税理士もりりのひとりごと

税理士もりりがぶつぶつと日ごろの出来事についてひとりごとを綴っていきます





  税理士もりりのひとりごとのナビゲーター   トップページ > 経営・ビジネス > 社長が満足な給料を取れてから従業員を雇いなさい!  

社長が満足な給料を取れてから従業員を雇いなさい!

2014 - 04/07 [Mon] - 00:42

自分自身がそろそろ人を雇わないとならない状態になってきたので実感できるのですが、経営者が人を雇おうと思っても、自分が満足いく給料をもらってなければ絶対に雇っちゃダメですね。

事業を立ち上げた経営者が人を雇うための基本的な考え方は、「そこそこ儲かるようになってきたけど、このまま仕事が増えたら手が回らなくて客に迷惑をかける。じゃあ、少し手伝ってもらうか。」だと思いますね。

そのプロセスを経ないで人を雇ってしまうと、結局全てがうまく回っていっていない気がするんですよね。経営者が満足に稼ぎ、そしてその余裕のあるお金を少し我慢して人を雇うからこそ、お互いにそこそこの収入を得ることができて、しかも借り入れに頼らないで済むと思うんです。

逆の言い方をすれば、人を雇って自分の手取りが生活に支障をきたすくらい減るとか、借り入れを起こさないと自分の生活ができないような場合には、まだ人を雇える段階ではないと思うんですよね。あるいは、人を雇わないといけないほど忙しいんだけど、人を雇った途端に自分の生活がガタガタになってしまうのであれば、事業の進め方とか、価格設定などを見直すのが先じゃないかと思うんです。

自分一人でそこそこ稼ぐことができない事業であれば、他人を雇ってしまうと相乗効果で大きな成果が得られる確率よりも、共倒れでお互いが苦しくなってしまう確率のほうが高い気がするんです。結局のところ、事業としても半人前だし、経営者としても半人前なのだと思うのです。厳しい言い方かもしれませんが、他人の人生を背負い込めるほどの事業のレベルでも、経営者のレベルでもない、ということだと思うんです。

関与先などを見ていても、人を入れて苦しくなっている関与先ってそういうことなんじゃないかな、と思うわけです。事業を一気に飛躍させようと人を雇うわけですが、結局は期待したほど業績も上がらず、利益も出ず、そして資金繰りが苦しくなって満足な給料が得られないので従業員が定着しない、という状況になってる気がするのです。

そういう場合は、一旦事業の見直しをして、従業員を雇っても利益が出る事業なのかどうかを客観的に見極めるべきだと思うんです。で、従業員を雇うべきレベルに事業が到達していない、と判断されれば、従業員の削減もやむなしだと思うんです。

大体どんな事業をしていても、事業の屋台骨を揺るがしかねない問題は人の問題なんです。それも、抱えるべきではない人員を抱えてしまって資金繰りを圧迫しているケースがほとんどなんです。

もちろん、事業立ち上げ当初から誰かに手伝ってもらわないとできない事業というものはあります。しかしそれにしても起業当初から満足な給料を支払えるだけの資金繰り状態にあることはほとんどないので、従業員に給料を支払うために経営者が自分の給料を我慢したり、外部から運営資金を借りなければならなくなります。

ですから、基本的には、経営者は自分が満足できる収入を得られていない限り、他人を雇うべきではないと思いますね。そもそも自分の稼ぎを自分一人で稼ぐ能力がないにもかかわらず、他人を雇って、そいつに稼いでもらおうと思ってること自体が間違いですからね。前にも書きましたとおり、事業って、経営者の器や能力のとおりにしか発展しないんです。経営者のレベルを超えて事業が成長することなんてありえないんです。

世の中には確かに色んな経営理論や、経営者のための勉強会や啓発セミナーなんてものがあります。そういうものをかじると、自分もできるんじゃないかと思う気持ちもよくわかります。しかし、現実は経営者の能力、度量が全てだと言ってもよいと思います。経営者は常に自分の能力を過大評価することなく、謙虚な姿勢で自分の事業を冷静に見極めることができることが何よりも大切だと思いますね。

その経営者の能力を示す成績表が毎年の決算書です。その決算書が良くないのであれば、それは経営者として良い成績が修められていない、ということなのですから、それは素直に事実を受入れるべきだと思いますね。

関連記事

トラックバック

http://moriri12345.blog13.fc2.com/tb.php/1956-9a8cec88

 | HOME | 






プロフィール

もりり

Author:もりり
当ブログにお越しいただきありがとうございます、税理士のもりりです。のんびりと、時々辛辣に日々感じたいろいろなことを自由に書いていきたいと思います。

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード