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安保法案、合憲なの? 違憲なの?

2015 - 06/20 [Sat] - 18:28

今国会でもめていますねぇ、安保法案。合憲なのか、違憲なのか、そこからしてもめています。

憲法については私はからっきし詳しくないので、法的な意見についてはなにも言うことはできません。ただ、左翼の方たちを中心にして念仏のように唱えられている「9条があるから戦争してはならない。軍隊を持ってはならない」を論拠として、ヒステリックに安保法案に反対することはちょっと違うんじゃないかな、と思います。

9条は確かに理念として素晴らしいものですが、しかし、なんでもそうですが理念を実現させるためには、現実的な対応を取らなければただの絵に描いた餅に終わります。戦後70年この9条が効果を発揮しているように見えたのは、在日米軍によって日本の防衛ががっちりとしていたからというのは紛れもない事実なんです。それが9条を実現させてきた現実における対応だったのです。

しかし、これからも日本はずっとアメリカ軍によって守ってもらっていればよいのか?、そしてもし仮に実際に日本が近隣諸国との武力衝突の危険性が高まった時や、海外で邦人が大変な危機に見舞われて助けなければならないような場合にアメリカ軍に頼るしかないのか?、と考えてみた場合、これからの日本は憲法9条の理念を実現させるためにどのような現実的な対応を取るべきか、というのが今問われているのだろうと思います。

憲法9条をノーベル平和賞にノミネートしようという動きがあるようですが、もう本当に片腹痛くて仕方ないです。一体誰に守ってもらっているから今までの日本の平和があったのか、それを冷静に考えてほしいと願います。まさか本気で憲法9条があったから日本が近隣諸国からの侵害や侵略を受けず、そして近隣諸国と武力衝突を行なうこともなく過ごせてこれたと思っているわけではないですよね?

憲法9条って、日本の行動を制限するだけのものであって、別に諸外国からの侵略を防ぐ効果なんて何一つないでしょう?日本が他国とトラブルが起きた際に戦争できないように決めただけのことじゃないですか。実際、韓国も中国も北朝鮮も、日本の憲法9条などお構いなしに日本の領土・領海を侵略してきているじゃないですか。

もし憲法9条信奉者の意見に従って日本がガチガチに行動するならば、中国や北朝鮮が日本を攻めてきた場合には、やられたい放題にやられるだけじゃないですか。それが日本の平和を守るための平和憲法なの?そして、そんな憲法9条だけで日本の平和が守られてきたと本当に信じているの?

んなわけないでしょ、どう考えたって。なんで諸外国が日本の憲法を守る必要があるんだか(笑)。日本だって海外の憲法の内容を考慮して行動することなんてあります?ないでしょ、そんなの。海外から見て日本に攻め込んでこない理由は、憲法9条なんかじゃなくて、在日米軍と自衛隊があるからですよ。そんなの当たり前でしょうに。なにがノーベル平和賞だか。

で、いつまでも日本人の皆さんは在日米軍にいてもらえばいいと思っているのでしょうか?お金さえ払って費用負担してれば、今のままでよいと思っているのでしょうか?それも独立国家としてはちょっと情けないところですよね。自分の国の防衛を他国に任せておいて、「憲法9条に守られた平和国家だ」と胸を張ってるなんて恥ずかしい話ですよ、ホントのところ。

本当の独立国家として存在するためには、そりゃ憲法9条の理念を実現させるためにも、自国で自国の安全と平和を守れるようにしなきゃいけないでしょ。そして、それは戦争をするためではなく、あくまで日本の国家と国民の安全と平和を守るために受動的に対応する軍隊であれば、別に憲法9条の趣旨に反しているとは言えないでしょう。

「戦争」はしませんよ、でも「日本国と日本国民の安全」は守らなきゃいけません、絶対に。その結果として諸外国の軍隊と自衛隊が戦うことはあるでしょうね。話は変わりますが、警察は国内において国民の安全を守ために存在していますよね。でも彼らだって丸腰では悪意と武器を持った犯罪者には対応できないので、拳銃という相手を攻撃できる武器を持っていますよね。しかしその武器は、あくまで警官自身と一般市民の身の安全を守るためのものであって、積極的に相手に攻撃を仕掛けるためのものではないですよね?

自衛隊だって同じじゃないでしょうか?別に近隣諸外国がなにもしてこなければ自衛隊が積極的に近隣諸国に対して喧嘩を仕掛ける必要はないでしょう。他国の領土を侵略するために出かける必要もないでしょう。しかし日本の領土を他国が侵略してきたり、日本の国民が海外で不当に命の危険にさらされている状況にあるのであれば、助けに出かけるようにできるのが望ましいですよね。

それは別に戦争をしに行くわけではありません。あくまで日本と日本国民の平和と安全を守るために受動的に行なうことにほかなりません。それは戦争ではなく、武器を使った「防衛」です。警察の拳銃と一緒です。しかし「そうは言っても、諸外国と武器の使用を含めて争うことは事実。それは実質的に戦争をしているのと一緒だから憲法9条に反しており、断じて許せない」とおっしゃるのであれば、こういった事態が起きた際には、日本と日本人はなにもしないで相手国からやられたい放題やられるのが正しい姿、ということになります。

それで日本人がよいと思っているのであれば、それでいいでしょう。でも、私はイヤですね。だって私は今の日本での生活が素晴らしいと思っているし、この生活を他国からの侵略によって違うものにされたいとは思っていないからです。もし私と同じように思う方が多数であるのであれば、やはり日本の平和は何らかの防衛力によって守る必要があるということになるのではないでしょうか?そしてそれは決して憲法9条の趣旨に反しているわけではないでしょう。

ま、集団的自衛権云々、については、よくわかりません。内容もきっちりと理解していないし、なにが憲法違反だと批判を受けているのか、そんなこと私にはわかりません。しかし、ひとつ言えることは、日本が米軍に防衛を頼っている限りにおいては、人道的・道義的見地に立って普通に考えれば、もし仮にアメリカという国がどこかで危機に晒されているのだとすれば、日本もそこへ行ってアメリカの平和を守るために一緒に戦ってあげなければ筋が通らない、ということです。

だって一方的にアメリカに守ってばかりであるのであれば、それは「親と赤ちゃん」の関係と一緒ですもんね。日本がもし成熟した独立国家として存在しているのであれば、当然ながらアメリカといつかは「困ったときはお互いに助けあう友達同士」の関係にならなければなりませんものね。そりゃしかたないです。

しかし、それが嫌だというのであれば、在日米軍に日本の防衛をお断りすることですよね。それしかないです。そして米軍がいなくなった後の日本の防衛は、日本だけでしっかりと行わなければならないです。しかし、そうであったとしても、もし日本が中国や北朝鮮から同時に攻撃を受けた際には、日本単独でこれらの侵略国と戦うのではなく、同盟関係にあるアメリカと共闘するほうが望ましいでしょうね。

結局のところ、日本の防衛を日本だけで行なうとしても、やはり日本に実際の有事が降りかかってきた時にはアメリカとの同盟関係に頼るほうが現実的には有効だと思うので、そういう日米関係が続く限り、アメリカやアメリカ軍が攻撃を受けた際には、同盟関係に基づいてアメリカ軍を支援するために自衛隊が出かけていくのは当然であるように思えますね。

それをしないで済ますためには、日米同盟そのものを破棄する必要があるのでしょうね。しかし、そんなことが、それこそ「現実的に」できるでしょうか?仮に出来たとしても、その後の日本の防衛を本当に日本だけで行っていけるでしょうか?そんな資金負担や人的負担に私達自身が耐えられるでしょうか?

まあそうやって現状を現実的に考えてみれば、在日米軍に頼る度合いは減らさなければならないけれども、日米同盟を破棄することまではできないし、自衛隊を強化して日本独自の防衛力を高めるとしても、米軍が危機的状況に陥った際には、自衛隊が支援に出かけることもやむをえない、というところに落ち着かざるをえないと思います。

確かに自衛隊が日本国民の安全のためではなく、アメリカ軍の危機を防ぐ目的で海外に出かけて行くことは、現在の9条の一般的な字面からの解釈にはそぐわないでしょうね。だから違憲だと言われるのでしょう。しかしそれも元はといえば、「日本と日本国民の安全を守るため」というのが発端なんですよね。

・憲法9条に則って平和を守るためには、自衛隊主体で近隣諸国からの侵略行為等に対処しなければならない
     ↓
・しかし万が一の有事の際の保険として、米軍との同盟は維持しなければならない
     ↓
・同盟を維持するのであれば、アメリカが他国からの脅威にさらされた際には自衛隊がアメリカを助けなければならない


という構図を現実的には作らざるをえないと思うんですよね。

しかし、当然ながら、このような米軍支援を行えば、米軍の相手国から日本が逆恨みを買い、結果的にその第三国から日本や自衛隊が攻められたりする恐れがありますよね。いつも普通のことに対しては想像力を停止させている左翼の方たちも、こと自衛隊の海外派兵などに関すると頭をフル回転させて反対理由を考えるみたいですね(笑)。

確かにそういう可能性はあるでしょう。しかしその時は、あくまで日本国と日本国民の平和と安全が脅かされた際における、自国の防衛として自衛隊が戦えばよいだけのこと。それはそれこそ専守防衛ですよね。その第三国の領土を侵略したりするわけでもない限り、あくまでその戦いは自衛の範囲になるでしょう。

まあ、結局のところ最大の論点は「同盟国であるアメリカが他国からの侵略の危険にさらされた際などにおいて、日本と直接利害関係のない第三国に出かけて行って自衛隊が米軍の後方支援ができることが許されるのかどうか」というところに集約されるのでしょうね。「それが自国の防衛のための軍事行動」と呼べるのかどうか、ということなのでしょう。

しかし日米同盟が存在している限りにおいては、これは完全に日本国を守るための見返り、セットとなるものですから、この米軍支援をなしにして自衛隊による日本の専守防衛を成立させることは事実上不可能でしょう。ならば、確かにガチガチの憲法9条信奉者から見れば「違憲だ」という話になるのかもしれませんが、そもそもの話の出処が「憲法9条に基づいた日本と国民の安全確保」にある以上、日米同盟に基づく相互支援についても、あくまで「憲法9条に基づいたもの」と承知せざるを得ない気もします。

日本がどの外国とも同盟関係を持たず、自国に起きた危険は自国のみで対処する、というのであれば、誰も自衛隊による防衛について文句言わないでしょうね。しかし日本に攻め入ってくる国が複数国だったとした場合には日本一国で国土と平和を守れますか?ロシア、中国、北朝鮮という怪しい国に囲まれている日本が、自国の防衛力だけで自国の平和を守れると思うのは、それこそ非現実的ではないかと思いますね・・。

結局のところ、憲法9条の理念を、今のように日本を取り巻く国際情勢が複雑に絡み合った状況に即して実現させるには、今回のような相互支援を認める形で進めていかざるをえない、ということになってしまうのでしょうね。それこそ時代の流れなのですからしかたがないように思います。日本一国で日本の平和が守れるのであればこんなことをする必要もないわけですが、日本を取り囲む近隣諸国を見渡せば、日本一国の自衛隊だけで到底対処出来る状況にはないと思えます。

日本の安全と平和を守るために日米同盟が不可欠である以上、相互支援を目的とする集団的自衛権も憲法9条に基づいたものとして認めざるを得いないのではないかと感じる部分が強いですね・・。

すみません、憲法のことや集団的自衛権のこともよくわかっていない人間が書くのはどうかと感じましたが、あまりに野党や世の中が平和ボケしすぎていて、日本の危機に関して感度が落ちているようにも感じるので、私なりの理解に基づいて考えをまとめてみました。当方の間違った理解があれば、どうか「バカなやつ」と思って流していただければと願います(笑)。

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