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少年Aの本

2015 - 06/16 [Tue] - 15:06

先日少しショッキングな報道がありましたね。それは神戸の連続児童殺傷事件の犯人、いわゆる少年Aが事件に関して記載した本が発売されるという件です。太田出版社という出版元によれば、少年Aから原稿の持ち込みがあった、とのことですが、これ、にわかには信じがたい話ですよねぇ。

本の売上から少年Aが得られる印税については遺族の補償に充てられる、との報道もありますが、仮に全額遺族への補償に充てられるとしても、この本を買うつもりも読むつもりもないです。なぜなら、この本を買うことによって、一時的であれ少年Aへの印税収入に貢献すること、すなわち少年Aの生活原資に貢献することがどうしても納得できないことと、もう一つはテレビで一部内容を報道した際に、少年Aが相変わらず「物語の主人公」気取りで書いており、被害者たちに対する真摯な謝罪や、このような重大事件を起こしたことに対する心からの反省を感じることができなかったからです。

でも、ハッキリ言えば、こんな下らない本を出版したとしても、少年A自身には罪はないようにも思いますね。一番悪いのは、少年Aの所在を嗅ぎつけ、彼に対して「本を書かないか。書けば儲かって、今の悲惨な暮らしから脱却できるよ」と焚き付けた出版社だと思いますね。この本を出版することで世間で大きな話題になることは誰の目にも明らかですから、この本で一儲けしてやろうという下品な金儲け主義が透けて見えて、本当にイヤですね。

もし本当に少年Aのほうから原稿を持ち込んできたのだとしたら、なぜ太田出版なんかを選択したのでしょうか?どのみち本を出版すれば世間で大きな話題になることはわかっていたわけですから、出版社であれば他にも大きくて力を持っている出版社はたくさんあるはずなのに。そこがそもそもウソくさく思えるんですよね。マスコミもこの本の批判をあーだこーだとテレビでやってる暇があるのなら、各出版社に少年Aからの原稿持ち込みの事実があったのかなかったのか、その裏を取るべきじゃないでしょうか?

もしその結果、他社に原稿持ち込みの事実がなかったのであれば、太田出版から少年Aに接触して本の出版を持ちかけた可能性が高まるでしょう?もしそうであれば、この太田出版という会社は、世間にウソの経緯を説明してまでこの本を出版して金儲けしようとしているわけですから激しく非難されてしかるべきだと思いますね。

それとも少年Aが持ち込んだ出版社が、たまたま太田出版だったのでしょうか?もちろん可能性はゼロではありませんが、極めて低い確率だと思いますね。

まあ、本が出版されたモラルについてはこの辺にしますが、このブログでも過去何度も触れたことがあるように、この少年A、酒鬼薔薇聖斗が起こした事件の重大さは本当に世間を震撼させましたからね。何しろ、子供を二人殺し、そのうち一人の被害者の首を切断して学校の校門に置いたわけですからね。そして警察を挑発するような手紙を送りつけたわけです。

彼がこの事件を起こしてから警察に逮捕されるまでの間、事件の地元神戸では、それはもう皆が怯えながら生活していたんですよ。特に小さい子供を持つ親の心配は大きく、私自身まだ小さな子供がいたので会社の先輩社員との帰り道などでよくこの事件の話をしながら帰ったことを今でも覚えています。

しかし、少年Aから「愚鈍な警察諸君 ボクを止めてみたまえ」と挑発されバカにされたにもかかわらず、日本の警察が実際には少年Aのチンケな考えとは裏腹にとても優秀だったところは、マスコミでは様々な犯人像が報じられていた中で、警察自体はかなり初期の段階から少年Aを容疑者だと目をつけていた点ですね。

そして、彼が中学生だったことから極めて慎重に裏付け捜査を極秘に行い、マスコミにも全くその捜査情報は洩らさず、その慎重な捜査の結果「やはり少年Aが犯人」との確証が得られた結果、少年Aの逮捕、公表に至ったわけですものね。

・・まあ、そんな少年Aがまた再び私たちの日常に姿を現したわけです。そして、実際には根っこの部分からはそれほど矯正されていないということが少年A自身の文章により明らかになったわけで、この本の出版が世間と少年Aに与える影響というのは想像がつきませんね。世間からすっかり忘れ去られていたはずの少年Aが、やはり日本のどこかでひっそりと暮らし、しかもそれほど矯正ができているとは思えない状態で生活し、そしてこのたび本を出版して再び自己顕示を行った・・。

もし少年A本人が印税を手にして「そろそろボクも再び表舞台に帰ってもイイんじゃないか?」と思ったとしたら、どうしますか?あまりウィキペディアの引用というのは好きじゃないんですけど、少し大袈裟にこの事件の内容を再認識してもらった方が良いのではないかと思い、ウィキペディアからの事件に関するリンクを貼っておきます。

神戸連続児童殺傷事件

多くの皆さんは、この事件の本当の恐ろしさを忘れていらっしゃるのだと思います。ただ思春期の少年が何かに怒りを感じて子供を殺した、とかそんな事件じゃないんですよ。この事件を起こした犯人は、人間を殺すことによって性的に興奮する性癖を持った、異常・異様な生物なんですよ。しかも、事件当時たったの14歳で。

さらには、現実にこの事件を起こした鬼のような犯人は、日本のどこかに身を潜めて生活しており、そして本を出版して自分の思いを世間に公表することで少なくとも数百万円の印税を手にしようとしているのです。そして、そんな殺人鬼の所在場所を太田出版関係者は知っていて、その鬼に多額の印税を太田出版が支払うんですよ・・・。

再び思い出した少年Aの恐ろしさ。ちかくのどこかに少年Aがいるんじゃないか、という何とも言えない恐怖。しかももはや少年ではないので、今度は成人ですら彼の性的興奮対象になるという可能性。いままで危ういながらも少年Aを世間的に抹殺し、封印してきたのに、この本の出版によって彼が私たちの日常に訪れて再び快楽を求めるきっかけになりはしないのか・・・。そして彼自身、こうやって私たちが彼について怯え、騒いでいることをネットを通じて知っているという空恐ろしさ。

あの事件を起こせば、成人であれば間違いなく死刑だったはずなんです。それほどの事件なんです。しかし彼はたまたまあの事件を起こした当時まだ14歳だったから、今でも日本のどこかで普通の人の姿をして生活しているんです。ええ、本来死刑にされて当然の犯罪者が、普通に町中で暮らしているんです。その怖さ、わかりますか?

彼はたぶん治ってなんかいません。治るはずありません、性衝動と結びついて起こされた殺人なのですから。そして性衝動と結びついているからこそ、最も恐ろしいのです。だって人を殺して死体を損壊することで最高の快楽が得られるんですからね。彼にとっては人を殺すこと、そして遺体を傷つけることは最高に楽しくて、最高の快感が得られる行為なんですよ。

彼もいい大人の男な訳ですが、普段の日常生活において、いったい彼が何を想像し、何に興奮しながら性衝動に対処しているのか、それを考えただけで恐ろしいです。もし人の首を絞めて殺したことや、その遺体を切り刻んだことを思い返しながら興奮していたとしたら・・。それとも去勢手術でもしたのでしょうか。それだったら、彼の殺人衝動はかなり抑えられるのかも知れませんが・・。

彼がどこかに暮らしているかも知れないという恐怖を感じながら暮らしていくくらいであれば、不謹慎な話ですが、いっそのこと彼が再び事件を起こして即刻死刑になってくれた方がいいんじゃないかと思うくらいなんですよね・・・。つい最近になって再び我々の前に姿を現した少年A、私たちに再び大きな恐怖を感じさせてくれるようになってしまいました・・。

きっと、彼はこんな文章目にすれば、ニヤッとしながら読んでいるんでしょうね・・。とにかく、こんな本買っちゃいけません。買う人がいるから、売る店や本を作る人が出てくるわけですからね。読みたいのなら本屋で立ち読み、又は運良く図書館で読んで下さい。

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