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世の中ゼニや!ぁあ?

2007 - 10/22 [Mon] - 11:05

 ダメですね、とにかく世の中が銭金だけで動くようになってしまうと。私のように税理士をやっている人間がいうのも何ですけれども、だけれども税理士をして世の中のお金にまつわるいろいろな話を沢山聞くにつれ、世の中が銭金だけでまわってはいけないと痛感しています。


 一番そう思うのが家族間での争い。特に相続に関する争いごと。仲のよさそうに見えた家族がこうも簡単に憎しみ合うものかなぁ、と不思議に思うくらい多いですね。というのも相続で先代から自分に財産がタダで転がり込んでくるとなると黙っていない人が多いわけですね。相続人本人が「要らない」と言ったとしても、その配偶者が口を出してややこしくなることとかね。でも当事者の立場になってみれば分からないでもないですよね、だって例えば住宅ローンを抱えてヒイヒイ言いながら生活しているところに突然100万円が転がり込んでくると考えてみれば誰だってのどから手が出るほど欲しいのが本音でしょう。であれば、たとえ1万でも多く欲しいと考える相続人やその配偶者がいたって全然不思議ではないのです。「自分はそんなもめ事とは無縁だ、あり得ない話だ。」と考えている人たちだって実際に相続が開始すれば突然骨肉の争いに巻き込まれることがあるのです。


 結局そうなる原因は何かと言えば、「長い目で見た家族関係より今の金が大事」だから。欲が絡んだ感情というものは非常に強いものです。特に恋愛にまつわる愛欲、そして物欲、金銭欲。これらはとてつもなく強い欲望で、平気で常識や礼節などを端に追いやります。そりゃあ誰だってお金は少しでも欲しいものです。ただ忘れてはならないことは、お金で幸せを買うことは決してできないことです。お金が幸せに役立つために使われるのであれば良い使われ方だと言えますが、大抵の場合お金は欲を満たすためだけに使われるのです。欲はさっきも書いたように非常に強く、しかも独善的です。他者に対する思いやりは一切ありません。全て自分のためだけに使われる強い力です。


 ところが本当の幸せというものはやはり家族をはじめとする良好な人間関係にこそ存在するんですね。いくらお金があってもそれを喜んで分かち合う家族がいなければ全然幸せではありません。いくらものが溢れていても一人で持っている限り際限がなく、ただただ空しさが増すだけです。そんなことより大切な配偶者や自分の夢をつないでくれる大切な子供、そしてそのまた子供、こういった家族間の相互の愛情こそが人間にとって最高の幸せなのです。


 もちろんお金が全くなければそんな幸せを手にすることもできないかも知れません。しかし普通にお金があればこの幸せは必ず手に入れることができます。そこには多すぎるお金は逆に邪魔かも知れません。だからこそお金持ちの家族が幸せに暮らし続けるためには、高度な教育によって欲をコントロールする術、つまり自制と謙遜を小さいうちから学ばなければならないのです。それを怠ってしまうとアッという間に浪費してしまうわけで、欲とはかくも強いものなのです。


 でも本当に幸せというものは人間関係の中にこそ在るということが真理なのです。決して物やお金には幸せは宿らないのです。家族や友人・知人を中心とした人間関係を円満で幸せなものに保つことができてこそ、日々の幸せな生活が訪れるのです。ですから私は相続のお仕事を受ける際、必ず依頼者にお願いすることがあります。それは「どうか仲良く円満に分割の話し合いを行って下さい。決して弁護士に仲裁をお願いしたりしないで下さい。」ということです。欲をお互いが主張しはじめるとキリがありません。遺産分割の協議が整わないからといって調停や裁判を行うなど愚の骨頂。一度裁判や弁護士に自らの強欲の調整を依頼すると、不思議なことに家族間で同じことを何度も繰り返すことになります。もうそうなるとその裁判以後、家族に幸せは二度と訪れません。家族の誰かに不幸があっても無視され、仮に呼ばれたとしてもとても居心地の悪い場所になります。お互いがお互いの悪口を親戚に言いふらし、誰もが疑心暗鬼に取り巻きます。家族間で楽しく笑うことはもう二度となく、お互いが死んでも知らんフリ。全く寂しい人生です。


 そうなるとそういう人がどうするか分かりますか?何もしなければ誰も自分を大切にしてくれないので、お金を振りまき出すわけです。つまりお金で周りの人を自分に引き留めようとするわけです。確かにお金は人間関係を円滑にするのにとても有効な手段ですが、使い方を誤ると「札束で頬を叩く」ようになり、ともすれば周りに残る人はお金が欲しい人だけになる恐れがあるのです。こうなると「金の切れ目が縁の切れ目」で、周りに人をつなぎ止めるためにどんどんの金を使うハメになってしまいます。それもお金が湯水のように溢れる人なら良いですが、そうでない人は悲惨な目に遭います。


 まあとにかくこの仕事をしていて強く思うのは、「お金は確かに大切で、ないよりはある方が良いことが多いが、お金に頼ってはいけない」ということですね。「世の中にはお金より大切なものがある」ということに気が付かなければその人とその家族には不思議と不幸と争いがついて回ることをよく心に留めておくべきだと強く感じるようになりましたね。


 なんか哲学チックですが、でも世の中そんなもんですねぇ。バブルやホリエモンなどのせいで「お金が全て」という風潮がどんどん日本でも加速してきているように見受けますが、それは大きな間違いだと思いますねぇ。やはり金に頼って幸せを手に入れようとすると、とんでもなく大切な「家族」「愛」「信頼」といったものを失い、取り返しのつかないことになることが多いのですね。こういったものは一度失うともうなかなか手に入れることができないものです。でもお金はがんばればすぐ手に入れられますので、これらよりお金の方が大切であるとはやはり言えないと思います。


 とはいえ、そう言っている私は今まで一度も金持ちになったことがないので、もしかすると私自身が金持ちになったときに「いや、やっぱり金で幸せは買えるぜ!がっはっは。」と言っているかも知れませんが(笑)。まあ、それはその時に改めて検証してみましょう。でももし今の私に「お金は幾らでもあるが家族崩壊、逆に家族円満だがお金は今程度。どちらを選ぶ?」と訊かれれば間違いなく後者でしょうねぇ。「絶対」という自信は実際にそういう状況ならないとありませんが(笑)。

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