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シャープが「中小企業化」を断念

2015 - 05/13 [Wed] - 16:52

今日の昼のニュースを見ていますと、シャープが資本金を1億円に減資するという件について、シャープ自身が断念し、資本金を5億円にすることにしたとのことでした。

シャープ、1億円への減資計画を5億円に変更=関係筋

うーん、シャープ、迷走していますねぇ・・。この件については時の経産大臣や官房長官にまで「資本金1億円というのは違和感がある」とコメントされる始末。政治の場で取り上げられるような話ではないはずなのに、政治に自社の経営について口出しされるという、シャープにとってはもうワケわかんない状況になってきています。

本当にシャープ、大丈夫なんでしょうか??資本金を1億円にするプランにしたって、こんなものどこから洩れてきた情報なんでしょうか?シャープ関係者がどこかでポロッとしゃべってしまった話なのでしょうが、しっかりと検討し尽くされてもいない、最終的でもない経営再建アイデアが外部に洩れてしまうところも、経営のコントロール上かなり体制がボロボロになっている感じがしますね。

まあ、そもそも誰がどう考えたって企業のレベルから見れば「大企業」に間違いないのに、変な小手先のテクニックを使って資本金を1億にして中小企業のフリをして、税務上の優遇を受けようなんて、まずもって考え方から間違ってますよね?そんなアイデアしか出てこない経営者の思考を疑っちゃいますし、これから先のシャープの再建をそんな経営陣に任せて大丈夫なのか?という疑問を感じますよね。

減資して、その資本金で繰越損失を穴埋めする、なんて、本当に小手先だけの帳尻あわせに過ぎません。だって実質的に手元のお金が増えるわけでも、利益を生むわけでもないからです。そりゃ、そこから先の何らかの意図があるからこそ、こんな一見バカバカしい減資処理を行うのでしょうけれども、減資することで実質的に会社の経営がよくなるということは全くないと思います。

結局今回の減資の処理は、具体的な意図はわからないまでも、どう考えてもその後の増資、経営譲渡、会社分割、等々の再建案を進めやすくするために、支援企業が希望する会計上のお化粧を行っているという雰囲気がありますね。きっと手を差し伸べる企業もほとんど決まっているはず。だからこそこんなイレギュラーな会計処理をするのでしょう。

きっと近いうちにシャープの支援企業の名前がマスコミなどで取り沙汰されることになると思います。雰囲気から見て、支援企業は海外の企業でしょうね。それも欧米企業やファンドではなく、中国あたりの息がかかっている企業か投資グループなどではないでしょうか。

だからこそ政府・与党が今回の減資案に口を挟んで来ているのかも知れませんね。三洋の時もそういった話があったみたいですけど、結局は兄弟会社であるパナソニックが引き受けましたが、今回のシャープについては、当然パナソニックには受け入れる余力などもう無いし、他の日本企業も「シャープは要らん」と思って手を出すところがないのかも知れません。

もちろんわからないことですけれども。

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