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イスラム国が日本人の身代金を要求

2015 - 01/22 [Thu] - 16:35

イスラム国が日本人二人を人質に取り、72時間以内に二百万ドル(確か)の身代金を支払わなければ二人を処刑すると言っているようです。とうとう日本人までこのような処刑の対象になってしまいましたね。で、報道によればこのお二人とも当地が危険地域であることは承知の上で渡航しているようです。

「身代金、自分で払わせれば良い」「危険承知していた」 拘束された2人にネットで吹き荒れる「自己責任論」

特に湯川さんに関しては戦闘経験も訓練も受けておらず、元自衛隊員でもないにもかかわらず軍事会社を経営している方とかなんとか以前報道されていた方だと思いますが、なんなんでしょうね(笑)。そしてもう一方は、この湯川さんという方を追いかけてシリアに入ったのだとか。

そして二人ともイスラム国に拘束されて、身代金要求と処刑宣告。この二人がイスラム国とグルである可能性ももちろん現時点では否定できませんけれども、2億ドルという法外な身代金。日本政府がどうやって彼らを助けるための工作を行うのか、それとも身代金交渉には一切応じないのか、そこはわからないところですが、個人的な意見としては身代金の支払いは止めて欲しいですね。

だってハイジャックされた一般乗客を助けるために身代金を払うのとはわけが違うし、そうやって払ったとしても諸外国から「テロに屈した」と非難を受けてしまうことになるのに、自分の意志で金儲けのために好き勝手に危険地域に入って、テロ組織に拘束された人達を助けるために2億ドル払うなんて、そりゃ絶対にしちゃいけないことですからね。

いくら日本国のパスポートを持っていれば日本国が全力で身の安全を確保する必要がある、と言っても、今回のケースはどうなんだろうと思いますよねぇ。善意の日本国民を国が全力で助けるのは、それはぜひともお願いしたいと思いますけれども、周囲が止めるのも聞かずに確信犯的に危険地域に入っていって捕まった人達を国が全力で助ける必要があるのかどうかは、感情的には理解が難しいところです。

上記リンク先の文章の中では、以前イラクにフラフラ旅行して武装勢力に捕まった後に無事解放された人が「最後まで国は対応して欲しい。そして国の関係者が『自己責任』という言葉を使わないことを願う」と話しているようですが、いったいどの口が言っているんだか、って思っちゃいます。お前を助けるためにどれだけ多くの人が苦労したのかわかって言っているのか甚だ疑問。きっとそんなことわかっていないから、今回自分の時と同じような事件が起きてもこんなことがシャアシャアと言えるのでしょう。

うーん、申し訳ないけど、確信犯的に危険地域に入って拘束されて処刑されたとしても、それは仕方ないと思いますね。それは言ってみれば、違法薬物を所持しているだけで死刑になる国で日本人が処刑されるのと同じ話ですもんね。その国にはその国の法律というものがあるのですから、その国に入る日本人は現地の法律に従うのが当然。それを守らなかった結果死刑になったとしても、その人の死刑を回避するために国が抗議するのはおかしな話。

今回も一緒ですやんか。超危険な紛争地域に自らの意思で入ったということは、その地域のルールに従うことを承知の上で現地に行っているはず。で、あればどんな理不尽なルールであったとしても、その地域の支配者のルールに従って処刑されても、それは本人も甘んじて受け入れるべき。そして日本国としても、そりゃ交渉できることはするべきだと思いますが、しかし、多額の身代金を支払ってまで解放を要求するのはおかしいです。

確かに「自己責任」という言葉は軽々に使いたくはないですが、だからといって何が何でも国が彼らの命を守らなければならないかと言えば、それは微妙なところ。そもそもこの時期にシリアに入ったこと自体がほとんど自殺行為に近いわけですから、まるで「ビルから飛び降りた人をなぜ国は助けてやらなかった?」と批判しているのと同じほど、今回の件に関しては国が彼らの命を助けられなかったとしてもしかたのない話。

一方でこんな人達もいます。

「私はイスラム国と交渉ができます」ジャーナリスト常岡浩介さんがネットで表明

一言で言って胡散臭い。「自分なら交渉できる」と信じているところが相当イタい感じすらします。交渉に出かけたお前まで拘束されたら国にとってはもっと迷惑な話になるんだから、お願いだから止めてくれ、と言いたいですね(笑)。

そして更にはこんなことをやる人達まで。

「人質救出のため『イスラム国』周辺国への支援を留保して下さい」ネットで署名活動

本当に困ったものです。視野がメチャクチャ狭い。日本が海外と外交するのはいろんな方面から見て日本にとって国益があるから行うのです。勝手に紛争地域にノコノコ出かけて拘束されて身代金を要求される大バカ連中と国益を同一のレベルで語るようなものではありません。こんな大バカ連中のために国の大きな方針が影響されることなど絶対にあってはなりません。

ものすごく冷酷なことを書けば、この二人が処刑されてそれで話が終わるのなら、それで終わったとしても国も我々国民も痛くも痒くもない話ですからね、こんなことを本来は書くべきではないですが。でも「人質救出のためイスラム国周辺への支援を留保して下さい」などと署名を行っている人達は、事件の本質も、国がどういう外交を行うべきかも全然わかってないです。そんなに人命を大切にしたいと考えておられるのなら、国内の交通事故で死亡する人のほうが遙かに多いのですから、交通事故をなくすための署名や、自動車メーカーを訴えるための署名でもしてください。その方がよほど価値があります。

結局こんなことを言い出す人達って反政府的左翼思想を持った活動家なんですよ、きっと。反原発、反米軍基地活動を行っている人達と一緒ですよ。今回の人質事件だって「ちょうど国の活動にケチを付けるよいネタが見つかった」くらいにしか思っていないはず。

現地で捕まった人達も相当変わった人達だと思いますが、それに関連して「オレが助ける」と言い出す人も変わってると思いますし、便乗して日本の外交を阻止しようと署名活動を行っている人達もかなり偏った思想の持ち主。一つの人質事件を通じて、ここぞとばかりにいろんな怪しい人達が表に出てきたもんですね…。

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