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経営者には運も必要

2015 - 02/22 [Sun] - 16:14

有名な日本人プロ経営者として、現ベネッセホールディングスのトップである原田泳幸氏がおられます。最初に彼の名前を聞いたのはアップル日本法人での社長として、その後は日本マクドナルドナルドのトップとして有名になられた方です。

でも、私個人としては残念ながら経営者としての原田さんにはあまりよいイメージがありません。

マクドナルドを退任する原田泳幸会長の経営とは?

なぜなんだろう?と改めて考えてみました。

最初のアップル経営者としての実績については、まあ、アップルの低迷期に社長をなさっておられたのでなにも良いものはなかったですよね、確か。iMac辺りから始まるアップルの復活劇とはタイミングがズレてるはずですものね、違ったらごめんなさい。

そしてマクドナルドでの経営者としての実績。確かに原田さんの時代には、一時期デフレ時代の勝ち組、的な扱いを受け、マクドナルドの業績はものすごく良くなった頃がありましたよね。でも、同時にそれによってマクドナルドのブランドイメージが急激に傷つき、「安くて、美味しくない店」というイメージが固定してしまった感は否めないと思います。

「業績こそが命。味やサービスなど、売上と利益確保の二の次」という「超合理主義」的な経営手法が末端のアルバイトまで徹底されてしまったようで、藤田氏が経営を行っていた時代と比べて、カウンターにおけるお客に対する態度の悪さと愛想の無さは驚くほどでした。そして理由はわかりませんが、商品の味も落ちたように感じられました。それは効率重視の作りおきのせいなのか、作り方が変わったせいなのか、はたまた急いで作ることにより作業の質がバラつくようになったせいかもしれません。

そして原田氏退任直前に起きた業績の急激な低迷と、異物混入や賞味期限切れ材料使用による更なるブランドイメージ低下と業績の悪化。原田氏自身は既にベネッセに経営者として移籍していたわけですが、そのベネッセでも就任直後に発覚した「個人情報流出事件」。これでベネッセはかなりイメージが損傷しました。

これらの問題、そしてアップルでの実績のなさは、原田氏自身のせいではないものも勿論含まれています。アップルについて言えば、あの時期であればアメリカ本社が全く魅力的な商品を作らず、ウィンドウズとの戦争にも完全に負けた時期でしたから、原田氏が日本法人で何かをやろうとしてもどうしようもなかったでしょう。マクドナルドにしても、あのデフレ時代に「勝ち組」の称号を手にすることができたのは原田氏の功績でしょうし、その後訪れたブランドイメージ毀損はその副作用みたいなものですし、異物混入については、世界調達を標榜するマクドナルドにおいては、原田氏のあずかり知らぬ次元の話。

そしてベネッセにおいては、明らかにご自身が就任する以前の問題がたまたま発覚しただけのことで、はっきり言って原田氏には何の責任もない話。

・・・わかっています、それはもちろんそうなんです。けれども、原因や事実がどうであれ、経営者って雰囲気や星、運や環境なども評価される重要な要素になってくるんですよね。残念ながら、客観的に見て「原田氏が経営者になった会社は、業績が低迷し続けていたか、業績がV字回復しても、その後大変な時期を迎えた」あるいは「原田氏が最高責任者になった企業はなぜか悪いことが起きる」というのは紛れも無い事実。

そう、経営者には「持っているもの」も大切なんですよね。そういう意味で言えば、なぜか原田氏は「持っていない経営者」というイメージが私の中ではあるのです。マクドナルドにしても、「厳しく経営を管理した結果、確かに業績は良くなったけれども、社員やアルバイトは疲弊し、ブランドイメージは低下し、そして客がマクドナルドに期待するものが完全に変容してしまった」というイメージが強いのです。

そしてベネッセに来た途端に発覚した不祥事。うーん、明らかに持ってないような気がするなぁ、原田さん…。確かに経営者の大切な資質として、理論とか人間性とか、考え方とか、実績とかそういったものが大きいのでしょうけれども、それ以上に「運」や「持っていること」も大切なんじゃないでしょうかねぇ…。もちろん、それはご自身ではいかんともしがたい部分なので、改善は難しいところなのかもしれませんが…。

ただ、勝手なイメージとして「他者には厳しい」というイメージが、何となくあるんですよねぇ。もしかしてそういうイメージを持たれているところが、社内にも伝染し、悪いものを会社に引き寄せてくるのかもしれませんね。体を鍛えてご自分を強くなされることも大切ですけど、もう少し「人としての優しさ」オーラを身にまとうことも、「勝ちを呼ぶ経営者」には必要なものなのかもしれませんね…。

勝手なことを書きました。お許しのほどを…。

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