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ソニー「中高年リストラ」の現場

2014 - 09/22 [Mon] - 12:47

ちょっと古い記事ですが、書きたいことがいっぱいある記事を見つけましたので、遅ればせながら。有名なソニーの「姥捨て山」、キャリアセンターの話ですね。

ソニー「中高年リストラ」の現場

まあ、リストラ対象となった社員が自分の身の振り方を自分で決めるための「最終処分場」とも言える、ソニーの「キャリアセンター」と呼ばれる部署のお話しですね。要するに「あなたは会社にとっては要らない人材です。社内で職場を自分で探すか、社外で転職先を見つけてきてください。そのためには何をしてもイイです」という部署だそうですね。

記事を読んでいますと、そこに所属する社員がどれほど居心地が悪く、そして不安な日々を送っているかということがつらつらと書き連ねています。確かに、会社から「不要」と宣告された社員が、人事部から「次の仕事は見つかった?もうあなたの仕事は社内にはないよ?」と言われ続けながら、なんの生産性もない毎日を過ごしているのはとてもつらく、そして精神的にもしんどいことでしょうね。

従来の日本の「会社」に対して多くの人が持っている印象からすれば、このソニーのキャリアセンターなる部署の実態というものはとても違和感を感じるものかも知れません。「社員の仕事を守るのが会社の仕事じゃないの?それを、いくら仕事ができないからといって、姥捨て山のような部署にリストラ対象者を集めて、そこで『勝手に仕事は探せ。探せないなら会社を辞めろ』というのはヒドイじゃないか!そんなこと許されない!」と思っている方も決して少なくないでしょう。

でも・・・、個人的な意見を書かせていただくならば、「労働法云々は別として、そんなもんなんも実のある仕事をしてこなかったクセに、給料だけもらおうなんて調子よすぎるやろ?給料に見合うだけの成果を出すか、自分で自分の仕事探してこいよ。それができないんなら、会社辞めろよ。」と思いますねぇ、素直に。

確かにこのソニーの記事だけ読んでいれば、ソニーがとても社員にとってヒドイ会社のように見えてしまいます。しかし、それはこの記事がリストラ対象となっている社員の側から書かれた記事だから。例えは悪いですが、死刑囚が「私は今まさに権力によって殺されようとしている。こんなヒドイことってあるのか?」と訴えているのを、死刑囚の側にだけ立った目線から記事を書いているようなもの。

しかし、事実は違うでしょう?なんで死刑囚は死刑になったの?自分の命を権力によって奪われなければならないようなヒドイ殺人事件を起こしたから死刑囚になったんじゃないの?じゃあ誰に責任があるの?死刑囚自身にその原因と責任があるんじゃないの?ってことですよねぇ。

厳しい言い方をすれば、リストラ対象になる社員だって、同じことですよ。そんなもん、若い頃から会社の利益を考え、会社の利益を伸ばすために働いてきていればリストラ対象になんかならないでしょう?あなたはなんでリストラ対象になったんですか?それはあなたが所属していた部署であなたの成績が一番悪かったから、あるいはあなたが上司の期待に添う仕事をほとんどしてこなかったからなんじゃないですか?

この記事を読んでいても、リストラ対象となる社員の自己反省の弁はまったく出てこないですよね。でも、そんなの絶対おかしいんですよ。リストラ対象となる社員には、リストラされるだけの理由が必ずあるんです。だってそこを記事にしなければ、読んでる人は本当のリストラの理由が分からないじゃないですか。リストラされる理由がわからなければ、若い人などは同じような間違いを犯して、将来会社のリストラ対象者にリストアップされちゃうかも知れないじゃないですか。

それは不親切ですよね、記事として。明らかに片手落ちです。いろんな会社経営者や、大企業の人事部の担当者などから聞いた話によれば、世の中には明らかに会社の役に立たない社員っているんですよ。それもどれほど注意やアドバイスをしてもまったく会社の役に立とうとしないで、自分の権利や都合ばかりを主張して期待どおりの仕事をしないヤツが。

それはどんな大企業にも必ずいるんです。もちろんソニーにも。100人社員がいれば、100人とも優秀な人間が集まっている会社なんて世の中には絶対にないんです。で、今の労働法ではいったん正社員として雇ってしまうと、どんなに出来の悪い社員であってもクビにすることなんてできないんです。アメリカなんかでは簡単に会社の都合でクビにできるのに、日本では絶対に会社都合のクビってできないんです。

そうすると、どうするか?上司や人事担当者は、そんな出来の悪い社員と面談して、悪いところを直してもらおうと努力します。それでも改善されないようなら、それとなく自主退職を行うようほのめかします。しかし、それでも辞めないようであれば、会社がその出来の悪い社員を「一生面倒みるしかない」ということにしかならないのだそうです。

それって、普通に考えておかしいでしょう、労働法云々は別にして考えれば。だってどう考えても理に適ってない話じゃないですか。全然期待どおりに働かない社員を、なんで雇い続ける必要があるんですか?他の社員からみれば、その役に立たない社員の給料分まで自分達が稼がなきゃいけないんですよ?普通に考えれば、まったく会社の役に立たない社員はクビにするのが当たり前でしょう?

私たち中小の世界ではちょっと話は違いますよ。解雇予告手当を払えば、きっとほとんどの場合役に立たない社員を辞めさせることは可能だと思います。でも、大企業では組合とかもありますから、なかなかそうは簡単にいかないんですよね。会社はどんなに役に立たない社員であっても、いったん正社員として雇ってしまうと、本人から「辞めたい」と言わない限り定年まで面倒をみなければならないワケです。

それもそれで理不尽だと思いません?だから企業経営者とのつながりが強い安倍政権になってからは、労働法の見直しをしようという論議が何度も浮上するのだろうと思います。わたしはそれも当然の話だと思いますね。私自身、大企業にいましたが、自分が会社の期待どおりに働いている社員かどうかということは常に自分で自問自答しなければいけませんよねぇ。

自分が会社の役に立ってないな、あるいは会社から評価されている社員じゃないな、と思ったら、早めに自分自身で対策をとらないとねぇ。もっと評価が上がるように、心入れ替えて仕事をするか、あるいは将来リストラされることを見越して転職するなり自分でできる仕事をみつけるか、そのようなことをしていかないとねぇ。

そういったこともまったく考えないで、脳天気に好き勝手に社内で働き(働いていたのか働いていなかったのかはわかりませんけど)、好き勝手に振る舞ってきたから、歳とってリストラ対象者にピックアップされて姥捨て山に移動させられたんじゃないですか?それでもクビにされないで(理由は、クビにできないから)、その歳になるまで給料をもらい続けられただけでも、アメリカなどと比べればマシじゃないですか。本来感謝して欲しいくらいですよね?

どうです?こんな話を読むと「そんな厳しいこと書かなくてもエエやないか」と思われますか?(笑) でも税理士さんでも他人を従業員として雇っている方も大勢いると思いますが、そんな方からみたら頷ける部分もたくさんありませんか?被雇用者の立場と雇用者の立場って、ハッキリ言って正反対ですからね。世間一般は被雇用者がほとんどですから、雇われる立場からものごとを語りたがりますが、しかし立場を変えて雇う側からみてみれば、まったく正反対の意見だって出てくるはずなんですよね。

確かに今までの日本は、いったん会社に入れば、まるでぬるま湯のように居心地よく定年まで居させてくれたのかもしれません。しかし、グローバル競争や不況の影響もあって、なかなかそうとばかり言えなくなってきていることを、日本のサラリーマンたちはそろそろ理解するべきです。労働法のせいで会社が直接クビを申し渡すことができない代わりに、仕事ができない社員は社内で厳しい状況におかれる可能性があることくらいは最初から承知して仕事すべきじゃないでしょうか?

そんな甘っちょろい意識しか持っていないで日々働いているから、日本の企業は競争力が落ち、そして儲からなくなったのではないでしょうか?楽しく仕事ができれば、それはそれに越したことはありませんが、しかし、仕事ってお金を稼ぐためのものなのですから、本来厳しいものです。他人からお金を貰って自分の生活を成り立たせるのが「仕事」ですからね。

そういう仕事の「原点」について、もう少し真剣に考えなければならないサラリーマンが日本には多いんじゃないでしょうか?

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