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リモートによるサポートが圧巻、って・・

2015 - 03/19 [Thu] - 11:56

いま私が一生懸命探している、というか解決策を見つけようとしているのが、顧問先さんとの会計処理の同時化。クラウドでデータ共有することは、まあどこの税理士事務所でもやっていると思うのですが、それだとデータが一つなので顧問先さんが入力処理を行っている場合には税理士事務所側では処理ができない、あるいはその逆になってしまう、なんてことに少なからず困っちゃうわけです。特にそこそこの会社で四六時中会計処理を行っているような場合には。

時間を決めてそれぞれが処理すればいいじゃないか、という話になるのでしょうが、そういうちょっとした縛りがあるのも結構ストレスのもとになってしまうもの。なのでベストなのは「同時に双方が処理を行えること」なんですよね。ま、そんなソフトがあるのかどうかわかりませんが、あれば嬉しいですねぇ。

で、そんなソフトはないものか、と思ってネットで調べていると、ふと某メーカーさんのページヘ。そこではある税理士事務所がそこのソフトを導入したことに対するインタビューが書かれていました。そこを読んでいますと、使い方がわからない時などに、きっとそこのメーカーがリモート操作によって使い方をサポートしてくれるんでしょうね、なので「リモートによるサポートが圧巻」なんてフレーズが書かれていました。

そうでしょう?そうなんですよ、リモート操作によるサポートって凄いでしょう?でもね、リモートによってサポートを「される」だけで「うわー凄い!」なんて言ってちゃダメなんですよ、今の時代の税理士事務所は(笑)。その「凄いリモートによるサポート」を税理士事務所がお客さんに対して行えないといけないのが今の時代の税理士事務所なんですからね。

ご自分がソフトメーカーからリモートによるサポートを受けてその素晴らしさに感動したのなら、同じことを自分もお客さんに対して提供しなきゃ。リモート操作を行なうソフトなんて、ネットで探せば無料で素晴らしいものがすぐ見つかりますよ。それをお客さんのパソコンにもインストールして、事務所からお客さんのパソコンをリモート操作して処理すればいいんです。

ご存じない方もまだまだ多いかもしれませんけど、リモート操作ってファイル転送もすぐできちゃいますからね。どういうことかといえば、事務所のデスクトップに置いてある弥生会計のファイルをお客さんのパソコンのデスクトップにマウスでドラッグ&ドロップするだけで瞬間にファイル転送できますからね。メールでファイルのやりとりをしたり、ましてやUSBでファイルを持ち歩く、なんてことなんてしなくていいんですからね。

月次監査や定期的なデータチェックを行っている関与先の場合には、この作業がめちゃくちゃ重宝するんです。そしてリモートを使えば、はっきり言って、ちょっとしたデータ作業や報告業務なら客先に出かけることなんてありません。お互いに同じ画面を見ながら、電話を使って仕訳の内容や、試算表の内容を説明すれば遠方のお客さんでも長時間かけて移動して説明する必要などありません。

リモート操作こそ税理士事務所の業務効率を飛躍的にアップさせるツールの一つなんですから、これからますます効率化とコストパフォーマンスがモノを言う時代になる中で、これを行わないないなんてありえないことになってくると思いますね。だから、税理士事務所の職員がソフトメーカーから受けたリモートサポートサービスについて「圧巻だった!」なんて感想を持ったのなら、同じようにお客さんから「あの税理士事務所のリモートサポートは凄い!」と言ってもらえるようにサポートサービスを税理士事務所が展開させてください(笑)。

それと、リモートもそうですけど、税理士事務所の世界でも電子申告は言うに及ばず、来年からマイナンバー制度が本格導入されますよね。毎年の年末調整などを行なうことを考えた場合、関与先の従業員一人一人のマイナンバーを市役所や税務署に報告するのが当然となってきますので、そうなってくるとパソコンが使えない税理士はもうそこで終わりですよね?

もちろん、経過措置的に紙提出による年末調整の報告なども可能でしょうけど、そんなことめんどくてやってられませんよね?そして当然ですが、個人や法人の確定申告書にもマイナンバーを記載して提出してくるのですから、そこまでIT化が進んだ状態で、なおも紙で処理を行おうとするのはもうお話になりません。残念ですけど、紙でしか申告業務を行なうことができない税理士さんは、マイナンバーが本格導入される来年以降、引導が渡されたも同然の状態になるでしょうね。

しかしそれもこれも、時代の変化によって必要とされる能力や職業が変わっていくのは仕方ないこと。車社会の中で人力車の引き手の社会的需要がないのは当たり前。紙処理が不要とされてくる中で、電子処理を行うことができない税理士事務所がなくなってしまうのは当然の話です。

そう、時代によって生き残れる職業って変わってくるんです。戦後60年くらいとりわけ大きな変化もなく、ビジネスモデルを確立させて儲けることができた税理士事務所も、このITツールによる電子化の発達によって社会的ニーズが変わってきているんです。そして儲けるための仕事のやりかたも変えていかなきゃいけないんです。

確かに今の時代の進化のスピードは早くてついていくのが大変かもしれません。しかし、生き残っていくためにはそれについていかなければならないんです。そしてついていく中で時代の新たなニーズを嗅ぎとって、それをビジネスにつなげていかなきゃいけないんです。それができなくなったら、人力車の引き手や紙処理しかできない税理士のように、座して死をまつのみです。

ですから、ソフトメーカーから受けたリモートサポートに驚いているだけじゃダメなんです(笑)。それに驚いたのなら、それと同じサービスを私達がお客さんに提供しなくっちゃ。やってみればそれほど難しい話でもなんでもないんですから。マイナンバーが導入されれば、私達の仕事のIT化はもっともっと加速しますよ。ヘタをすると税理士が不要となる申告事案も山のように増えるかもしれません。

そんななかで時代の変化に合わせてどうやって税理士は生き残っていけばよいのか?それとも時代から不必要とされる職業になってしまうのか?そういうことまで考えて日税連のお偉さんたちは関連する方々と交渉しているのか、甚だ心配になることが少なくありません。

70歳あたりの「偉い税理士さん」たちの意見だけを聞いて、「自分たちが80歳になって辞める、あと10年先まで商売が続けられること」だけを考えて税理士業界のことを考えていたら絶対に道を見誤りますよ。そんなことしてたら人力車の引き手や、個人酒屋商店主と同じことになりますよ。

税理士業界のトップが考えるべきことは、「いま30歳位の若い税理士さんが80歳になっても税理士という職業を続けていけること」なんです。「爺さんしかできないことを考え、爺さんにできないことは排除」ではなく、「若い人なら将来の税理士業の変化にあわせて対応できること」は何なのかということをしっかりと見定めていろんな方向づけを考えていただきたいものだと切に願いますね。

「爺さんにできないことを排除」しながら税理士の将来なんか考えてたら、税理士なんて仕事、10年と言わず、数年後にはなくなっちゃいますよww

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