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“偽造遺言書”で寄付装い5億円相続税脱税

2015 - 11/23 [Mon] - 23:58

また大きな脱税事件が起きましたね。今回は公益法人に対する寄付の非課税制度を利用するために、相続財産を寄付したように偽装して約4億9500万円を脱税したと言われている事件ですね。

相続税脱税

“偽造遺言書”で寄付装い5億円脱税 容疑で男7人逮捕 大阪地検特捜部

まあしかし大胆なことをしたものですね。ざっくりといえば10億の遺産のうち8億を寄付して相続税をちょろまかそうとしたみたいなんですね。で、この事件がなぜバレたかといえば、その8億もの寄付を行った先の社会福祉法人からこの8億円の行方がわからなくなってしまったからなのだそう。そりゃ実際には寄付を行っていなかったのですから、いくら探してもお金がどこに行ったのかわかるはずありません(笑)。

記事を読んでいますと、今回は税理士も相続人や社会福祉法人の関係者などとともに一緒に捕まっていますけれども、どうもこの税理士さんがいろいろ絵を描いた模様ですね。5億円近くの脱税額ですから、この捕まった税理士も軽く1千万円くらいは(あるいはもっと?)この相続人から受け取っていたかもしれませんね。で、社会福祉法人の方ではこの8億円の「ウソの寄付金」を帳簿上は一旦受け入れた処理になっていたそうで、それをますぐに引き出した形にすることで帳尻を合わせていたのだとか。

それでバレないと思っていたのでしょうが、結局は内部監査か何かを行っていた時にふとした拍子にバレちゃったんでしょうね。きっと、社会福祉法人であれば寄付金を受け入れても法人税などがかからないはずなので(確か)、一旦寄付金として受け入れて即座に出金する、というスキームを税理士が考えたんでしょうね。賢かったといえば賢かったけれども、やはり額が大きすぎましたかね(笑)。

なんかこういう公益法人などを隠れ蓑に利用した節税法(正しくは脱税法)がひっそりと裏で利用されてそうなニオイがしてきますね(笑)。税務署も相続税申告においてあまりに多額の公益法人等に対する寄付金があるような場合には、しっかりと目を光らせているかもしれませんね。

気をつけましょう、ってそんなアコギなことをしなきゃいいだけの話なんですけどね(笑)。ま、何にしてもやり過ぎはいけませんわ。

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