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「タカタ離れ」加速 エアバッグ 回収や訴訟、膨らむ負担

2015 - 11/05 [Thu] - 14:16

最近の経済ニュースの中で、私が一番クビを傾げるものがこのニュースですね。ここのところ長期間ずーっと報じられ続けている自動車部品メーカー、タカタが作った欠陥エアバッグの問題です。


大きな問題になった舞台はアメリカで、確かタカタの社長か現地重役がアメリカ議会の公聴会にも出席していたはず。欠陥の内容は、エアバッグ内部の火薬装置が正常に作動せず、不必要にエアバッグが膨らんだり、エアバッグ内部の部品が破裂時に飛散して運転手や同乗者を傷つける恐れがある、といったものですね。

なによりもこの件で不思議なのは、タカタ製のエアバッグがほぼ間違いなく原因で様々な事故や問題が起きているにもかかわらず、タカタが一向に自発的・自主的にアメリカでの問題解決に取り組もうとしていないことですね。まるで「我が社にはなんの落ち度も問題もない」とでも言いたげな態度を取るわけです。

タカタ製のエアバッグを装着しているトヨタやホンダなどの自動車メーカーは全世界でリコールをおこなって回収・修理をおこなっているにもかかわらず、問題の部品を作ったタカタは何ら自主的に問題解決のために手を打っているようには見えないのです。そのせいか、アメリカでは当局がタカタにリコールをおこなうよう要請を行ったり、「調査に非協力的だった」として罰金を科したり、制裁金を科したりしているのに、それでもタカタは決して積極的に問題解決に乗り出しているようには見えないのです。

この会社としての姿勢はなぜなんでしょうね?アメリカにおいては不必要に自分の落ち度を認めるべきではない、という大原則があることは確かにあります。しかし、それは最後まで自らに落ち度がないことを貫き通し、証明できる場合に有効な戦略であって、明らかに自らに落ち度があるのであれば将来の民事訴訟などの場において天文学的な賠償請求をおこなわれる恐れが高まってしまいます。

リコールや修理についてもいち早く取り組むべきなのに、決して迅速な対応をおこなったとは思えません。なぜタカタは将来の巨額な民事賠償訴訟の際に不利になるような行動ばかり取ったのでしょうか?それとも、タカタにはなんの落ち度もなく、自動車メーカーの取付に誤りがあったり、あるいは言いがかり的なクレームがユーザーから寄せられているのでしょうか?

記事によれば、タカタにおけるエアバッグの売り上げは全体の1割程度なのだとか。会社から見ればエアバッグのビジネスなどたいした魅力はないのかも知れませんけれども、こういったアメリカ市場におけるトラブルについては対応をしっかりおこなっておかなければ民事訴訟の場において懲罰の意味も込めた巨額な賠償金が請求される可能性も決して低くないですからね。

とにかく謎だらけのタカタ側の対応。一体どのような理由があってこのような緩慢な対応をおこなっているのか当事者から説明して欲しいくらいです。場合によっては人命にもかかわる製品トラブルなのですから、誰の目にも真摯な姿勢に見える対応を行って欲しいと願いますね。

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