税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





  税理士もりりのひとりごとのナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 税理士 > ようやく税理士業界でも在宅勤務の対応が進むか?  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ようやく税理士業界でも在宅勤務の対応が進むか?

2015 - 08/19 [Wed] - 15:21

ネットの広告を見ていますと、税理士の業界ではおなじみのJDL社が在宅勤務に対応した製品を発売している内容の広告を見かけました。

在宅入力者を活用したデータ入力環境を安全・ローコストに構築。

以前からこのブログに何度も書いていますように、税理士事務所の仕事というのはある意味定型化されている仕事がほとんどで、それを毎年、毎月、毎日繰り返しているような感じです。言い換えれば、一番業務を外注化、在宅化しやすい仕事であるということなんですね。

ところが、税理士の業務に関しては二ヶ所事務所が認められていない関係もあって、在宅勤務という形態は行ってはならないような認識があるわけです。でもこうやってJDLという業界ではメジャーなシステム会社が在宅勤務をターゲットとしたシステムを発売しているのは大変興味があるところですね。

私個人としては在宅勤務は全然ウェルカムです。こんなものがなんで二ヶ所事務所規定に引っかかって問題になるのか、もちろんその意味するところは理解できますが、しかし今の時代において在宅勤務を容認できないなんて時代遅れも甚だしいと思っているくらいです。今の時代に事務所に従業員が出勤して、そこに所長税理士と従業員が全員顔を突き合わせた状態でなければ税理士事務所としての存在が認められない、なんてナンセンスすぎますからね(笑)。

うちの事務所では、というか、他の税理士事務所さんでもそうだと思いますが、在宅勤務に対応していますよ。事務所にあるパソコンは職員の自宅からリモート操作でコントロールできるようになっていますので、職員は自宅から仕事をしたいと思えばいつでも事務所のパソコンにアクセスして入力処理ができます。

リモートによる在宅入力処理を行うシステムがシンプルで楽なところは、あくまで処理はリモート操作で行っていますので、職員の自宅にあるパソコンには会計ソフトや税務ソフトをインストールする必要がないことです。ただリモート操作ができるソフトさえインストールすれば、いつも事務所で使っているパソコンの画面と全く同じものが自宅のパソコンに表示されますので、まるで事務所に居るかのように普段慣れているデスクトップ環境で仕事ができるのです。

なんどもこのブログに書いていますが、今どき二ヶ所事務所禁止規定なんてナンセンスなんですよね。その規定を厳格に守ることなんて、今の時代においては逆に不可能なんです。所長税理士がどこにいて、職員がどこで仕事をしているか、なんてことを問題視するなんて、もはや意味が無いんですよね。それだったら平日にゴルフに行く所長税理士がいて、その所長税理士がゴルフ場から携帯電話で事務所の職員に仕事の指示を行うことだって二ヶ所事務所規定違反、ということにすらなりかねません(笑)。

「ゴルフ場から電話で指示をするくらい問題ないだろ?だって毎日のことじゃないし、たまたまじゃないか」というのであれば、じゃあ、所長税理士がたまたま自宅にいて、そこから事務所のシステムをリモートで確認し、事務所に出勤している職員たちからの問い合わせに対して指示を行っている場合はどうですか?そんな場合、所長税理士は週に何日事務所に行かなければ二ヶ所事務所規定に違反することになるんですか?

週に2日くらいなら大丈夫ですか?じゃあ、3日はどうですか?3日がよいのなら、なぜ5日だとダメなんですか?(笑)全然行かないとやはりダメなんでしょうか?だったら1ヶ月に数日事務所に顔を出せば問題ないですかね?仕事は毎日リモートで内容を確認し、職員に指示を出せますから問題ないんじゃないでしょうか?

極端なことをいえば自宅じゃなくても、出先からでもできますし、もっといえばシンガポールなどからでもリアルタイムに指示を出せますよね。ラインやスカイプを使えば電話代だってタダです。もし「いやいや、電話だとお互いに顔が見えないじゃないか。そんなの『事務所』などと到底呼べない」というのであれば、テレビ電話を使って打ち合わせたらどうなんですか?そうすれば顔を見ながら打ち合わせできますよ?

もしこのうえで在宅勤務を行う職員が自宅で処理を行えるようになれば、この税理士事務所において税理士業務を行っている場所って数カ所になりますよね?所長税理士の居る場所、事務所、そして職員の自宅。もし職員が全員在宅勤務を行っているのであれば、職員の数だけ税理士業務を行っている場所は増えることになりますよね?

今の税理士法に照らせば、ここまで来れば明らかに二ヶ所事務所規定違反になりますよねぇ?でもJDLはそういうことが可能になるシステムを堂々と販売しています。税理士会としてはどうなんでしょうか、こういう在宅勤務が可能なシステム販売については?

これだけ税理士業務を行っている場所が複数にわたって散らばるのであれば、支店設置を禁止している規定そのものの意味が無くないですか?そもそも二ヶ所事務所禁止規定なんて、今のような便利なパソコンシステムが存在していない時代における、「税理士業界はみんなでそこそこ儲けましょう。商売上手なヤツが1人だけ稼ぐなんて許さない!」「所長税理士は事務所にデンと構えて、お客は頭を下げて事務所に来るもの」的な思想の下でできた規定ですもんね。

でもいまはその当時と時代が違いすぎると思うんですよね。税理士だって勝ち負けがハッキリしてきて、稼ぐ税理士はどんどん稼ぎ、負け組の税理士は開業してもお客を全然獲得することができないわけですし、税理士が顧客に足を運んで打合せをするなんて当たり前の話。そんな時代において、税理士業務を行う場所は一つしか認めない、なんて規定そのものが意味ないんですよね。

だってパソコンのシステムを使えば二ヶ所以上で税理士業務を行うことなんて簡単にできちゃうんですもの。そうやって効率よく仕事をこなし、そしてコストダウンをはかりながら稼ぐことが税理士にも求められている時代だと思うんですよね。

ですから、もう今の二ヶ所事務所禁止規定なんてあまりに無意味なので廃止して、代わりに税理士業務を行う主たる事務所(=所長税理士や職員、そして顧客が集まる場所)を会に登録するようにすればよいのではないでしょうか。もしそういう主たる事務所が複数の支部にわたる場合には、当然各支部に事務所設置を届け出て、支部会費も支払えばよいのではないでしょうか。もちろん在宅勤務だって認めるわけですが、在宅勤務については届出不要でいいんじゃないでしょうか。

それで良くないですか?税理士業務を取り巻く環境がどんどん変化してきているわけですから、その時代の変化に税理士もついていかなければ税理士はどんどん時代遅れの仕事になってしまいます。いつまでも数十年前の税理士業の常識にとらわれていないで、時代とシステムの進化にあわせて税理士業務のあり方もスピーディに変わるべきだと思いますね。

そんなことをいうと「じゃあ、そういう新しいシステムについて来れない高齢税理士たちはどうすればいいんだ?そんなこと若い人たちにされたら、年寄り税理士は商売あがったりだ!」と文句をおっしゃる人が必ず居るわけですが、いや、ついて来れない方たちは無理してついてくる必要無いじゃないですか(笑)。ついてこれなくてお客さんが減ったとしても、それは時代の変化なんですからしかたないじゃないですか。

そんな時代について来れない人たちの利益を守るためだけに、税理士業界全体として時代に対応することを放棄するなんてあまりにバカバカしすぎます。そんなの、税法が変われば新しい税法にあわせるのが税理士ですし、IT化が進めばそれにあわせるのが税理士ですし、時代が変われば時代にあわせて変化するのが税理士じゃないですか。今までもそうだったんですから、これからだって時代の変化にあわせて税理士も変わらなきゃダメでしょう?

いままで時代にあわせて変わってきたのに、今からの時代の変化にだけはあわせない、というのでは筋が通りませんやんか(笑)。例えその変化について来れなくなる税理士がいるとしても、税理士業界としては時代の変化にあわせて対応していかざるを得ないのではないでしょうか?

何回かブログにも書いたことですが、「強い者が生き残るのではない。環境変化に適応できた者だけが生き残る」のは生物の進化でもビジネスでも一緒ですからね。もちろん税理士業界も生き残っていくための要件は一緒だと思います。税理士業界も時代の変化に対応していかなければ到底生き残っていくことなどできないと思います。

関連記事

トラックバック

http://moriri12345.blog13.fc2.com/tb.php/2487-9012f500

 | HOME | 






プロフィール

もりり

Author:もりり
当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。