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喫煙者は高額納税者??

2014 - 11/27 [Thu] - 15:00

お店でお昼ご飯を食べている時に、そこにあった週刊誌を読んでいましたら「喫煙者はものすごい税金を払っているのに、こんなに肩身が狭い思いをするのはなぜだ?」みたいな内容のタイトルを目次の中に見つけました。

中身は読んでいないのですが、きっとたばこ税がこれだけ高くなって、その税金を負担しながらタバコを吸っている喫煙者たちは「高額納税者」として国に貢献しているにもかかわらず、なぜ行く先々で禁煙だの、分煙だのと言われ、挙げ句の果てには「タバコを吸う」というだけで邪険にされなければならないのか?といった不平不満的な内容が書いてあるんでしょうね。

でも、それ、ちょっと認識が違うんですよね。たぶん。

世の中にある税金というものは、だいたい二通りあって、一つは利益を得た事や消費を行うことを通じて公のために上納金を納めるようなタイプのものと、もう一つは自分自身の享楽のために消費するものについては度が過ぎないようにペナルティ的に税を課しているものがあるように思います。

法人税や所得税、相続税や消費税などは前者ですね。一方で後者の代表格がたばこ税や酒税です。だって後者はどう考えたって税金をかける理由がないですものね?タバコを吸って何が悪いって言うのでしょうか?なんで税金取られないといけないのでしょうか?またお酒を飲んだからといって、なぜ税金を納めなければならないのでしょうか?

もちろんこういったたばこ税や酒税も「消費税の一種」とみなすこともできます。しかし、消費税としての性格が強いのであれば、他の商品と同じように普通の8%の消費税を課せばそれでいいじゃないですか?にもかかわらずこういった商品に関してはたばこ税や酒税が税抜価格に既に含まれているにもかかわらず、そこに更に8%の消費税を課すわけですから、ある意味二重課税ですよね?本来二重課税はしてはならないことなのに、なぜ二重課税が許されているのでしょうか?

その理由はたばこ税や酒税は「ぜいたく税」だからだと思うんですよね。それらがないからと言って誰も生活に困るわけでもなく、ただ単に自らの享楽のために購入する物品なのだから、そんなものを野放しにして売りたい放題にしていたら人々が堕落してしまう恐れもあるので、見せしめの意味も込めて「ぜいたく税」であるたばこ税や酒税を払わせておけ、と言うことでしょうね。

そういう側面から考えてみますと、「たばこ税をたくさん負担しているんだから、喫煙者は高額納税者でもっと社会から歓迎されてもいいハズだ」という考えが間違っているということがわかりますよね?(笑) 言ってみれば、私たちがスピード違反をして罰金を払うのと一緒なんですよね、たばこ税って。特に最近のたばこ税は、健康志向の高まりから禁煙を社会としても進めていかなければならない要請があるので、明らかに喫煙者に対する「ペナルティ」や「罰金」的な側面を強めていると思います。

ですから、スピード違反常習者が多額の交通反則金を収めているからといって誰にも自慢できず、また誰からも賞賛されることがないのと一緒で、たばこ税もただ単に「喫煙者に対するペナルティ」としての税金なのですから、たくさんのたばこ税を納めたからと言ってもお上が賞賛してくれるわけでもなく、また周りの人も褒めてくれないでしょうし、当然、喫煙者自身が自分のことを高額納税者として胸を張って他人に自慢できる話でもありません(笑)。

ま、たばこ税をたくさん納めている、ってことはそういう意味だと思いますね…。

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