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税理士試験の心構え

2005 - 06/13 [Mon] - 12:07

 今年も6月に入り税理士試験も本番がかなり近づいてきました。税理士を目指している方々にとってはこれからが本番になってきますが試験を受けるにあたって少しだけアドバイスを差し上げたいなと思います。

 勉強の内容については私からアドバイスするようなことは全くありません。なぜなら最新税法に関する試験内容についてはもう試験を終わってしまった私などよりも、実際に受験する皆さんや学校の講師の方が絶対詳しいからです。ですから私がアドバイスできることは本番を受けるにあたっての心がけについてです。

 まず一つ目は試験に合格することを不可能だと絶対に思わないことです。逆に言えば絶対に合格すると思って受けることです。確かに合格率から見れば税理士試験は簡単な試験だとは言えません。また合格レベルに達するために要求される習熟レベルもかなり高いレベルが要求されます。しかしそれでも毎年必ず合格する人たちはいるのです。税理士試験は100人受ければ85人落ちる試験です。そう考えると勉強をする気もなくなってしまうかも知れません。また自信がない科目については試験を受ける前から落ちてしまった気になるかもしれません。でも実際には総受験者の中には全く合格レベルに達していないいわゆる「冷やかし」に近い受験者も相当数含まれています。

 私の経験から言えば、税理士試験受験者のうち約半数は冷やかし受験組(あるいは受験レベルに全く達していない人たち)と思って差し支えありません。ですからもしきちんと専門学校(大原やタックなど)の一般コースに一年間通っている人たちであれば合格率はだいたい1/3くらいになると思います。つまり専門学校の一般コースの上位1/3にいればかなり合格に近いと考えて良いわけです。さらにもし上級コースに通っているのであれば、その合格率は4割程度かそれ以上だと考えて良いですから、そのあたりが合格ラインの目安となります。

 ですからそう考えれば税理士試験は決して難関な試験ではありません。きちんと一年間学校に通って努力をした人たちにとっては合格率3割から4割の試験なのです。だから皆さんの学習レベルは日々の学校での成績を基にすれば大体どのあたりか分かるはずですし、これくらいは誰でも頑張れば十分実現可能だと思います。

 もう一つ、本番の試験では絶対にあわてないことです。本番でパニックになると負けたも同然です。あのような極限状態で受ける試験に関して言えば、いかに平常心で試験を受けることができるかがもっとも大きなポイントになるのです。なぜなら受験者が全員平常心で試験を受けているのだとすれば、専門学校の模擬試験の結果通りになるはずなのです。ところが絶対にそうはなりません。それはなぜかと言えばどれほど簡単な問題であっても、本番で慌ててしまっているので多くの人たちは普段では考えられないイージーミスを犯してしまうのです。だから本番の結果を見ると大番狂わせが起きるのです。逆に言えば平常心でイージーミスを犯さず、誰もが確実に合わせそうな問題については必ず合わせていくことができればほぼ間違いなく合格できます。本番の試験では必ず一問は今まで見たこともないような問題が出題されます。そのような問題を見ると大抵慌ててしまうのですが、そのような問題は無視すれば結構です。そのような問題は端から引っかけ問題であって、そんな難しい問題ができても合否には影響しません。

 私が考えるに税理士試験の採点方法は絶対基準ではありません。つまり問題の全てに点数が割り振ってあって、各問題の正否によって得点を積み上げていく方法ではないということです。そのような採点方法にしてしまうとある年はものすごく合格者数が多く、またある年は合格者数が極端に減ってしまったりして合格者数をコントロールできません。ですからどのような採点方法なのかといえば、出題者は問題を作った時点でここは必ず合わせて欲しいというポイントをピックアップしておき、その項目についての正否を当落の基準にしていると考えられるのです。つまり難関項目を一つ答えても、多分そのような項目は誰も答えることが期待されませんのできっと採点は割り振られていないか、点数が割り振られていてもごく少ない点数であるはずです。

 しかし誰もが正解をしてきそうな項目についてはかなり大きな得点が割り振られていると考えられますので、みんなが正解しそうな項目を落とすとどんどん点数が落ちていき、逆にそういう比較的簡単な項目を確実に拾っていると点数はどんどん積み上がるわけです。そうすれば受験者をかなり大雑把に振り分けることができ、もしその結果上位十数パーセントの人たちの点数が当初の採点基準の60点に達していればそのままでよいですし、もしそうでなければ点数配分を少し変更すれば良いだけの話だからです。

 もちろんこういった採点基準に不満を感じる人もいるでしょうが、採点基準自体が公表されていませんし、またそういう調整しやすい採点方式にしないと採点者の作業があまりに膨大になってしまい、合格者数のコントロールに多大な労力が必要になってしまうので、このような採点方法にせざるを得ないのだと思います。

 そういうことで本試験においていかに平静を保ち簡単な問題を間違えずに答えることができるか、ということが大変重要になる訳なのです。何事でもそうですがいざというときに力を出せることが最も大切なことで、普段の練習でどれほど天才的な成績を収めても、本番で実力を発揮できなければ何の意味もありません。運の善し悪しなど関係ありません。心がけることは本番で自分の実力を出せることができるように心がけを準備することだけなのです。

 それから最後に、これは一年間を通じての勉強パターンについてですが、先ほどから言っているように実力を発揮させるのは8月の試験当日だけでよいのです。それまでの模擬試験や月例試験などで良い成績を収める必要はありません。ですから自分を追い込んで勉強していくのは5月以降で十分です。いやもっと言えば一通りの授業内容が終わる7月からでも良いかもしれません。私の経験から言えば7月から狂ったように勉強すれば十分合格できます。一年間集中力を持続し続けることなど絶対にできませんから、要は最後に勝つためにはどのようなペース配分で自分の勉強のピークを作り上げていくのか、ということが大切だと言うことになります。

 とにかくこの試験に関して言えば、8月の試験で勝てばよいわけです。全ての目標はそこにあるのです。ゴールを間違ってはいけません。目指すべきゴールは8月の試験に勝つこと、それだけです。そのためにどのように考え、どのように心がけ、どのようにペース配分するのか。そう考えれば思っているよりは簡単に合格が近づくのではないかと思っています。

 皆さん頑張りましょう。

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