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パリの市民の平和と安全を願うプロフィール写真

2015 - 11/15 [Sun] - 11:21

フェイスブックを見ていますと、今日からこんな設定ができるようになっていて、早速プロフィール写真に薄くフランス国旗が重なっているユーザーが次々に現れています。


見ていますと、変更を行った多くのユーザーは何かしらフランスとつながりがある方々のようで、そういった方々においては今回のテロ事件は本当に心痛めるものだったのでしょうね。

でも…ごめんなさい、以前から何度か書いていますように、フェイスブックなどのSNSで誰か他人の意見に同調してむやみに拡散に手を貸す行為はあまり好きじゃありません。それは私自身がすることはもちろん、どんなに仲の良い友達であったとしてもです。氷バケツ然り、反原発然り、動物殺処分然りです。

もちろん今回プロフィール写真をフランス国旗のデザインに変更なさった方たちは本当に心の奥底からフランスでの事件を悲しみ、そしてフランスの市民の方たちのことを心配しているのでしょう。それはよくわかります。わかりますけど、SNSってどうしても友達登録している人たちには無条件でそのプロフィール写真変更が伝えられるので、正直鬱陶しいんです。

別にSNSでそんな政治的な意思表明をしなくてもいいじゃないですか・・。みんなの目に自動的に晒されるフェイスブックでそんなことしなくても、ブログやら何やら、他の手段であなたのそのお気持ちを表現すればいいじゃないですか。勘弁して下さいよ、その「思いの押し付け」は。

・・という気持ちなんです。そうお感じにならない方もたくさんおられるとは思いますが、フェイスブックって友達などの「知らなくてもいい心の内側」までこちらの意図にかかわらず無条件に見せられることがあるので、本当に戸惑うというか、不愉快に感じることが少なくないんですよね。それはその内容の善し悪しにかかわらず。

フェイスブックも、今回のテロ事件の被害に対して哀悼の意を込めてこのような機能を追加したのだろうと思いますけれども、一方で「何様なんだ?」って思うところもありますね・・。だって世界中には他にも悲しい出来事って日々たくさん起きているじゃないですか。でもその中のうち「アメリカ人であるフェイスブックのスタッフが大きく心を動かされた事件」だけに対してこういう特別な対応を行うんですものね。

それが先日もブログに書いた「欧米先進国におけるキリスト教的価値観の押し付け」のように感じられてなんとなくイヤなんです。フランスでのテロのことは誰だって残念に感じていますよ。アメリカでかつて起きた同時多発テロ事件についても同じです。

でも、いいですか、ここが重要なポイントですけれども、世界中のすべての人達がフランスやアメリカでの事件について必ずしも悲しんでいるわけではないことも紛れもない事実なんです。それは誰かといえば、フランスやアメリカの「キリスト教的民主主義」「キリスト教的資本主義」の思想の押し付けや侵略を快く思っていない国々の人達です。

日本も一応今では先進国の一員と言われていますから、どちらかと言えばフランスやアメリカなどのキリスト教主義の先進国と思想や価値観がかなり近い国だとは思います。ですからフランスやアメリカで起きたテロ事件については、彼の地の国民たちが感じた感情に近い受け止め方をする人が圧倒的に多いと思います。

しかし所変われば価値観が変わるのは当然であって、逆にアメリカやフランスからしばしば敵視されることが多いイスラム教的思想に基づいた国家の国民から見れば、今回のテロ事件に関しては「ざまあみろ」と思っている人たちも決して少なくないのではないかと思うのです。

で、もしかすると、世界地図を広げて「ざまあみろ」と思っている国民のほうが多い国々を色で塗っていった場合、色が塗られた面積が予想以上に多くなったりすることだってありえるんです。事実、アメリカでのテロ事件の時には、アメリカに同情的でなかった国のほうが多かったとも伝えられていますからね。

そんな中での今回のフェイスブックの対応なんです。確かにフランスでの事件は悲しむべきもので痛ましいものです、欧米先進国的価値観に立てば。でもその価値観を、世界中でサービスを展開しているフェイスブック社が世界中のユーザーに対して押し付けるべきではないと思うし、申し訳ないけれどもユーザーも無条件で友達に自分の思想が伝えられてしまうようなプロフィール写真変更はしないで欲しいと願います。あなたが今回のテロのことを悲しんでいることはよくわかるけれども、それを友達に敢えて無理やり見せつける必要はないでしょう?

グローバリゼーションが急速に進み、情報も瞬時に拡散して共有されるこの21世紀の時代に於いて、圧倒的に力を持っている誰かがその思想を世界中に押し付けようとすると、それに対する反発も瞬時に引き起こされることにつながります。フランスでのテロ事件は、まさにそういった21世紀ならではのグローバリゼーションと情報の共有化によって引き起こされた側面も無きにしもあらずに思います。

別にフェイスブックのプロフィール写真をフランス国旗を使ったものにしたからといってテロの標的になるとか、そんなことはないわけですけれども(笑)、ただ、無用なトラブルを避けるためにも、第三者、特に世間に対して非常に強い力を持っている第三者の意見を無条件に拡散するような行為とは少し距離をおいておくほうが、日常の円滑な人間関係を維持するためにはいいんじゃないかなぁ、と思ったりしますね。

結局そういうネットを通じた意志や思想の表明というものが価値観が異なる者同士の意見の対立につながっていることも少なく無いですからね。個人といえども、そのあたり多少の配慮が必要なのかもしれません。


<追記>
先ほどテレビを見ていましたら、今回のパリでのテロ事件について司会者が「卑劣な犯行」と表現していました。確かに今回のテロ事件は「卑劣な犯行」であることは間違いないのですが、同時に「いや、ちょっと待ってくれよ」とも思いました。

今回のテロ行為を「「卑劣」と呼ぶのであれば、先般アメリカがアフガニスタンの病院を誤爆したことも十分「卑劣」な行為なのではないでしょうか?

アフガニスタン:MSF病院の爆撃を正当化する声明に嫌悪感

この誤爆で病院スタッフ12人、患者10人がアメリカによって殺されたんですよ。これについては、「誤って爆撃してしまったのだから仕方がない」とでも言うのでしょうか?何の関係もない病院にいた一般市民が、突然爆弾を打ち込まれて殺されてしまったアフガン側に言わせれば、誤って撃ったもクソも関係ありませんよ、そんなもん。こんなもの、一体テロとどれほどの違いがあるというのでしょうか??

なんかねぇ、日本のマスコミの報道を見ていても、本当にフェアじゃないと感じますねぇ。フェイスブックだって、アフガンでの誤爆の際にプロフィール写真をアフガン国旗スタイルにしてアメリカ軍の誤爆に対する謝罪と亡くなった方々への哀悼の念を表する、なんてことはしませんでしたものね。

今回のフランスでのテロが卑劣と呼ばれるなら、アフガンでのアメリカ軍の誤爆も卑劣でしょう?だってアメリカ軍は誤爆の事実をごまかそうとしていたんですからね。

世の中はフェアじゃない、その事実はよくわかっているつもりですけれども、今回のパリでのテロ事件に関する報道の在り方やフェイスブック社の反応などを見ていると、本当にそう痛感して残念な気持ちになります。

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