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リモート操作、本当に便利です。

2016 - 02/18 [Thu] - 18:06

この時期は税理士もバタバタしがちなものですから極力客先への訪問をしないで済むなら、しないでおきたいものです。そういうときに大いに役立つのがパソコンのリモート操作ですよね。

先ほどもお客さんのパソコンをリモート操作して弥生会計のファイルをリモート転送して事務所のパソコンに取り込んだところですが、本当に便利です。実はこのお客さん、仕事で大けがをしてしまってただいま病院の個室に入院中なんです・・(笑)。しかし仕事は進めていかないものですから、新たにノートパソコンを買ってそこに弥生会計とリモート操作用のソフトをインストールし、病院ではポケットWi-Fiを使ってうちの事務所とリモート操作していたという次第なのです。

お客さんが病院のベッドにいようがどうしようが税理士側は事務所の机からお客さんの会計データを受け取り、操作を指示してあげたりできるわけですから、まあ本当に一昔前のことを考えれば、まるで時空を瞬間移動しているようなものですよ(笑)。昔ならお客さんが入院している病院に片道何十分とか1時間とかかけて移動し、途中でお見舞いの品を買い(笑)、病院で作業をしてメモリーにファイルをコピーし、世間話もひとしきりして、また片道数十分から1時間かけて事務所に帰ってくる、という作業になるわけですから、軽く2-3時間は使います。

ところがリモートで作業を行えばものの10分もかからない話。この作業効率の高さを日々の業務に使わないなんてもったいなさすぎます。

で、税務会計ソフトメーカーさんたちも「どこでも会計事務所を実現!」と高らかに謳いながら事務所のパソコンを自宅や客先、出張先などでリモート操作できる機能を大いに宣伝しています。こういった宣伝が税理士の会報誌などにでかでかと掲載されていることについて税理士会は苦虫をつぶしたような気分であると聞きます。なぜなら税理士会は税理士法のからみもあって二か所事務所について公に賛同していないからです。

会として二か所事務所に賛成していないのに、現実的にはパソコンのリモート操作によって簡単に二か所事務所は実現でき、さらには昔から税理士業界と蜜月関係にあったシステム会社まで積極的にリモート操作による二か所事務所可能なシステムを販売しようとしているわけですからね。

もう完全に二か所事務所禁止規定って破たんしている、というか時代遅れなんですよね。聞くところによれば弁理士会においてもかつては二か所事務所は禁止されていたそうですが、今では個人でも複数事務所の設置が認められているのだそうですね。一人法人の開設は弁理士さんたちもまだ無理なようですが、複数事務所に関しては弁理士さんのほうが一歩進んでいるといえますね。

何度も言いますけど、税理士って税法だけでなくビジネスについても最先端を追いかけていかなければならない業種なんですよね。だって最先端の事務会計技術の知識と経験がなければ発展してこうとするお客さんに役立つ情報を提供できないし、お客さんについていけないじゃないですか。税理士って、別に税金の申告書が書ければお金もらえる、とかもはやそんなレベルの仕事してたってだれにも相手してもらえませんからね。

ほんとに何度も何度もこのブログに繰り返し書いて恐縮ですけど、税理士の複数事務所設置禁止の規定、もう早急に見直すべきです。そしてあわせて一人法人の設立も認めるべきです。パソコンのリモート操作一つ行うくらいのことが税理士法の規定に抵触するかどうかを検討しなければならないような業界って今の時代ホントどうかしていますよ。

もう一つついでに言えば、税理士の指導監督の際に念を押される「確定申告には税理士が自署押印すること」の規定もやめてください、あまりにバカバカしいことなんで(笑)。だって現実の話として、私自身この仕事をもうかなりの期間やっていますが、申告書に税理士名を手書きで書いて、印鑑を押印する、なんてこと一度もやったことありませんもの。

というより、この電子申告の時代において税理士名を自署する意味がさっぱり分かりません。税理士名を自署しなきゃいけないんだったら、なぜ国税も地方税も電子申告の際に税理士名を入力する必要性があるんですか?「自署しなきゃ税理士法上問題がある」のならそもそも電子申告の画面で税理士名を入力する必要などないでしょうに。

もう全く言ってることと実際にやってることがバカバカしいほどかけ離れているんです。税理士法の規定が古すぎて完全に現状についてきてないんですよ。税理士会として電子申告を一生懸命推進している一方で、「申告書には税理士が自署押印しなければならない」と言ってるなんて、完全に矛盾してますやんか。

税理士業界発展のためにも、もう少し業務の進め方や税理士事務所のあり方について現実的に見直していきましょうよ。70歳、80歳の税理士さんでもできることだけを残し、彼らにはできないことを禁止・排除していってるようじゃだめですよ、本当に。

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