税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





  税理士もりりのひとりごとのナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 資格・転職・就職 > 就活 社会のルールにのれない、のらない  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

就活 社会のルールにのれない、のらない

2015 - 04/17 [Fri] - 13:44

ネットでこんな記事を見かけました。最近この手の話をよく目にしますね。

就活 社会のルールにのれない、のらない レンタルニートも

う~ん、微妙ですねぇ。そりゃあ、この記事に出てる彼らの主張も分からないではないですが、そうは言っても、大多数の若者はそのシステムに乗って社会人として生活しているわけですからねぇ・・。確かに日本の集団就職のあり方や、社会のルールに必ずしも迎合する必要がないという主張は正しいんですけど、でも左翼の人の主張と一緒で「正しい意見だけれども、それが人々に受け入れられるとは限らない」というのは世の中にはたくさんありますからね。

岡山県に暮らすという、東京の難関私大を卒業したという29歳の女性。当初はマスコミ志望だったものの、氷河期やリーマン・ショックのせいで希望はかなわず、業界にかかわらず60社以上受けたけれども決まらず。卒業してからは派遣社員になって、お金をためて海外旅行へ。日本に帰ってきてから就職しようにも、なかなか決まらないのだとか。

「日本では一度レールから外れてしまうと、やり直すのが難しい。海外を見てきたからなおさら、なんて窮屈で理不尽なんだろうって苦しくて」とこの女性は話しているようですが、「じゃあ、海外見てきて、そっちが良かったのなら、海外で就職すればいいのに。日本の社会のせいにだけしないで」って単純に思っちゃいますねぇ。それに「レールから外れてしまうと」って言いますけど、海外に出かけていった結果歳を食ってしまったのはこの女性自身の意志によるものですから、それを棚に上げて「日本の慣習が悪い」みたいな言い方をされてもなぁ、という気がしますね。

それに「理不尽」っておっしゃいますけれど、そんなもん、実際に社会で働きだしたら、就職活動で感じた「理不尽」よりも比較にならないほどの「理不尽」がたくさん待ち受けてますよ。日本の就活を「理不尽」なんて言ってたら、職場の「理不尽」になど到底耐えられないでしょう。それに職場の理不尽は日本だけの話じゃないですから、こんなもの、世界中どこで就職したって、どこにでも「理不尽」はそこら中に転がってます。

そして大学卒業後敢えてニートを選んだ26歳の男性の話。この方はちょっと前に話題になった、ニートばかりが集まって、その全員が役員になるという「ニート株式会社」の一員なのだそう。

以前就活は行ったそうですが「志望動機や自己PRなど、自分を殺し、企業の求める人材であるかのように見せかけなければ採用してもらえない。何のためにそこまでするのか分からなくて」という理由から、やめてしまったのだとか。「何のため」ってそりゃ「自分を高く売るため」にするんだと思いますけどねぇ・・。そんな「100%自分の考えに合致した就職先」なんてあるはずないのにねぇ・・。夢見すぎじゃないでしょうか・・。

そして今やっているのは、そのニート株式会社で「レンタルニート」を企画して取り組んでいるのだとか。1時間千円でゲームの対戦相手になったり、秋葉原を案内したりと「遊び相手」になる「事業」なのだとか。でも「事業」といっても、月数件しか申し込みがなく、月2万円の収入しかないのだとか。それは「広報宣伝活動の一環」と割りきって、他のメンバーとアイデアを出し合って次の事業を立ち上げようとしているのだとか。

ふーん・・。月2万円の収入・・。だったらアルバイトしたほうがよほど稼ぎイイね(笑)。そもそも「レンタルニート」という「事業」そのものが「アルバイト」と一緒。リンク先の記事には「レンタルニート」の看板を持って街角に立っている写真が出ているんですが、そんなサンドイッチマンのような事ができる勇気があるのなら、もっと他にその勇気を使って有意義な時間の使い方ができるんじゃないかと思うんですけどねぇ・・。

そして彼は「社会一般のルールに乗らなくても、お金が稼げるって証明したいんです」と話しているのだとか。そりゃ、そうですけれども、「大丈夫なの、本当に?」って訊きたくなるんですよ、おじさんとしては(笑)。それって、私達世代のフリーターのセリフと一緒なんですよね。そのフリーターが10年、20年経って「お金が稼げる証明」をできているのか?と言えば、多分ほとんどのケースでは失敗しているでしょう。お金が稼げると言っても、せいぜい自分が住む家の家賃と日々の食費が賄えている程度。

ごめんなさい、バッサリ書いちゃいますけど、言ってることが立派な割に、実際にやってることと目指しているところが低すぎます・・。確かにみんなが同じレールに乗って、同じような人生を歩む必要はないですけれども、目指すところは高く持ち、そしてそのための努力をたくさんしなきゃダメです。「理不尽がどうの」とか「「社会一般のルールがどうの」とか、そんなことに頭使ってたってしょうがないんですよ、だって現実の話として私達はそういう社会で暮らしていかなきゃいけないんですから。その中で自分が目指す人生を手に入れられるように頑張っていかなきゃいけないんですから。

彼らは、そんな社会の「理不尽」や「ルールに従うことの意味」に気づき、それを考えるだけ賢いとも言えますが、別の言い方をすれば「自意識過剰」。申し訳ないけど、大学までの人生で何かを成し遂げたわけでもない一人の若者の「自意識」なんて、世の中から見ればどーでもいい、ホントにちっぽけなもの。そんなちっぽけな「自分」にこだわって、進むべき道を誤り、大切なこれからの人生のスタートで躓いているなんて、残念で仕方ありません、おじさんから見ると。

なぜ最近の若い方たちの中には「自分」とか「やりたいこと」とかに異常なまでの執着を持つ人が多いのでしょう?一体何様?って訊きたくなっちゃいます、ホントに。それまでのたった20数年くらいの人生で、そんなに世の中のすべてのことがわかったり、自分のできることや可能性が見切っているとでも言うのでしょうか?どこまで自意識過剰なんでしょう。どこまで自分のことを「凄い」と思っているのでしょう・・。

ある意味すごいですよ、そこまでその若さで自分のことが大好きでいられることが。もっともっと世の中や社会って、自分より優秀な人は山ほどいるし、仕事や社会の仕組みだって自分が想像しているよりももっと大きくて広くてダイナミックで、可能性もあって楽しいものなのに、そこに踏みだそうとしないなんて。どうしても日本が水が合わないのなら、海外でやればいいじゃないですか。

大丈夫なのかなぁ、こんなに自意識過剰な若者ばかりが増えて・・。子供の頃から褒められて育てられると、自分を否定する意見にさらされたことがないから、自分の価値観から外れたものは全部却下しちゃうのかなぁ・・。ものすごく自己チューな生き方、そして損をする生き方ですよね。

このブログでは何度も書いた話ですけど、これからの社会を背負って立つ若者にとって大切なことは、「まず社会に一歩踏み出すこと」ですよ。そして「せめて5年はその社会の中でがむしゃらに頑張ってみること」です。一部の天才を除いて、普通の人にはこれがとても重要な事になるんです。これを行なうことで、それまでの自分がまったく知らなかった会社や社会について学んで経験することができ、そして続けることでそこで経験したことを自分の能力として身に付けていくことができるのです。

そうやって年月を重ねて、ようやく普通の人は一人前の社会人になり、そしてほんとうの意味でプロフェッショナルとして成長していくことができるようになるんです。それなのに最初から自分大好きで、自分の意に沿わないところには飛び込もうともしないなんて・・。「で、それから先、あなたはどうやって生きていくつもり?」って訊きたくなります。そうやって30歳を過ぎてくれば、大学時代の友人たちは社会で一人前になって、そこそこ稼いでくるようになるのに。その現実を目にした時、ショックを受けるのは社会に飛び込むことから逃げてきたこの記事の人達自身なのに。

大丈夫ですか、本当に?日本の若者がみんなこの記事と同じような人たちだとは思いませんが、この新聞記事もこういう「特別な方たち」を取り上げて、さも「こんな若者の生き方もひとつの生き方」みたいな論調で肯定したような記事をにするのはどうなのか、と思いますね・・。

関連記事

トラックバック

http://moriri12345.blog13.fc2.com/tb.php/2347-14371e25

 | HOME | 






プロフィール

もりり

Author:もりり
当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。