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「コップの水」を飲む人は、富裕層になれない

2016 - 01/23 [Sat] - 11:17

ネットに溢れる「金持ちになる方法」は「誰でもできる」と書いてある一方で実際には強運が必要だったり、多数の敵を作ってでも自分の欲を達成させるだけの超嫌われ者になることが求められるなど、現実的でないものが決して少なくありません。


「コップの水」を飲む人は、富裕層になれない

その点ではこのリンク先の記事は至極真っ当なことを書いています。きっと現在お金持ちになっている多くの方たちは、ここに書いてあるようなことを長年実践してきた方なのだと思います。世間の一般的なイメージと違い、お金持ちの多くは驚くほどケチであることが多いのです。

「コップの水を飲む人」という表現は映画「マルサの女」の登場人物が語るセリフなのだそうです(私は映画を見てないので知りませんでした)。脱税で査察を受けた人が、担当統括官から「どうやればこれだけのお金を作れるのか?」と尋ねられて、「ポタポタと蛇口から滴り落ちる水をコップに貯めて、半分くらい貯まったからといって飲んだんじゃいけない。一杯になるまで我慢して、コップから水が溢れるようになったら、その溢れた水を飲むようにするんだ」と答えたというセリフに由来しています。

いや、正にその通りなのだと思いますね。そうやって我慢して種銭を作ることがお金持ちになるための第一歩なのだろうと思います。ずっと以前にもこのブログに書いたことですが、結局「お金は寂しがり屋で、お金のあるところに集まる」というのは真実で、それはどういう意味かと言えば「元手が大きいほうが得られるリターンも絶対的に大きい」ということなんですよね。

想像していただければ容易にわかることなのですが、例えば同じ5%のリターンが得られる投資案件があるとしても、お金のない人が10万円しか投資できないのに対して、お金持ちなら1億円投資できるかもしれません。リターンの絶対額を比べてみれば、前者は5千円のリターン、後者は5百万円のリターンが得られるわけです。お金のない人は友達とお酒でも飲みに行けば消えてしまうようなリターンしか得られないのに対して、お金持ちが同じ案件に投資をすれば一年間生活できるくらいのリターンが得られるわけです。同じ投資案件でも、元手の違いがこれほどのリターンの違いになって表れてくるのです。

世界的な大富豪になってもなお私生活は質素であるといわれているウォーレン・バフェットなどは、コップどころか、さしずめ「バスタブに水が溜まっても飲まない」くらいの人なのかもしれませんね(笑)。そういった性格だからこそ、巨額の資金を冷静に投資に回して莫大なリターンを得ることができているのでしょう。

それとあと一つは、事業を行うにしても普段の生活を行うにしても、資金的に余裕があるということは、いざというときにアクションを起こす必要がある場合において何かと心の余裕をもたらすことにもつながります。そしてチャンスをつかむことにもつながるのです。

例えば事業をしていて急に設備が壊れて50万円の支出が必要な場合、手元資金に余裕がある経営者なら難なくそのお金を支出できますけれども、お金がない経営者ならその50万円の支出を躊躇し、資金をどこかからかき集めて調達しなければなりません。あるいは、その壊れた設備をだましだまし使い続けることによって、その後さらに大きな問題が生じてもっと大きな損失につながるかもしれません。

これはゲームをしていても感じることですよね?私はゲームは全くしないにもかかわらず、友達に誘われてツムツムだけやるわけですが(笑)、プレミアムボックスで3万ポイントのキャラクターを手に入れようとする場合に、手持ちに3万ポイントしかない場合に3万ポイントのツムを手に入れてしまうと手持ちのポイントが0になるのでものすごく気持ちがしんどくなりますが、手持ちが10万ポイントになったら3万のツムを手に入れる、というルールを自分の中で作って実践しますと、3万のツムを手に入れても7万ポイントが手元に残っているので気分的にものすごくラクなんですよね。

ビジネスにおいても、日常生活においても、そしてゲームにおいても(笑)、そういう経済的な余裕から得られる「心の余裕」というのは結構影響が大きいのです。結局のところ「万が一、ということが起きても自分はいつでも対応できる」という裏付けや保険を持っているかどうか、ということが日々の活動をアグレッシブでポジティブなものにしてくれますし、それが良い結果をもたらすことにつながるんですよね。

だから何を行うにも、またお金持ちになるためにまず大切なことは、「種銭を作る」「元手を作る」ということなんですね。私の経験から言っても、確かにそういう実感はありますね。貯金をするにしても、割と貯金って何段階もカベがあって、最初は100万円貯めるのも苦労するのですが、ひとたび100万円を超えるとその後はすんなりと増え、また300万円くらいになってカベがあったりするんですよね。でもそうやって何度かのカベを超えていくと、その後は不思議なくらい1千万円が貯まっていたりするものなのです。今の私は事業を軌道に乗せるためにすっからかんですが(笑)。

そう、この記事を読んで、私も再び「よし、やっぱり勘違いしないで昔のようにケチケチ作戦を実践して、コツコツと種銭を貯めてお金持ちになれるように頑張ろう!」と心に火を灯しているところです。もともと元手を持っている家に生まれた方であればそんなことはする必要もないと思いますが、私のように親からなにも受け継ぐものを持っていない人間が何かをしようとしたら、あるいは自分より先の世代に何か財産を残してあげようと思うのなら、そりゃあ頑張るしかないんですよね。

サラリーマンであれ経営者であれ、収入を増やすことは実は結構大変です。でも支出を減らすことって意外と簡単で、そうやって支出を減らす小さな努力を積み重ねることによって得られた少しの金銭でも、継続して貯め続けていけば気が付いた時には相当な貯えになってくるんですよね。

その「小さな努力の積み重ね」がお金持ちになる第一歩としては最も大切な心掛けだと思いますし、逆に言えばその努力をずっと継続し続けることができる人だけがお金持ちになれるのだろうと思います。私も今年から心機一転、事業にも私生活にも無駄な支出を一切排除して、ケチケチ生活を徹底していきたいと思います(笑)。

「そんなケチなことばかりしていても楽しくないじゃないか」とおっしゃる方もおられると思いますが、冒頭のリンク先の記事にもありますように、お金が貯まったらそこから自動的に得られるリターンで楽しいことをしていけばいいんです。決して一生ケチな生活だけを続けていく必要はないのです。ケチな生活は必要な元手を貯めるまでの間続ければよいのであって、だからこそどれだけ早く元手を貯められるか、というところがポイントなのです。将来の楽しい生活を手に入れるために、今はケチに徹するだけのことなんです。その我慢と努力ができるかどうかですよ。

そう、コップ半分しか貯まってない水を飲んじゃいけないんです。コップ一杯に水が貯まるまではひたすら我慢しなきゃいけないんです。そしてコップからあふれるようになってくれば、いくらでもあふれた水を自由に飲めばいいんです。それですよね、大切なことは。

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