税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





  税理士もりりのひとりごとのナビゲーター   トップページ > 社会・経済 > 社会保険は破綻しない  

社会保険は破綻しない

2014 - 11/13 [Thu] - 16:04

当ブログの検索ワードを見ていますと「社会保険は破綻しない」というワードで来られた方が。

なるほど、政府関係者や一部の自称専門家たちは「年金などの社会保険制度は絶対に破綻しない」とおっしゃいますよね。その理由についてはよくわからないのですが、最近の新聞報道などを見ていて、その理由がわかったような気がしました。

確かに社会保険制度は破綻しないですよ、絶対に。

社会保険制度をいつもけなしてばかりの私がそんなことを言うのはおかしいとお感じになられるかも知れませんが、ええ、社会保険制度って、年金にしても、健康保険にしても破綻はしませんよ、絶対。どういう意味か?といいますと、「破綻」という表現を「制度がなくなる」という意味で使うのなら、それは「絶対に破綻しない」という表現になるのです。

わかりにくい言い回しで申し訳ないのですが、つまり、年金保険にしても医療保険にしても、給付を減らしさえすれば制度自体を存続させることはいくらでも可能ですから、社会保険制度は「絶対に破綻しない」です。「破綻」なんてするはずないです。ただ保険料を払った加入者である国民が、自分が支払った保険料より、自分が受け取ることができる年金の額が減るのを我慢すればいいだけなんです。

…しかし、それって許せます?(笑)自分が支払った年金保険料よりも将来自分が受け取ることができる年金額が明らかに下回ることを、皆さん甘んじて許せますか?そんな年金制度なんて信用できないし、システムとして既に「破綻」していると思いませんか?

新聞などでも、今の30歳代より若い方たちはご自分が支払った年金保険料よりも、将来受け取ることができる年金額は少なくなると報道されてましたよね?それも、確か年間の運用利率を4%と想定しての話だったと思いますからね。そんなに上手く何十年も運用し続けることって可能ですか?そもそもシミュレーションの前提から間違ってないですか??

自分が支払った金額よりも将来受け取る金額が減るんだったら、そんなもん、銀行に預けている方が遙かにマシだとおもいませんか?年金制度を銀行預金などと比べてみればよくわかりますけど、最初から元本割れするのがわかっている銀行に皆さんはお金預けますか?最初から償還時に元本割れするのがわかっている社債や国債を買いますか?普通ならそんなことしないでしょう?

自分が支払った保険料の元本すら回収できない年金制度なんて、そりゃ「システムとして破綻」していると考えるのが当たり前と違いますか?「給付額を減らせば、年金制度としては維持できる。だから年金制度は破綻しない」という論理が正しい表現なのだとすれば、じゃあ、銀行預金だって預けた金額より減らしたって「破綻していない」って言えちゃうじゃないですか。

そんなことないでしょ、銀行だったら自分が預けた金額より解約して返してもらえる金額が少なかったら立派な「破綻」状態で、すぐに取り付け騒ぎが起きます。そんなこと民間の銀行がしたら世界中で報道される大ニュースになりますよ。そしてその破綻した銀行の信用問題であるだけでなく、その銀行が存在している国の信用問題にもなるくらいの大問題です。

そう考えたら、自分が支払った保険料の元本すら受け取ることができない年金制度って、アリですか?私はナシだと思いますよ、立派な「破綻」「デフォルト」だと思いますよ。今の時点で、既に若い世代の人達の将来の年金受給額が元本割れすると言われているのに、それでも「社会保険制度は絶対破綻しない」なんて言えるんでしょうか?将来「デフォルト」状態になることが明らかになっているのに、それでも「破綻しない」だって?

そりゃ「破綻」しないんじゃなくて、ただ単に保険料を払っている「加入者」が「泣いて我慢を強いられている」だけじゃないですか。保険料負担者が泣かなきゃいけない社会保険制度なんて、そんなもん、「破綻している」と言うんじゃないでしょうか?

違うのかなぁ…?

関連記事

トラックバック

http://moriri12345.blog13.fc2.com/tb.php/2109-9c09e6d5

 | HOME | 






プロフィール

もりり

Author:もりり
当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード