本的にはこっちが請求したい金額を請求します。例えその請求額に対してお客さんが「高いわ!なんでこんな値段になるのよ!」と思うような値段であったとして、こちら側が「欲しい」と思っている金額を悪びれず請求すれば基本的に儲かります。

お商売をやっておられる方は誰しもお客さんを増やしていきたいのでできるだけお客さんにイヤな顔をされず喜んでもらえるような商売をしようと願っていますが、一方ではやはり商売をやっている以上できるだけ儲けたいとも思っているはずです。これが大体相反する欲求であることが多いので商売をやっておられる方はこの二つの欲求の間でジレンマを感じるのだと思います。

私もこの点では大いに悩むことが多いのですが、最近しばしば感じることは

「やっぱり商売をやっている以上こっちがストレスを感じるような安い請求額で仕事をやるのは止めるべき。こちらが『こっちもそれなりのプロなんだから、お客さんが第三者のプロに仕事を頼む以上これくらいは料金としていただくのが当然』と思える程度の金額であれば、悪びれることなくしっかりと請求すべき」

ということですねぇ。

確かにお客さんに嫌われないようにできる限りお客さんがお得感を納得して払っていただけるような値段を請求したい気持ちは良くわかるんですよ。だってお商売ってなんでもそうですけど、やっぱりリピーターを増やしていくことこそが商売を大きくして儲かっていくためには大切なことですからね。ですからリピーターをできるだけ増やせるような価格設定にしたいと思うのは当然と言えば当然なわけです。

ただ、それをやり過ぎてしまうと薄利多売になってしまって、売上が期待したほどない割にコストと手間ばかりかかってしまってしんどくなってしまうんですよね。なのでそれをやめてしっかりと欲しい金額をもらいたいなぁ、と思うわけですが、そんなことをすると既存のリピーターに逃げられてしまうのではないかと不安になってしまってできないわけです。

でも、ここは心を鬼にして、といいますか、もし従業員を抱えているようなお仕事の経営者であれば、従業員に満足な給料を支払うという経営者としての大切な義務を果たす意味で、適正と思える対価をお客さんに対しては請求するべきだと思いますね。

だってそれをしなかったら従業員にきちんと給料を支払うことだってできなくなってしまうわけですからね。確かにお客さんに「安い!すごい!」と喜んでもらえることはこちらとしても嬉しいことなのですが、そこばかりを追い求めていくと商売ではなくボランティアになってしまいます。自分一人で仕事をしているのであればボランティア気分で多少負けてあげながら商売するのも悪くないかも知れませんが、従業員を雇ったり家賃を支払って商売をしている立場であればそんなことをしているといつか自分の首を絞めることになってしまうと思いますね。

なのでお商売をしていく上においては或程度の図々しさや厚かましさというものも必要なのではないかと思うんですよね。「うちの従業員が時間かけて仕事してるんだから、そこにかかったコストはしっかりといただかないとこっちだって困る」という程度の図々しさや厚かましさですね。

でも見方を変えれば、それは図々しさでも厚かましさでもないんですよね。そうやって事業継続のため、そして従業員にしっかりと給料を支払って、その上で経営者自身もしっかりとした稼ぎを得るための「経営者としての責任」を果たすためには、きちんとした根拠に基づいた対価はしっかりと頂かなければならないんです。

「多少高いかも?」とか「お客さん、気を悪くしないかな?」なんてことばかり考えて経営しているのならば、それは経営者失格なのかも知れません。そんなことばかり気にして商売をするのならいっそ格安、儲け度外視でボランティアでもしたほうがよほど気持ちは落ち着くでしょう。

しかし経営者であるのであれば、事業を儲けさせて利益を生み、そして従業員にしっかりと給料を支払いながら事業を大きくさせていくことはとても大切な義務です。それを実現させるためには、申し訳ないことですがお客さん最優先の視点からだけで対価を決めることは絶対にしてはなりません。

仕事はお客さん最優先でお客さんの満足度を高められるように努力しなければなりませんが、請求額については経営者である以上図々しく、そして厚かましく自分達が最低限望むだけの対価はしっかりと請求すべきです。それにお客さんが納得してくれないのであれば、それはお互いに妥協点を探る努力をするか、お客さんが去って行くかのどちらかです。

もしお客さんが去って行ったとしても、それは仕方がないことです。その割り切り、諦めの良さも経営者としては必要ではないかと思いますね。自分の事業を行っていく上において、100人お客さんがおられれば、その全員を満足させることなんて不可能だと割り切るべきです。八方美人な商売をして自分がしんどい思いをするくらいなら、自分が望む報酬を支払ってくれないお客さんは諦めたほうがよいです。だってこちらだって家賃や人件費など、いろんな経費がかかってるわけで、それは対価でしっかりと回収しないと商売自体が成り立たないわけですからね。

・・と最近は強く思いますね。特にこのキチガイみたいな確定申告の繁忙期が過ぎるとなおさら思います。仕事が忙しければ人を雇えばいいわけですが、人を雇うと言ってもコストは当然かかります。そのコストはしっかりと報酬で受け取らないと雇いたくても人を雇うことができないんです。

ですから、八方美人になってみんなに喜んでもらうことだけを考えるのではなく、心を少し鬼にして「もらわなければならない報酬については『だってこの料金をもらわないとうちだって従業員の給料や家賃が払えない」くらいの図々しさを持って請求することも事業経営者としては大切」という信念も必要なことだと思っていますね。

そうやってしっかりと稼ぎを得た上で、従業員も増やしていき、そして更に商売のサービスの質を高め、顧客満足度を高めて、もう一回り商売も大きくしていく、という流れを作ることが大切なのではないかと感じますね。

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