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中年フリーターは将来の社会リスク

2015 - 12/26 [Sat] - 16:31

ネットでこのような記事を見かけました。中年フリーターの増加に伴って、将来の社会保障費が大幅に増えるというものです。

中年フリーターの「老後破産」で生活保護費が5倍に いま政治家が取り組むべきは「中年フリーター対策」だ

中年フリーターは社会のリスク

いえ、フリーターが高年齢化し、やがて近い将来に膨大な数の生活保護受給者となって社会に大きな影響を与えるということはこのブログにも何度か書いたことがある内容です。

確かに就職氷河期のせいで職に就くことができずフリーターをやむなく続けざるを得なかった方も少なくないと思います。また一方で私たちと同世代くらいから自らの意志で敢えて就職をしないでフリーターを選択して暮らしてきた人たちもかなりいるはずです。

この問題を解決するために、老齢者の雇用継続については個人的には反対だったんです。老齢者の雇用を継続するより、こういった非正規労働者などを正規雇用して企業の戦力として教育・活用する方が長い目で見て絶対に日本社会にとってメリットがあるんです。

しかし、日本社会(政府)としては年金支給を遅らせるために高齢者の雇用を企業に義務付けたのです。そのおかげで非正規労働者やフリーターたちが職を得て教育を受ける機会が遠のきました。そして彼らはさらにフリーターとして年齢を重ねていかざるえを得なくなってしまったのです。

彼らを戦力として活用するメリットは大きく言って二つあります。一つは比較的若い年齢層の人たちに社会経験を積ませることによって現役年齢分布の高齢化に歯止めをかけて、将来にもしっかりと技術やノウハウを伝承させていくこと。そしてもう一つはそうやって若年層の所得をかさ上げすることによって結婚に対する希望を持たせ、そして少子高齢化を少しでも食い止めること、です。

もう一つはそうやって中年、若年層の所得が増えることによって社会保障費の負担にも耐えやすくなるので、本来あるべき「高齢者を現役世代が支える」社会保障の姿に少しでも近づけることができるのではないか、ということですね。

高齢者の雇用継続義務化は、これらをすべて実現不可能にするだけなんですよね。高齢者雇用のメリットは「年金を支払わないで済む」という一点だけです。言葉は悪いですが、倒れて寝たきりになるまで働かしておけば年金を支払わないで済むことだけが政府の狙いなわけです。それから先のことなんて何も考えてないんです。

そうやって高齢者たちが仕事を離さないで、職に就くことのできなかった中年、若年フリーターたちがそのまま就業と教育を受ける機会を得ることなく年齢を重ねていくと、年金や生活保護費などの社会保障費の公的負担額はさらに悪化するはずですのにねぇ。本当はどこかの時点で高齢者たちに働くことはあきらめてもらって、代わりに現役世代を社会でフル活躍させることによって社会にダイナミズムとお金の動きをもたらすべきなのです。

でも、日本がとった結論は、事なかれ主義で年金先送り、高齢者の雇用継続、そして中年・若年フリーターの放置、だったのです。しかしそれは単に問題を先送りしているだけで、将来の状況がさらに悪化することへの対策にはならないんですよね。

もちろんフリーターの方たちの中には自己責任が問われるべき人も決して少なくないと思います。それは確かにそうで、彼らもそれなりの責めは負うべきなのですが、彼らを責めてばかりいたって彼らが将来の日本にとって大きな負債になることは間違いないので、自己責任が問われるべきフリーターも含めて、フリーター全体の雇用と経済環境をよくするしか仕方ないんじゃないかと思います。

問題は、どうやって中年フリーターたちを戦力として活用するか、ですね。多くの場合、彼らはそれなりの企業に勤めたことがないので、一般の社会人が中年になるまでに経験した社会経験や社会教育を身につけさせなければなりません。そうでなければ「その年齢」の社会人としては全く使えないだけになってしまうからです。

そのためには社会教育と社会経験を積ませつつ、彼らが生活もできるように給料を支給するような「働きながら社会経験が積める」ような公的施設・職業訓練学校が必要なのかもしれませんね。補助金を出して彼らの雇用を民間企業に促進させるアイデアもあるかもしれませんが、彼らの教育まで民間企業に押し付けるのは、利益を出すことを目的としている民間企業には少々つらいのではないかと思いますね。

どのようにしてフリーターを就職させるような道筋をつけるか、そこはもっといろんなアイデアを出し合っていくべきだと思いますが、いずれにしてもフリータをこのまま高齢化させていくことだけは早急に止める必要があるのではないかと思いますね。このままフリーターが高齢化していくと、本当に将来の日本は恐ろしいことになりそうな気がしますね・・。

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