税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





  税理士もりりのひとりごとのナビゲーター   トップページ > 国際・政治 > 都構想を今決めることはない  

都構想を今決めることはない

2015 - 05/16 [Sat] - 19:36

ちょうど今テレビで大阪都構想に関する報道番組をやっています。テレビを見ている限りでは大阪においても賛否両論あり、今回の住民投票のおかげで住民を二分してしまってお互いに禍根を残しかねない恐れもあります。

しかし実際に投票を行う大阪市民の多くも大阪都構想を実現させる意味や目的をしっかり理解できていないように報道されています。確かに今回の住民投票によって大阪都構想を行うか行わないかを決定するわけですが、いま結論を慌てて行う必要があるのでしょうか?

まるで今回の住民投票で都構想を行うか行わないかを決めてしまう印象があるわけですが、そうなんでしょうか?橋下市長は「何度も住民投票を行うつもりはない」と発言していますが、それはいかにも住民を脅すような乱暴な話だと思いますね。

住民がしっかりと都構想の内容を理解できてない現段階で決める必要はないわけで、たとえ今回の住民投票で否決されたとしても、本当に都構想が大阪にとって必要な改革であるならば、否決されたあとでも粘り強く説明を続け、何度でも住民投票を行えばいいと思いますね。そういう丁寧な議論と説得を行わず、まるで住民を「イエスかノーか?ここでイエスと言わないと二度とやらないぞ!」と脅迫するような橋下市長の手法は強権的で卑怯に思えます。

住民から見れば、今回「イエス」を決める必要はないと思うんですよね。だって都構想のメリットがいま分からないのなら、今回の住民投票ではとりあえず「ノー」でもかまわないと思うのです。でも、メリットが分からない中で雰囲気に流されて「イエス」と投票してしまうと、都構想は先に進んで行ってしまい、そのまま進めざるを得なることだけは確かです。

それが投票した住民の本意でないとするなら、内容が分からない中で都構想を実現させるのは住民にとって不幸です。ですからとりあえず今回は「ノー」と投票して、きちんと都構想の内容が理解できるまで判断を先送りするのもアリだとと思うのです。なにもいま慌てて決める必要はないと思うのです。

政治においては、ある事案に関してメリットや方向性が読めない場合には急いで結論を出さず、あえて先送りするケースはいくらでもあります。特に二国間での領土の問題などの重要な問題では、敢えて急いで結論は出しません。そうやって先送りすることで、お互いの考えが変遷する事もあって、より時代に即した対応が可能になるかもしれないからです。

大阪都構想にしても、拙速に結論を出すべきことではないと思います。そのメリット・デメリットを住民がしっかりと理解できた段階で都構想を実行するかしないかを決めてもよいと思います。都構想はそれくらい重要な問題だと思います。

ですから積極的な否定の意味で「ノー」を表明するのではなく、あくまで意志決定を先送りさせる意味において「ノー」を投票するという選択も今回はアリだと思うのです。なにも無理して橋下市長にせっつかれる形でいまイエスを最終決定する必要はないと思います。

今回「イエス」と投票してしまうと内容不明なままで都構想は先に進んでしまいます。しかし「ノー」と投票するのなら賛否を先送りすることができます。それも住民の権利として認められるべきです。橋下市長や維新の会は「二度と住民投票を行わないので今回の投票で意思表示を!」と言いますが、今回否決された後で再び住民投票をするかしないかは彼らが決めれば良いだけのこと。

本当に大阪都構想が必要であれば、そのメリットを何度でも住民に丁寧に説明し、そして再度住民投票に問えばよいだけのこと。それを行わないで「今回が最初で最後の住民投票。政治家橋下の力もその程度」と言うのであれば、大阪都構想なんてしょせんその程度の政争の具だったということです。

とにかく、良いか悪いか分かってないのにとりあえず「イエス」を投票することだけはあまり賢明な選択だとはおもいませんので、大阪市民のみなさんにはしっかりとご自分の考えに従って投票してほしいと願いますね。

関連記事

トラックバック

http://moriri12345.blog13.fc2.com/tb.php/2372-e9ccfe98

 | HOME | 






プロフィール

もりり

Author:もりり
当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード