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「女性トイレ禁止は差別」提訴へ

2015 - 11/02 [Mon] - 20:36

ごめんなさい、LGBTさんたちの話題です。私はこの話題についてはあまりポジティブな話は書けませんので、イヤな思いをされるであろう方は、あらかじめお読みにならないことをお勧めします。

なんでも、戸籍上は男性だけれども、心は女性であるというTまたはGの公務員の方が、女性トイレを使ってはならない、と経産省から原則が示されたことに対して「人格権の侵害で、差別だ」として提訴したのだとか。


まあ、記事を読んでいますと、この提訴なさった方が「女性」として役所内で扱ってもらえるようにいろいろと頑張ってこられたことが書かれています。それはその方の精一杯の努力だったのだろうと思います。

しかし、ごめんなさい、バッサリ書いてしまいますけど、じゃあ、この方1人の心を満たすために他の人はどうすればいいんでしょうか?この方1人が「差別的な扱いを受けた」と感じないために、他のすべての「ノーマルな人」がこの人1人のために今までのルールやモラルを押し曲げて対応しなきゃいけないんでしょうか??

いや、こんなことを書きますと「差別だ」とか「少数の苦しんでいる人たちの心がわかっていない」とご批判を受けることは百も承知しています。そりゃあ、苦しんでおられるご本人からすれば、職場での日常生活に欠かせないトイレの話だけに切実な問題なのだろうと思います。

でもね、申し訳ない、その切実な問題というのは、私たち「ノーマルな人」にとっても同じなんですよね。逆のケースを考えてみてくださいよ。じゃあ、そのTの方が女子トイレに行きたいから、と希望したからといって、その方が女子トイレに用を足しにいった時、他の女子は全員その状況を受け入れられるんですか?だって自分がトイレに入っている時に、まだ男性としての機能が残っている人
(確かに見た目は女性になっておられるのでしょうけれども)が女子トイレに入ってきて驚いたり、恐怖を感じたりしないのでしょうか?

一方で、この方は今は男子トイレに入るのはイヤなのでしょうが、この方が男子トイレに入ってきたら入ってきたで、そのトイレにいる男連中はかなりギョッとするでしょう。別にこの人をトイレで襲おう、とかそんなことは考えないでしょう。むしろ逆に「この人と二人っきりでトイレに入ってて、もしなにかされたらどうしよう」と思ったりする男も中にはいるのではないでしょうか?

確かに難しい問題です。本人にいわせれば「人権侵害で、差別」といいたいのかもしれませんけれども、「じゃあ、あなた以外の他のみんなはどうすりゃいいのよ?」って逆にその人に訊きたい話でもあります。「あなたが満足するにはどうすればイイの?で、あなたが満足する方法を選択したとしたら、周りの全ての人はあなたの希望を叶えるために従わなきゃいけないの?」って問題が必ず生じると思うんですよね。世の中、そんなにみんな寛容じゃないですからね、特に性の問題に関しては。

なんか最近のこういうLGBTがらみの報道を見ていますと、こういう方々の権利を認める話ばかりが取り上げられているんですけれども、でもLGBTじゃない多くの人たちだって自分達の価値観を守って平穏に日々暮らす権利だってあると思います。それは当然職場においても同じだと思います。

LGBTの方に言わせれば「今まで差別を受けて大変だったけど、私たちだって同じ人間。だから私たち少数派の権利もしっかり認めて欲しい」というところだと思いますが、でもノーマル・ストレートな人の中には「わかったあなたたちの権利は認めてもイイけど、私たちがあなたたちとかかわりたくないと思う気持ちも私たちの権利として認めて欲しい」と思う方もいるのではないでしょうか?残念ですが、私はそう思う人の中の1人です。

今回のトイレに関する件でも同じです。確かに提訴をした方はご自身の職場における権利が認められずにとても苦しみ、そして不愉快な思いをされておられるのでしょう。しかし、同時にあなたが同じ職場におられることで困ったり、迷惑だと感じている方がおられるのも、正直なところゼロじゃあないと思います。

どちらの権利を認めるのか、あるいは多数決で決めるのか、はたまたどこかで落としどころをつけるのか。いずれにしても、ある1人の要望(ご本人は「権利」とおっしゃいます)を満たすために、その方以外の全員がその方の希望に合わせる必要があるのか?という私の素直な疑問に対してどう判決を下し、そしてその判決に対してどのように職場が対応するのか、しないのか、対応できるのか、できないのか。

はたして「個人の権利」というだけでこの議論を片付けてよいものなのかどうか、行方を興味を持って見守ってみたいと思っています。

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