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税理士は税務署の手先か?

2014 - 11/25 [Tue] - 14:46

「税理士は税務署の手先か」というキーワードでブログにお越しの方が(笑)。なるほど実際に税務署の手先のような税理士もいるでしょうね。まあ、別に私たちは基本的には依頼者の皆様には一円でも無駄な税金を払ってもらわないように気をつけて仕事をしているつもりなんですが、ご依頼いただく内容によっては「税務署の手先」に見えてしまうようなこともあるでしょうね。

それはどういうケースかと言えば、例えばそれまで自分で決算と申告を行っていたが税務調査があってこてんぱんにやられてしまい、その後初めて税理士に仕事を依頼するような時。あるいは、やはり初めて税理士に仕事を頼むケースで、その依頼者が「とにかくどんなことをしても税金を減らしたい」と考えているような場合、などでしょうか。

そのような場合には、依頼者の方々は「税理士に頼めば税金をメチャクチャ安くしてくれる」とか「税理士に頼めば税務署に対しても無理難題が通る」と思っている節があるんですよね。世間の方々も税理士に対してはそんなイメージを持っているのかも知れませんが、私たちはそんなことばかりやっているわけではありません。

誤解があるのかも知れませんけれども、私たちはあくまで「税法の規定に則って、適正な税額を計算して依頼者に納付してもらう」という仕事を行っているに過ぎません。ここでの「適正な税額」というのは「合法的に最も安い税額」という意味に私は考えています。

ですから「合法的でない」税金の計算方法、つまり「脱税」については税理士は相談に乗れません。税理士が脱税の相談を受けたり、お客さんが脱税行為を行っていることを知った上で申告書を作ったりしたら、税理士の資格が停止されたり最悪剥奪されたりするので、税理士がメチャクチャな方法で税金を安くしてくれたり、税務署にケンカを仕掛けて脱税案件をごり押しする、なんてことは基本的にはありえないことです。

ですから税理士のことを「税務署の手先」と感じる方というのは、きっと税理士に脱税の依頼をしたり、あるいは税法の解釈から著しく逸脱した行為を行うように依頼した場合に、税理士から「そんなの脱税やで。そんなとしたら税務署の調査が来たら一発でアウトやし、そんなことしたらあかんし、僕らもできへんわ」と言われたのではないでしょうか?でもそれは先ほど書きましたように、そんなことをしたら税理士だって資格を剥奪されて商売ができなくなってしまうかもしれないので、そういうお客さんに対してはこのように言わざるを得ないのです。

それは決して「税務署の手先」というつもりではなく、「税理士は脱税の手助けをしてはならない」という大原則があるのでそう言っているだけに他なりません。その証拠に、そんな相談を受けたからと言っても別に税理士は「今日うちの事務所に相談に来た××という人、とんでもない脱税してまっせ」と税務署にチクったりはしません(笑)。ま、中にはチクる税理士もいるかもしれませんが、私は絶対しませんね。

ま、そういうことではないでしょうか。よほどアコギな税理士さんじゃなければ今の時代「税務署の手先」って人は少ないと思いますけどねぇ…。

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