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日本を脱出する可能性

2015 - 02/27 [Fri] - 12:10

以前にもハイパーインフレや高齢化、社会保険料や税の負担増の可能性に絡めながら、タイトルの「日本を脱出する可能性」についてはこのブログにも書いたことがありましたが、同じようなことを著名な投資家であるジム・ロジャース氏が語っているようです。

12歳以上のあなたが日本を脱出すべき理由 カリスマ投資家が懸念する「最悪のシナリオ

そのなかで、氏は「高齢化、債務の増加、安倍政権」を3つのリスクとして挙げています。

氏は安倍政権が円を増刷することで、円の価値を下げようとする安倍総理の政策について「20年後になってみて、『あのとき、日本は終わっていたんだな』と気がつくでしょう。」と書いていますが、それについて言えば、安倍総理の政策が原因で経済が終わるというより、もう既にどうしようもないレベルにまで今の日本の経済状態は悪く、正直、ほとんど打つ手はない、と考えるほうが妥当だと思います。

ロジャース氏の意見によれば、まるで他の政権が運営すれば日本の状況が良くなるかのような印象すらありますが、私はそうは思いません。たぶん、誰がやっても同じで、もはや打つ手はないと思いますね。安倍総理が行おうとしているのは、カンフル剤、あるいは、そのカンフル剤によって多少復活するなり、生きながらえてくれれば良い、という程度の話だと思うんですよね。

もちろん、そのカンフル剤の副作用として、薬が切れた後は以前にましてひどい状況になってしまった、という可能性はありえるでしょう。でも、遅かれ早かれその状態になるのは避けられなかったのですから、結果としては同じことだと思うんですよね。

まあ、それもこれも、全ての元凶は「高齢化」ですね。今後数十年間続くと予想されている日本社会の高齢化は、今の私達が普段実感しているレベルをはるかに越えた悪影響があると思いますね。まずひとつ皆さん想像してみてください、あと10年経った時の日本の日常の姿を。そろそろ70歳にさしかかろうかとしている団塊の世代の方たちが、80歳に近づくんですよ。

正直言って、日本はどこもかしこも老人で溢れかえります。いや、老人が増えることで外出する人が減って、実際の人口数よりもずっと日常の風景は寂しいものになるかもしれませんね。「老人パワーを社会に活用しよう!」とか世の中では掛け声をかけていますが、老人って、基本的にこれから衰えていく人たちですからね。彼らに期待して、彼らを社会で活用しようと考えている事自体に根本的な誤りがあることに、もっと日本に住む多くの方たちが気づくべきです。

年を取れば経験値が増して、判断力は高まる、とも言われますが、それは何の問題もなく健康に歳を重ねた、非常にラッキーな方たちの話です。普通の人は老人になれば、筋力も落ち、体も動かなくなり、反射神経も衰え、目も見えず、耳も聞こえず、思考も柔軟性を失い、新しい世の中についていけなくなるものです。そんな方たちを会社や社会で活用することで、これからの日本社会が活力と希望にあふれるものになると思いますか?んなもん、なるわけないでしょう、普通に考えれば(笑)。

高齢化って、本当に深刻なんですよ、私達が今想像している以上に。そしてそうやって体が不自由になっていく方たちの生活を維持させていくための社会保障費用って、莫大なものになっていくはずなんです。その費用を捻出するために、税金も社会保険料も増加させざるを得ませんから、結局日本にいる法人も個人も疲弊してしまいます。だってそんなコストを負担するのは基本的に現役世代だけだからです。

更に言えば、以前から何度か書いていますように、そうやって社会保障費が増加し続けることで日本の財政は悪化し続け、国債の発行額は増え続ける可能性を否定できません。そうなると国債の受け手が日本国内の投資家だけでは賄えなくなって、海外の投資家にも引き受けてもらうようになってしまうと、もう日本の国債は終わり。経済の悪化に伴い円安にひとたび動き始めれば、将来元本割れする日本の国債など海外の投資家が誰も買わなくなります。

それをカバーするために利率を上げざるを得なくなるのですが、国債の発行額が増え続けていけば、結局利率も上げ続けざるを得なくなります。そしてある時点(今のギリシャのように)で、海外の投資家が「もうこれ以上日本の国債を買うのはヤバイ」と感じて一斉に国債を売りにだしてしまえば、もう国債は暴落。それにともなって円も暴落。そして輸入品の価格は狂乱高騰してハイパーインフレの完成、…というわけです。

それが本当に将来の日本に来ないと言い切れますか?なぜ言い切れるんですか、日本ではこれから高齢化が更に激しくなるっていうのに。いままで誰も経験したことがないような、いびつな人口構成の社会が日本を襲うんですよ。なぜ楽観的に「将来の日本は破綻も経済危機も訪れない」と言えるのか、私は甚だ疑問ですね。

勿論ですけど、その頃になれば、私達より上の世代の高齢者たちの年金を賄うために使い切られちゃいますから、私達がいま一生懸命払っている年金保険料なんてほとんど掛け捨て状態ですからね。だって私達の年金を賄ってくれるべき私達より若い世代の人口がどんどん減っているんですからね。現状から見れば日本はそんな状況で、とてもじゃないですけど将来に明るい展望が見通せるとは到底考えられません。

で、そんな希望のない将来の日本に住み続けて、景気も悪く、年寄りにあふれた生活をし、税金も高く、社会保険料も高く、そして将来もらえる年金もないに等しい状況になるのであれば、そんなところで生活することに我慢して一生を終わるより、海外に移住したほうがまだマシだろう、という話になってくるわけです。私達世代はまだそれなりに日本で良い時も経験しましたが、これからの若い人たちは本当に良いことがなにもない可能性がありえるので、真剣に移住を検討項目にあげるべきだと私は思うんですよね。

そのために大切になるのは、何よりも「言葉」です。ですから、今からの若い人たちには将来の移住の可能性をどこかに残しておくためにも真剣に外国語をマスターしてほしいと願うんですよね。とりあえずこれから更にグローバル言語として利用され続ける可能性が高い英語は必須でしょうね。そして、人口が増え続け、将来の社会変革、国家改革によってさらなる発展が期待される中国語圏での移住も考慮すれば、中国語も悪くない選択だと思いますね。何しろ隣の国ですからね。これは個人的な好き嫌いは別として、ですが(笑)。

言葉さえできれば、違う地域で生活してもそのストレスはかなり軽減されるはずです。ですから、将来の海外移住を考慮する場合には今から外国語のマスターを若い人たちは絶対的にしておくべきです。いえ、本当は私達も含めてすべての日本人が行なうべきです。なぜなら、外国語をマスターすることは、将来の海外移住のために役立つだけでなく、日本に居住し続けるとしてもビジネスやプライベートにおいて大いに役立ち、場合によっては富を日本に呼びこむことに繋がる可能性が高いからです。

そうですね、そうやって考えれば、これから進むであろう日本の絶望的な高齢化社会に対処するためには、まずは日本国民全員の外国語のマスターが不可欠ですね。それをやりたくない人は、残念ですが、ダイナミズムのない日本に残って、これから数十年沈み続ける日本とともに人生を終わってください。悲しい話ですが、しかたありません。そうしたくない人はいち早く外国語をマスターして、海外との交流を深めてください。

そして、もう一つ、タブーですが、これからの日本を救う方法がありますよ…。これからの日本は高齢者が増える高齢化が進むわけですから、それを防ぐためには高齢者が増えなければいいんです…。つまり年寄りが長生きできなければ高齢化は進まないわけです…。まあ、私自身は本当に、70歳代で健康で、自分が何者かわかっているうちにあの世に行きたいなぁ、と思っているんですけどね…。

もし、自分の寿命を自分である程度自分の意志で選択できる医療になってくれば、これからの高齢化社会は改善されるかもしれません。今の医療のように「何が何でも死なせない医療」である限り、日本は高齢化が進み続け、そしてそれによる社会保障コストが膨らみ続けることは避けられないでしょうね…。

そこについては日本人のこれからの死生観、人生観、倫理観が問われてくるところかもしれません。

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