税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





  税理士もりりのひとりごとのナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 社会・経済 > マイナンバーシステムで収賄容疑・逮捕  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マイナンバーシステムで収賄容疑・逮捕

2015 - 10/13 [Tue] - 20:22

世の中マイナンバーで騒がしいわけですが、こんな事件があったようですね。

「マイナンバー」システムで収賄容疑 厚労省室長補佐を逮捕 警視庁

なんでもマイナンバーのシステム契約受注に際して業者からの賄賂を受け取ったのだとか。「賄賂」というとなんかダーティーなイメージがありますが(笑)、まあ一般的な取引で言いますと「謝礼」ですね。でも、これだけ日本の様々な社会システム全般について、官はは当然のこと、官にあわせて民間までもマイナンバーにあわせたシステムを導入しなければならないのですから、これはシステム業者から見れば千載一遇のビッグチャンスですよね。

私たち税理士も、このマイナンバーのおかげでシステムを更新しなければなりません。私が使っているシステムに関して言えば、このマイナンバーが導入されるおかげで、なぜか毎年8万円以上のソフト使用料を支払わなければならないソフトメーカーもあって、ハッキリ言ってマイナンバー導入にかこつけて理不尽な値上げをしているとしか思えず、かなり理解に苦しんでいるところです。

なぜ毎年8万円も払う必要があるのか?今までと変わるところは、様々な帳票類にマイナンバーを入力するだけの話なのに。一回システム更新すりゃ済む話なんじゃねぇの?と私たち素人は思ってしまうわけですが、そりゃあシステムのプロに言わせれば「いやいや、マイナンバーって大変な制度なんですよ。万が一のことがあってデータが洩れてもいけませんし。だから年間8万円値上げしないとうちも困るんですよ」と言いたいんでしょうね。

いや、でもハッキリ言って、データの管理や万が一の流出の際の責任って私たち自身が負えばイイんじゃないですか?違う?だったらシステムにマイナンバーが入力できるように入力項目を増やしてくれりゃいいだけのことじゃないの?なんでそれを行うだけに毎年8万円も払う必要があるの?全っ然っ理解できないですね。

あ・・・、で、すみません、今回のニュースですけど(笑)、私たちから毎年8万円分捕っていこうとするソフトメーカーもそうですけど、このマイナンバー制度の導入ってソフトメーカーにとってはものすごいボロもうけのチャンスなんですよ。弁護士の過払金請求みたいに、まさに彼らにとっては「マイナンバー・バブル」と言ってもよいほどではないでしょうか。

世の中の人事、社会保険、税務、会計といった企業の基幹業務に関する部分のシステムを全て変える必要があるわけですものね。しかも中小から大手事業者まで、全ての事業者に影響してくる話ですからね。そして先ほどの税務ソフトメーカーのように、今回のマイナンバー導入をきっかけにして便乗値上げを目論む連中までいるわけですからね。

ソフトメーカーにとってはまだまだ特需は続きますよ。マイナンバーの次は消費税10%ですよ。ほぼ全ての会社で使われているであろう、会計システムや販売管理システムは消費税10%にあわせてシステムをアップデートしなきゃいけませんからね。しかもソフトメーカーにとって「おいしい」のは、その消費税10%の詳細が今の時点でまだ決まっていないこと。

ご存じのように、消費税を10%に上げる際には、全ての商品やサービスについて消費税を10%にするのか、あるいは食料費などについて10%より低い軽減税率を採用するのか、そこがまだ決まっていません。決まっていないということは、何を意味するかといえば、「今の時点では平成29年4月に消費税が10%になる時のソフトは作れない」ってことですよ。

今の時点でソフトメーカーが作ることが可能なのは、平成29年4月の時点で消費税が10%を入力できるようにするところまで。軽減税率については現時点で導入が確定していませんので、その部分の処理を現時点でソフトに組み込むことは不可能です。ということは、もし軽減税率導入が確定すれば、その時点でユーザーはまたその消費税法にあわせた会計ソフトなり、税務ソフトにアップデートしなきゃいけない必要があるということです。

いやぁ、企業のシステム管理を行っている会社や、会計・税務・販売管理ソフトを作っている会社はまたまた儲かるチャンスができますねぇ。ほんと、平成26年4月の消費税5%の導入、そして平成28年1月からのマイナンバー導入、さらには平成29年4月の消費税10%の導入、と、ソフトメーカーにとってはおいしいバブルが毎年続きますなぁ(笑)。

もっといえば、消費税が変わればスーパーなどのレジも全て入れ替えなければなりませんから、レジメーカーにとっても誠においしい状況なんですよね。しかも次の10%は軽減税率も導入されるかも知れないし、場合によっては消費税の申告に使うためだけの税率別の内訳が記載された消費税受領書、いわゆる「インボイス」を導入することになれば、更に複雑なレジシステムを作る事になりますからね。これは一度で二度おいしい(笑)。

ほんと、消費税5%、マイナンバー、そして消費税10%は官製バブルといってもよいほどの特需ですよ、一部の事業者にとっては。儲かってる人たちは誰も「儲かってる」とは言いませんけど、心の中では笑いが止まらないはず。でも残念ながらそういう特需の恩恵を受ける人たち以外は、みんな余計な投資をし、そしてお金を使わなきゃいけないんですよね。ホント腹立つ(笑)。

で、そんな特需のおこぼれに預かろうとして出てきたのが今回の贈収賄事件。そりゃシステム会社、ソフトメーカーにとってはまたとないバブルのチャンスなんですから、なにがなんでも仕事を取りたいですよね。こんな事件が起きることは、なんとなく想像がつきますよねぇ。

関連記事

トラックバック

http://moriri12345.blog13.fc2.com/tb.php/2552-70cd1782

 | HOME | 






プロフィール

もりり

Author:もりり
当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。