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今年のふるさと納税、もうしましたか??

2015 - 12/02 [Wed] - 17:05

今年も12月になってしまいました。今年中にふるさと納税をしておかなければ来年の確定申告や住民税の計算の際に反映されませんが、皆さんもうお済みになられましたか?

ふるぽ
ふるさと納税サイト「ふるぽ」


ふるさとチョイス
ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」

以前にも書いたかも知れませんけれども、ふるさと納税はしないとソンな制度です。せっかくお上がトクになる制度を用意してくれているのですから、これを活用しないなんてもったいない限りです。

多くの方が制度についてはよくご存じだと思いますが、ふるさと納税制度はふるさと「納税」と名前がついていますが、実際には「寄付」です。寄付をおこなうから、寄付先によってはそのお礼として品物を送ってくれたりするわけです。もし「納税」であれば、税金を支払ったことに対してお礼の品が贈られてきたりしたらおかしいですからね(笑)。

だから、ときどき「本来の地方自治体への寄付という目的から逸脱していると思われるほど、返礼品の競争が過熱している」と指摘して批判している人もいるみたいですが、いえ、それは別に問題じゃないんです。だってこれはあくまで「寄付」ですからね。皆さんの自由意志によって好きな自治体に寄付をおこなって、その寄附金を受け取った自治体が寄付をしてもらったお礼の品を贈ってくれるだけの話ですからね。

そんなもの、寄付をもらった自治体がヒーヒー言わなければならないような返礼品を返しているのだとすれば、それはその自治体がやり過ぎて自分で首を絞めているだけのことです。それはその自治体ができる範囲のお礼に見直せば良いだけのことであって、別に制度によって縛りを掛けるべきような話ではないと思いますね。

それはそれとして、上記のサイトは便利にふるさと納税ができるサイトです。私は二番目の「ふるさとチョイス」で寄付をおこないましたが、つい先日ある自治体に寄付をおこなったお礼として大きな箱にいっぱい入ったリンゴと梨をいただきました。1万円の寄付をしてあんなたくさんのリンゴと梨をもらえるとなんか嬉しい気になります。寄付の申込もクレジットカードを使って簡単にあっという間に手続きは終わってしまいます。

ふるさと納税制度は、大雑把に言えば、好きな自治体に寄付をおこないますとその寄付額から2千円を引いた残りの金額が寄付をおこなった年の所得税と翌年の住民税から控除してもらえる制度です。いわゆる寄附金控除の制度になります。

この制度がお得なところは、いま書きましたように寄付をおこなった金額から2千円を引いた残りの金額の税金が控除されると言うことですので、表現を変えますと、もしその寄付をおこなった自治体から2千円以上の価値がある返礼品をもらうことができれば結果的にトクしている、というところですね。

このあたりのカラクリをいまだにご理解いただいておられない方がおられるみたいなのですが、もっとわかりやすく言えば「2千円払って2千円以上の価値があるものをもらう」ということですね。もちろんあくまで「寄付」なのですから、返礼品を用意していない自治体に対して単純に寄付を行っていただいても結構なわけです。私も昔の勤め先の方が東日本大震災でお亡くなりになったので、返礼品はありませんがその方が住んでおられた自治体に寄付をしました。せめてもの供養のつもりです。

ただ、このふるさと納税制度には注意点があります。まず一つ目は当然ですが、今年の控除を受けようとなさるのであれば、寄附金以上の納税額がある方でなければ十分な控除を受けることはできません。わかりやすく言えば、10万円の寄付を行っても、今年の所得税額と来年の住民税額の合計額が5万円しかなければ、2千円を引いた48千円しか控除は受けられない、ということです。もし税額がゼロであれば、寄付をしても一円も返ってくるものはありません。

そして二つ目は寄附金を行っても税額控除を受けることができる金額には限度額があります。いくら寄付をしても全部が税金から控除してもらえるというわけではありません。それぞれの方の所得額(正確には所得税と住民税の税額)によって控除をしてもらえる金額は決まっていますので、それを越えて寄付をしても寄附金控除としての効果はありません。その金額については、難しいことを書くと長くなりますのでインターネットで計算をしてくれるサイトを探してみたり、税理士に尋ねてみて下さい。

それから三つ目は、これも落とし穴なのですが、「年内に寄付をすれば控除が受けられるんでしょ?」とついつい多くの方は思ってしまうのですが、人気の返礼品を用意している自治体に関しては寄付を受け付ける時期を決めているケースがほとんどです。ですから上記のふるさと納税に関するサイトで、それぞれの自治体が行っている受付期間をよく確認してから寄付を行うことをお勧めしますね。せっかく素敵な返礼品をもらおうと思って寄付しようとしたのに、受付期間が終わっていて受け付けてもらえなかった、ということもありますからね。

そんな注意点に気をつけていただいた上で、もし今年のふるさと納税をなさっておられない方がおられましたら、ぜひとも年内に寄付を行ってこの制度の恩恵を受けていただきたいと願います。繰り返しますが、せっかくお上が「この制度を使ってトクして下さい」と用意してくれている制度なんですから、これを使わないなんて単純にソンです。

ときどき「なんかふるさと納税制度ってめんどくさそう。そんなめんどくさい制度なら、別にイイや」とおっしゃる方もおられるんですが、他人事ながらものすごく残念に思います。もちろんこの制度を利用する・しないはそれぞれの方の自由意志ですが、「めんどくさいから」ということが利用しない理由であるならその方には悪いんですが「だったら、もうなんでも『めんどくさい』と言ってソンしてればいいやん!」と思っちゃいます。

住宅ローンの借換えでも、株で儲けるにしても、世の中何でもトクをしたければ自分で調べて自分で何らかのアクションを起こさなければなりませんからね。それが嫌な方には、もう「しょうがない、勝手にすれば」としか言いようがないです(笑)。自分で積極的に動こうとしない方には福の神も微笑みませんよ(笑)。

でも「できればトクしたい!」と思っておられる方がおられましたら、ぜひお得にこの制度を活用して下さい!まだ少しだけですが時間はあります!

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